希望屋 ~ren_ka ci=set~

twitterは @renka76139925 です。

'07F1 第15戦 日本GP 決勝

2007年09月30日 15時57分30秒 | └F1
昨夜は日本ハムがリーグ優勝連覇を果たした北海道から、ren.です。

友人達曰く「去年は新庄、今年はヒルマンとユキオを"生贄"にすることで、流れを作ったんだな」……M;tGかよっ!(w


さぁさぁ、いよいよF1日本GPは決勝日ですよ。

どうも、昨日の富士SWは大変なことになっていたようで……。

うーむ……これは多分、FIA側から厳重注意を受ける予感。いくら今年が30年ぶりの開催で、体制的に不慣れなことがあったんだとしても、それはいいわけになりませんよね。左近とバリチェロの接触における、マーシャルの位置問題についてもありますし。

ともかく、現地に観戦に行った方は、本当にお疲れ様でした。
天気予報を見ると、やはり今日も雨気温は20度前後といった気象条件のようですね。今も現地で観戦している方は、お身体に気をつけて楽しんでくださいね。

では私も、ここからリアルタイム観戦レビューを書いていこうと思います。



*** 12:55
気温は15度ですか。昨日ほどではないようですが、フルウェット状態
昨日はあの状態でも、富士SWのヘリパイロットは「飛べる」と判断したとか。

*** 13:15
河村隆一が「君が代」を歌っていましたが、スカパー!では今宮さんの分析が続いています(w

*** 13;23
なんか、羽田元首相が来てませんでしたか?

*** 13:25
どうやらセーフティーカー先導でのスタートになりそう。

*** 13:33
セーフティーカー先導で、フォーメーションからそのままレーススタート。
かなりの雨量で低速でもウォータースクリーンがすごいです。

*** 13:54
nice safetycar.状態(w
SC先導のまますでに10周。一度赤旗で中断した方がいいのでは。
どうやら今現在もまだ、サーキットに向かうバスの中の方もいらっしゃるようです……。

*** 14:04
フェラーリはここでガソリン満タンにしてしまう作戦のよう。
また、今回からロリポップマンを廃して、ぶら下げ型の表示機を使用しています。

*** 14:10
マッサにドライブスルーペナルティ。SCスタートのルールを間違えていたようです。
でも、この状況じゃペナにはなりませんね(w

*** 14:13
SCがはずれて、ようやくレース開始。でも、走れるのかな……。

*** 14:14
……って案の定、我らがブルツがスリップして、マッサに接触。ブルツ、リタイヤ……orz

*** 14:18
ホンダのバトン、Sアグリの琢磨……次々と接触でウィングを壊す車が増えています。

*** 14:19
琢磨が漏れたガソリンに火がついた状態でスタート!すぐに鎮火しましたが、ヒヤッとしました。

*** 14:36
アロンソがトラブルでスローダウン?ハイドフェルド以降、次々と抜かれています。
直後にハミルトンがハイドフェルドと接触してスピン。ハミルトンも調子を崩し始めた?

*** 14:44
アロンソが車体右側に大きな破損
クビサにドライブスルーペナルティの勧告。

*** 14:45
ライコネンが緊急ピット。これでトップ争いからは脱落決定。

*** 14:48
アロンソがヘアピンで単独スピンからクラッシュ、リタイヤ!SC導入。

*** 14:57
2番手を走っていたウェバーがSC中にスローダウン、脇に止めてリタイヤ。ベッテルと激しく接触した模様。
ベッテル、ピットに戻ってリタイヤ……ヘルメットのまま号泣

*** 15:03
我らがロズベルグがコースアウト、スローダウン?!ピットに戻った。
……その後、いつの間にかリタイヤしていました。ウィリアムズ終了orz

*** 15:11
ラルフ、ガレージに入ってしまいました。終盤に復帰できたようですけれど。
デビッドソンがコース脇に停止、リタイヤ。車体右側を破損しています。

*** 15:17
マッサが緊急ピット!タイヤになにか問題?
