希望屋 ~ren_ka ci=set~

twitterは @renka76139925 です。

ダブルクロス・リプレイ・トワイライト

2006年09月22日 20時41分18秒 | └TRPGリプレイ

「ゼーガペイン」レビューへの多くのトラックバック、毎度ありがとうございます。ren.です。

MAGIUS強化週間は、ただいま「MAGIUS SHOOTING」のルールをまとめていますので小休止。明日、最後のテストプレイと調整を行いますので、来週には公開できるかと。
にしても、やっぱりMAGIUSはいいTRPGシステムです。

TRPGといえば「ダブルクロス」(うまく話題をつなげたつもり


 ● 「ダブルクロス・リプレイ・トワイライト 東邦の快男児」
         田中天/F.E.A.R. /富士見ドラゴンブック

「ダブルクロス」といえば、学園サイキックアクションモノというイメージ。「ダブルクロス・リプレイ」「同オリジン」もそういう風情でした。
「ヴァリアント」は、そこに別の世界観を取り入れた、新しい試みでした。

「トワイライトも」、第2次世界大戦以前のヨーロッパを舞台に、私も大好きな心霊科学をフィーチャーした冒険活劇モノという、また新たな雰囲気を持つ作品です。

さて、TRPGリプレイといえば、「ソードワールド・リプレイ」以来、さまざまな作品が発表されてきました。しかし、どれもゲームの雰囲気やルールを示す方向のため、GMよりもプレイヤーにスポットライトが当たったものがほとんどです。
「へっぽこーず」では、新米GMのつぶやきもありましたが、どちらかというとGMは、TRPGにおいて日陰者。

しかし「トワイライトは違います。ぶっちゃけ、PLよりもGMのほうが目立ちまくっています!!(w

それもそのはず、GMと執筆は、TRPG業界の奇怪生物、ダブクロなど多くのリプレイで怪演を魅せてきた田中天(たかし)!!

PL陣もクレバー矢野氏をはじめ、皆さんが濃いキャラクターを作っていますが、全部NPCに喰われてます(w
あ、ちなみに、8○1的にはフィンが大人気のようです。私も右に倣う(を

イラストは、しろー大野氏。私にとっては「サムライスピリッツ 武士道列伝」のビジュアル以来。それ以前は、やっぱりヤコペッティかな(w

それにしても、PL、GMの知識量は凄い。今までのリプレイの脚注はエフェクトの説明欄でしたが、今回は近代ヨーロッパと心霊科学の豆知識集の様相。ためになるなぁ(w

ところで、読んでいると「インディ・ジョーンズ」よりも「ロマンシングストーン」、「ルパンIII世」よりも「快刀乱麻」、「天空の城ラピュタ」よりも「バルテュス ティアの輝き」を思い出すんですが、こんな私は楽しむ資格がありますか、天さん(w

……天さんたちって、20代後半なのかぁ……そうかぁ。


 ● 「軽井沢シンドロームSPROUT 7巻(完)」
         たがみよしひさ/ヤングチャンピオンコミックス

私はたがみ作品を全て所持しています。兄弟の小山田いく作品も。
なので「軽井沢シンドローム」(1982作品)からの付き合い。・・・・・・そりゃ、歳も取るわな(w

そのため、今回は……キツかった。

漫画家の絵が、次第に変わっていくのは仕方がないもの。ファンは、その時々の絵を楽しむのが慣わし、ですが……

   紀子(ノン)がっ!紀子がぁっ!!

最近の「ひらめ顔」には慣れたつもりでしたが、他の「軽シン」レギュラーに比べて、デザインがまったく変わっていないため、違和感が凄い。なまじ好きなキャラだっただけにショック。

しかし、ラストに耕平が、ロスの薫平の元にMB(ジープ)を送ったシーンは、かなりぐっと来るものがありました。あのMBには、耕平のさまざまな想いが込められていますからねぇ。スカピン(ピンクのスカッシュ)は載っていないのかな(w

ともかく、これでSPROUTも完結。
初めの頃は「軽シンの正当続編かぁ……思い出は思い出にしておきたいなぁ」とか思っていましたが、相変わらずの"たがみ節"が、懐かしかったり嬉しかったり。

たがみ氏は近年、身体と心をずいぶん病んでしまったようで、巻末の通院レポートには、ファンとしては心苦しく感じました。
次の作品まで、どうかご養生ください。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ゼーガペイン #25 「舞浜の... | トップ | オリジナルTRPG 「MAGIUS SHO... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

└TRPGリプレイ」カテゴリの最新記事