今日は週末会がお休みなので、のんびりしましょうか。……と思っていると、たいてい不意の来客があるものです(w
季節の変わり目であるこの1週間、観続けていた番組がばたばたと最終回を迎えました。
「ネギま!?」、「おとぎ銃士 赤ずきん」、「ふしぎ星のふたご姫Gyu!」、「ウルトラマンメビウス」……今期終了予定番組で熱心に観ていたのは、この辺。
そのどれもが、ベタにベタを重ねたような展開の最終回でした(w
「ネギま!?」は、灰色に染まったアーニャの心を、友情と親愛の力で救いました。
「赤ずきん」は、哀しきエゴの化身・サンドリヨンを、新たな七賢者たちが封印しました。
「ふたご姫」は、多くの友達の応援・歌を力に変え、自らの笑顔を賭けてブラッククリスタルキングと戦いました。
「メビウス」は、圧倒的なエンペラ星人との反撃に次ぐ反撃、秘密兵器の登場、先達からのメッセージ、仲間との合体攻撃というオンパレード。
そして、どの作品、友情や絆、出会いと別れといったものが、強くこめられた幕引きでした。
これらが子供向け枠での放送番組という理由もあるでしょうが、難解で悲劇的な物語がもてはやされた昨今、ここまでベッタベタな作品が並ぶというのは気持ちがいいものです。
もちろん、そうした難解な悲劇が悪いとはいいませんが、私のように虚構には爽快感や逆転、カタルシスを求めたい者としては、それがない作品は、たいてい視聴を打ち切ってしまう傾向にあります。ま、つまりは嗜好が子供なんですね(w
「ネギま!?」25話のレビューで「ベタはベター」なんて駄洒落を言いました。30点もくれた紅葉橋律乃介さん、ありがとう(w
今回のエントリータイトルは、改めてその気持ちを強くした表れです。
ベタであるほどメッセージは単純明快で、人の心をつかむ力は強くなります。子供番組ならば、なおさらわかりやすい展開が好まれます。
子供だまし?ご都合主義?そもそも子供番組を観ているのは、こちらです(w
所詮、ドラマはエンターテイメント。人に観てもらうための作品は、楽しんでもらってなんぼで作られているものです。
作り手の独りよがりではいけないですし、せっかく楽しみにしてくれている人を不快にさせてはいけません。子供が見る作品ならば、大人になるまで心の糧に出来る作品を作るべきです。
……私も気をつけなきゃ。
たとえ私生活でむしゃくしゃしていようが、それをブログで言葉にのせないようにしなくては。気に入らないものを見てしまっても、批評と批判を取り違えないようにしなくては……自戒することしきりです。
とかいいつつ、同人誌で読者や衛藤君の気持ちを読まず、好き勝手にショタホモマンガ描いてちゃだめか(w