ライコネンがものすごい勢いで追い上げています。
……チームオーダーくさいなぁ(w

*** 15:21
ライコネン、猛プッシュ。コースオーバーも厭わず!!

*** 15:29
ハイドフェルドにトラブル、コース脇に止めリタイヤ
コバライネンvsライコネンの"ネンネン対決"が熱い!!

*** 15:31
ハミルトンがトップチェッカー
マッサ、クビサをデッドヒートで下し逆転!!
バトン、コース脇に止めてリタイヤ


トップスリーは
1位 ハミルトン
2位 コバライネン
3位 ライコネン

ついに今年注目のルーキー2人が並び立ちました。
表彰台に上る前に、明るく談笑する姿が見られました。

その次世代に続いて、猛追を魅せたライコネン。
思えば彼も、ミカ・ハッキネンの次の次世代格でしたよね。なんだか感慨深いなぁ。

ハミルトンのワールドチャンピオンはほぼ確定ですが、まだアロンソにもライコネンにも、数字上は可能性があります。

以下、結果はこちら
左近はくるくるスピンを繰り返していましたが、なかなかの結果ですね。
琢磨はやっぱり、セッティングに苦しんだかなぁ。


色々と心配や波乱もあった富士SWでしたが、大変熱い戦いを見ることができて面白いレースでした。実際、もし晴れていたらこのレースが見られなかったかもしれませんし、なんとも複雑です(w

今回印象的だったのは、やはりクリスチャン・ベッテル
SCのために一時はラップリーダーを務め、この荒れたレース展開なら表彰台に上れていた(?)のに、文字通り涙のリタイヤでした。まあ、追突は彼の不注意っぽいですがね。
でも、号泣する後姿に……萌えた(w

そのほか、本当に1対1のバトルが続出しました。
やはりF1の一番の魅力は、こうした見て分かる競り合いですよね。

いや、それにしても本当に面白かった。


次回は中国GP。すぐ次の週末をお楽しみに。
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'07F1 第15戦 日本GP 2日目

2007年09月29日 20時56分25秒 | └F1
鼻水がズビズバ~ パパパヤ~♪やめてけ~れゲバケバ


札幌も朝方、土砂降りでしたが、F1日本GP2日目の富士スピードウェイは、雨と言うより雨雲の中。ひどいときは雨煙で10mも見えないのではなかったでしょうか。

おかげで午前中のフリー走行3回目では、緊急の際にヘリコプターが飛べないという理由で、ディレイにディレイが重ねられ、結局5分ほどしか走れずにキャンセルに。
レインのセッティングを試せなかったチームがほとんどで、かなり厳しい状態になりました。

おかげでスカパー!フジテレビ721では、小倉茂徳さんによる独演会状態。なかなか興味深い話が聞けました。たとえばこんな話。

前述のヘリコプターの話ですが、F1でこのレギュレーションが確定されたのは、奇しくも'76、'77年の富士スピードウェイでのGP開催時だったそうです。

今年フェラーリが着け始めたホイールカバーですが、やはりかなり効果があるらしいです。ドライバーが実際に運転すると、歴然の差を感じるとか。これは来年以降のトレンドとなりそうです。
なおフェラーリ、トヨタ、ウィリアムズ、トロ・ロッソが装着していますが、それぞれ整流用の切れ込みの位置や形が違うそうです。気にして見ましょうか。


さて、午後の予選セッションは、まだ霧が残る中、無事実施されました。
今宮さん曰く、「まだヘリが飛べる天気とは思えないから、レギュレーション違反ではないか」とのことでしたが。

Q1で不調に見えたマクラーレンのハミルトンが、僚友(と書いてライバル)のアロンソを押さえてハンガリーGP以来のPP。
セカンドローはフェラーリのライコネンマッサ。おなじみの4人が案の定上位を占めました。

我らがウィリアムズのロズベルグは予選6位!本家トヨタのトゥルーリラルフがQ2落ちですし、トヨタのホームGPとして心中如何許り(w
しかし、エンジン交換のペナルティで、グリッドは16番手となってしまいます……orz。
なお残念ながらブルツはQ1落ち、18位。

