希望屋 ~ren_ka ci=set~

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ゼーガペイン #25 「舞浜の空は青いか」

2006年09月21日 21時10分46秒 | ▼映像作品・番組
「MAGIUS SHOOTING」のルールをまとめているren.です。興に乗ってしまい、眠くなりません(w

さて、木曜日は「ゼーガペイン」。
ついに佳境です。驚きの展開が十重二十重。


ルーシェン「メイウー……ありがとう」

まず前回、キスという衝撃のシーンのあったルーシェン。メイウーと共にガルダごと爆散したかに思われましたが、シマ猫の力で、舞浜サーバーへと転移され無事でした。

とはいえ、二人ともドライダメージで身体は消滅しかかり、おそらくウェットダメージで昏睡状態。
クロシオとイリエも、舞浜を守るためにハードダメージを受けました。これで、ブリッジ要員は全員手負い。

それにしても、舞浜で見せたセレブラント達のプロテクトシェード(違)は、ちょっと驚きましたね。まあ、舞浜はデータの世界ですから、セレブラントはそうしたものを具象化できるのでしょう。


リチェルカII「簡単に言うとぉ、私達、のっとられちゃいましたぁ!」

オケアノスごとナーガに乗っ取られたAI達。IIになって冷徹になったフォセッタも、IIIになって明るい性格を取り戻しました……が、今は敵。
先週まで私達視聴者も、AI達のキャラクター性に惹かれていましたから、この豹変はむかつくやら哀しいやら……ナーガ許すべからず!

こういう展開は、脚本の掌の上で踊らされていることはわかっていますが、憎い演出ですね。私もいつか使おう(を


アビス「消す……全てを」

ナーガの意思によって、AI達がオケアノスの対幻体エイリアスによって、舞浜へと転送されたマインディエ。街を、人(幻体)を破壊していきます。次々と消されていく、思い出の場所。

どうでもいいけど、空を割って現れるのは流行なのかねぇ、バキシム(w

ところで、アルティールを舞浜に送ったときですが、「ダウンロード」じゃなくて、「アップロード」じゃないんでしょうか。

ともかく、アルティールは舞浜に降り立ちます。

カミナギ「大切な場所を」
キョウ「壊すやつは許せねぇ!」

アルティールの中にいる彼らを見て驚くカワグチ達。避難せずに、"友達"のあとを追います。


フォセッタIII「飲み込んだ量子データを、苦痛の無い形に書き換えるためのオートマトン」

私も詳しくは無いですが、オートマトンとは、簡単にいえば計算機を計算する計算機。量子オートマトンという機械が実際にあります。

なるほど。デフテラ領域とは、苦痛というものを理解できないナーガが、「理解できないなら無くしちゃおう」と考えた結果だったんですね。

苦痛を理解できないよう進化した生物が生んだ、独自の生態系とは、どんな世界なのでしょうか。元野鳥の会会員としては気になります(w


クリス「ちょっと、行ってくるわ」

オケアノスが座礁状態にあるなら、中にあるフリスベルグを取り戻せる。そう思うのは当然です。

ただ、アークとの思い出の場所である、CAFE舞浜の消滅を確認してから立ち上がったのは、死出の出でのような雰囲気を感じます。

果たして、「ひどい有様」のオケアノスに潜入し、フリスベルグを奪取します。どうやら、対侵入者排除装置は働かないようです。

でも……最後まで観るとなんだか、様子がおかしく感じるのは、私だけ?


ディータII「まだそんなところで、人間の振りをしているつもりですか。イェル Ver.4.31」

ついに明かされた、シズノの正体。
それはIAL社の量子サーバーで生まれた人工幻体。

実験体キタ━━━(゜∀゜)━━━!!!!!

まあ、想像の域を出ない正体でしたが、やはりシズノはただの幻体=人間ではなかった。つまり、リザレクションしても肉体を持つことは無い……。
う~~~ん。本当に伊東さんは私の好みをわかってらっしゃる(w

それが、今回最後のシーンに繋がるわけです。

ナーガの元を裏切り、幻体側に加担するようになった頃、シズノに記憶はなかった。初めてキョウ(転生前)に会う直前に、それを取り戻したといいます。XORでは、その辺り描かれているのかな?

ミナト「私達はいっしょに戦ってきた仲間よ!」
キョウ「そんなことぉ!……あったりめぇだぜぇぇぇぇ!!」

人工幻体だろうと、シズノはここまで、苦痛と共に人間として生きたのは確かです。


シン「ここはっ……よくない……っ」

脅威!セレブラント投石!!
セレブラントとして半覚醒したカワグチ達の投げた石は、マインディエをゆるがせます。もしかしてサーバー内じゃ、マインディエ=セレブラントくらいのパワーバランスがあるんじゃないだろうか(w

その力に、カールチューン(違)を振るわせられたシン達は逃げ出します。
その後ろから、「魂ぁ、獲ったらぁぁぁ!」とばかりに体当たりをかますアルティール。

現実と虚構の狭間、アビスとシンは散ります。お互いを求めるように差し出された手が空を切るところに、彼らが戦うためだけに生まれた、哀しい存在であったことを感じます。


キョウ「人間に戻ったそいつは、地球でリザレクションシステムを完成させるその日まで、独り、別の時間の中を生きることになる……じゃあな、カミナギ」

舞浜サーバーをアルティールに、物理的に収容するためには、一人だけを人間に戻し、手動で作業しなければならない。
ホロニックローダーじゃ、細かい作業は出来ないってことでしょうね。レイバーなら出来たんだろうけれど(w

どうしてか理由は語られていませんが、キョウがその役目に志願したようです。カミナギを残し、繰り返しのない、現実の時間の中へと旅立ちます。

キスしてグッバイ……やはり、この作品においてのキスは、別れの象徴でしかないようです。

カミナギが涙と叫びと共に感情を取り戻したときには、キョウはすでに命を紡ぐ水の中。
やはりこれは、シンの与えた「ナニカ」のおかげなのでしょうか。最後までわかっていないのは、このカミナギの行方くらいですよね。


キョウ「さわれる……さわれるぜ!」

パイロットスーツのデータまで、復元できるんですね(w
ともかく、舞浜サーバーを物理的にアルティールのコクピットに収容。

シズノは人間ではないので、時の流れは関わらないのでしょうか。アルティールのウィザードシートにいます。
1/5の月の重力を利用し、コクピットに飛び上がるキョウを、手で支えようとするシズノですが、すでに"現実"の存在となったキョウには触れることが出来ません。

キョウ「行くぜ……シズノ」
シズノ「……はい」

生きた証とは、心の中にあるもの。触れ合えなくても、二人には仲間(恋人?)としての絆があります。

リザレクションによってか、過去の記憶を取り戻したキョウと、ついにヒロインの座を奪還したシズノ(w

シズノ「消されるな、この想い。忘れるな、我が痛み。……キョウ、大好きだったわ」

……だったわ?「だった」わ?!
何で過去形なのよぉぉぉ??!!

予告の映像からすると、最終回は総集編?
まあ、今回の話で、ストーリーとしては最終回でもかまわない濃さでしたけれど(w

でも、まだ地球に戻っても、デフテラ領域は侵攻中……あれ?ジフェイタスのメインサーバーを破壊すれば、止まるんじゃなかったっけ?


あぁ……泣いても笑っても、あと1回なのですねぇ。頼む!大団円を!!


追記)
なんか各所で「ホロニックローダーは実体か幻体か」みたいな疑問を持っている人が多いようです。

答えは実体。

セレブラントは幻体ですから、コクピットでは「ゼーガペイン周囲に幻体の姿を投影し、触っている感覚はフィードバックしている」状態なのだそうです。

その証拠に、廃墟のビルでアルティールから離れた時には、投影範囲を超えちゃいましたし、お花畑では花は触れなかったのに、その後の戦闘で焼け野原になりました。


追記2)
ルーシェンとメイウーを助けたのは、ナーガみたいですね。
私の早とちり。

だって、すぐ後に猫シマが出るんだもん(言い訳

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