それにしてもロズベルグ……本当に雨乞いのダンスをして見せほしい(w お茶目さん。


その他のジャパンパワー。
ホンダのバトンが7位の快挙。バリチェロはQ1落ちの17位でした。ちなみに今回のホンダ地球号は、日本が中心のデザインになってます(w

Sアグリ勢はデビッドソンが19位、琢磨は21位。
琢磨は重量測定に呼ばれてしまったんですね。フリー走行のとき、ほとんどのドライバーが車を降りてリラックスしていた中、じっとヘルメット装着のままコクピットでまんじりとしている姿が印象的でした。

スパイカーの左近は最後尾22位。
Q1ではラルフとクラッシュ。シケインでの接触なので、どちらかだけを責めるわけにもいかなそうですが。


明日の決勝も、天候はあいにくの雨となりそうです。
現地で観戦する方は、お風邪など召しませんように。

明日の当ブログは、TV観戦しながらのリアルタイム更新の予定ですので、F1に興味のある方は覗いてみてくださいな。
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'07F1 第15戦 日本GP 1日目

2007年09月28日 22時16分40秒 | └F1

すっかり鼻風邪のren.です。……なんか、年から年中風邪か片頭痛のように思われそうですね(w


さぁ、この週末はF1日本GP。今日から3日間の日程です。

富士スピードウェイでは'77年に行われた最後(2回目)のF1・イン・ジャパンでは、クラッシュしたレースカーが客席に飛び込み観客が死亡するという、日本のモータースポーツシーンにおいてある意味象徴的な出来事が起きました。

今年はそれから30年ぶりの開催ということで、このコースを実際にレースで走ったことがあるのはバリチェロのみという状態。琢磨は学生時代に自転車で走ったことがあるようですけれど(w
しかし、改修されてしまっているので、実質的に誰一人走ったことのないサーキットということになるのでしょうか。


スカパー!フジテレビ721では日本GPに限って。金曜フリー走行から決勝までの全てを放送中(他のレースは土曜フリー走行から決勝まで)。興味深い走りをじっくりと観ることができます。

特に、金曜フリー走行2回目は毎年恒例の、「川井&土屋の無軌道実況 アナウンサー抜き風味」が観れるのが(聞ける)魅力的(w 今年も奮った実況が90分楽しめましたよ。ニコ動アカウントのある方は、こちらで一部観られます。
「古いかみさんが帰ってきたようなもの」とか「あんな慰謝料は払えない」とか、川井ちゃんの言葉に土屋さんが絶句していましたが……離婚したとか?


フリー走行では、スパイカーの山本左近がスピン。切り替えしてスピンターンしたところをホンダのバリチェロがかすめ、左近のマシンのウィングが破損するシーンも。ピットまではぶら下がっていたのですが、停まる際に遠心力で吹っ飛んでました。
F1GPニュースによると、ちょうど坂の頂に当たる場所でお互いの姿を確認できず、また事故を知らせるイエローフラッグが逆の場所で出ていたとバリチェロは話しているとのこと。

残念なのは、我らがウィリアムズのロズベルグ
エンジン交換のために10グリッド降格の処分だそうです……orz まあ、安全に走るためですし、調子のいいエンジンに変えたなら追い上げてくれるでしょう。期待してます!
ちなみに、川井ちゃん曰く、ロズベルグの父親ケケは、"フィンランド版 土屋圭市"だそうな(謎


明日の土曜フリー走行と予選も、今回はレビューしますね。

……もう土曜の「地球へ…」は無いんだよなぁ。心ぽっかり(w

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カワンチャさん/MAGI×ES

2007年09月27日 17時34分50秒 | └竹本泉

喉から血が出ているren.です。
どうも、空気の乾燥か何かで切れてしまったようです。風邪気味なのもあるのかな。

それで安静にしていたのですが、空気の入れ替えに部屋の窓を開けると、目の前に……

ムクドリの群れ。その数、約80羽。
ちょっと驚いた(w


で、積んでいた本を寝床で崩していたわけですよ。

 ●となりのカワンチャさん 月見里 中/芳文社KRコミックス

「まんがタイムきらら」で先日まで連載していた作品。

本当に不思議な作品なんですよね。正直、絵の上手さもありませんし、4コマまんがの構成も並なのですが、そのゆるさが癖になってしまうというか。和むというか。

ネパールの病魔(カワンチャさん)やら、奄美の妖怪(カタキラウワ)やら、ギリシャ神話の怪物(キュクロプス)やら、マイナーなところを使ったのは、読者にとっては"よくわかんないけど不思議な存在"というイメージを増幅させるのに、一役買った仕掛けだと思います。
……単に作者の趣味なのかもしれませんが(w

口絵カラーの描き下ろしで、カワンチャさんとさやかの出会いが初めて描かれました。
カワンチャさんが魔界の姫であることは、連載でも触れられていましたが……さやかが一人暮らしなのはどうしてだろうとは思っていましたけれど、ねぇ。ちょっと、知らなかったほうがよかったかな、と……。

単行本化で気に入ったのは、これ。

③の絵がいいんだわぁ。


 ●MAGI×ES(マギエス) 魔法小路の少年少女 1巻
                       
竹本泉/MFコミックス

実は彩色を間違えている制服(あとがき参照

竹本泉作品では「あんみつ姫」以来の原案付き作品。
謎の原案協力者、御船よいち氏とは、いったい何者なのでしょうか。

イギリス・グロースター学院 演劇科に偽装された魔法使いの秘密学校を舞台に、"呪唱力はあるけど魔力が細い"ポリンと"魔力キャパは高いのに呪唱が下手"なアリサの身の回りを描くファンタジーストーリー。

ちなみに、ポリンは「ティルトウェイトが唱えられるのにMPが全然足りない」、アリサは「MP MAXなのに初期魔法しかつかえない」と例えられています(w

連載前の情報だと、魔法使いの少女達vs超能力者の少年達という図式が繰り広げられるようだったのですが、今のところはそんなきな臭さは無し。
それにしても、このシチュで「く○いむ○モン part.8 スー○ー・バー○ン」を想像した人は、結構多いんじゃなかろうか(いや無い

ここしばらくの竹本作品は、ストーリー性の弱いモノが多かったので、ファンの間でも期待が高まっている「マギエス」。
ストーリーや設定も、原案者がいることもあってかなり深く練りこまれている様子。
今後、竹本始めにお勧めされそうな作品です。興味を魅かれた方は、ぜひ。

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まんが4コマKINGSぱれっと 11月号

2007年09月26日 22時13分58秒 | └4コマ漫画誌

買ってきたren.です。
この夏、ちょいとあったどうでしょうですが、本日の日記によると

最後に。

このたびはDVDお買い上げありがとうございました。

今後もDVDは「すべての企画を網羅する」ことを目指して編集を続けます。「すべて」です。

どうぞ、ご安心ください。

ということですので、「原付西日本制覇」もパッケージ化されそうですね。良かった良かった。


 ● 「まんがぱれっと」 2007/11月号

表紙はCD付単行本も決まった「ソーダ屋のソーダさん」……左手の指がおかしいぞ(w

毎度注目している(せざるを得ない)ハシラアオリは、今月はおとなしめ?

「すこあら!」三ツ雪柚菜

新鮮さや驚きがないんですよね。単にRPGやSTGという土台に、複雑な追加要素を載せただけのゲームばかりになってしまっていて。
なお、このゲーム評は内容にはまったく関係がありません(w

「ソーダ屋のソーダさん」湖西晶

単行本情報(1巻完結)からして、どうやらそろそろ最終回です。
なつめについての真実(?)が語られ、かなり重たい展開に。
つか、この後の斎田に押し倒された沙和さんの表情が、真に迫ってて怖い。

「ざっちゃん」くろがねぎん
内容は普通にギャグマンがなのですが、この台詞のおかげでかなりきつく感じます。

そうなんだよね……外野の優しい言葉なんて、気休めにもならないんだよね(なにかあったらしい
それにしても、前園は懐かしいけど、そろそろわからない世代も出てくるんじゃなかろうか(w

「ちろちゃん」結城心一

ちろちゃん、風邪でダウン。
それにしても、セロはどう見ても異星生物。

「パンなキッス」華原七海

かわいいなぁ、亜梨子。人買いかぁ(違

「月のイナバと地上の因幡」ZUN/あらたとしひら

ちょうど昨夜が十五夜でしたね。札幌では、月が一番高いところに昇った頃、いい具合に雲が切れて観る事ができました。

ちなみにハシラのこれは、有名なこちら
よく考えたらこのFLASH、永遠亭の連中は誰も出てないじゃないか(w

「にゃんことカイザー」珠月まや

なんつーか……本当にサイテーな漫画だっ(褒め言葉

「すてぃーるガールズ」ちざきゃ

最後には、一子さんが拉致されそうになる引き。こちらもそろそろ最終回?

今日もサツキ晴れ!」ストライク平助
こちらも全一巻が分かりましたので、最終回に向けて一直線。

どうやら、ぱれっとの最終回パターンは、ヘビー路線のようです(w

「もっと!委員長」内村かなめ

ひでぇ!!(w
ちなみに、地方によっては「馬糞(まぐそ)」って言うんだよね(なおひどい

「氷室の天地」磨伸映一郎

このタイプの有料テレビは、最近はもう絶滅状態じゃないかと思いますけれどね。後ろの配線をちょっといじるだけで、観放題になったりするんですよね。

「僕の彼女は同人腐女子」祥寺はるか
第4号以来の登場。

女装ネタを普通に見られるようになったら一人前(w

「侵略ですよ?」しんやそうきち
こちらもなんだか、ロップが実家(宇宙)に帰ってしまいそう。

謝れ!クラークに謝れ!ハイアムズに謝れ!キューブリックは「2001年」だけど謝っておけ!(w

「トラブックストア ただいま営業中」喜来ユウ
唐突に最終回。

最終回なのに新キャラが2人も出ているというところを見るに、打ち切りかな?個人的に読みやすい作品だったので、続いて欲しかったなぁ。


読み切り「ちぇりだい」真田寿庵
大学の「スポーツ観戦サークル」三人娘の物語。
そんなサークルって、本当にあるの?いや、私は大学生活ってわかんないので(w

なんだか、いわゆる萌え4コマというよりは、老練な4コマ漫画雑誌の一本という雰囲気。描き慣れているんでしょうね。


今月号は、最終回やそれをにおわすものが多いですね。なんだか寂しい……というよりも、危険な雰囲気を感じます。休刊フラグじゃないよね(w

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地球へ… 最終回を視聴して

2007年09月25日 23時46分13秒 | ▼映像作品・番組

昼頃は雷に見舞われた札幌から、ren.です。
直上で爆ぜること数回、稲妻も2度ほど観ることができて、荒天マニアとしては満足(w


さて、先週土曜日にめでたく最終回を迎えた「地球へ…」。

リアルタイム視聴では、その詰め込みっぷりによる濃さと、原作からアレンジされたポイントへの戸惑い、そして良作が大団円を迎えてしまった喪失感から、しばらく呆然としてしまい、正常な感想がもてない状態になっていました。
しかし、連休中に2度3度観直して、ようやく冷静になってきました。おかげで泣けた泣けた(w


テレビアニメ 地球へ…」の感想を語るには、どうしても「原作 地球へ…」を引き合いにして、その違いを話さなければいけません。
アニメで興味をもち、今後原作を読んでみようと思っている方は、ネタバレに気をつけてください
なんせ、私はネタバレ回避派なもので(w

 *ネタバレここから ~ ここまで*

を参考にしてください。

今回は長いぞ!原作100ページ分だ!覚悟しろ!!(w



大マザーをめぐる丁々発止

大マザーから感じる、強大なプレッシャー……。
  
なんせ大マザーは、地球のエネルギーそのものをともいえる存在となっています。

そのエネルギーによって人間の精神に直接圧力を加え、心を支配すらすることすら出来ます。
つまり一種の、人工ミュウといっても過言ではないでしょう。

アニメの大マザーも、システムとして完璧なものでないことがキースによって語られています。大マザーにとってのミュウは、S・D体制上では癌細胞でしかないのです。
  
しかし、大マザーはそのミュウの因子を排除することは出来ません。そうプログラムされているのです。

*ネタバレここから*
原作では所詮大マザーは小物。真の黒幕が他にいました。
  
S・Dの10年前に作られた、コンピューター"地球 "。
大マザーとは人格が違うため、声も違います。私はすっかり、このための若本さんだと思ってたのに(w
*ネタバレここまで*


ミュウの定義は、人類の進化の可能性。管理社会という環境でのストレス(種への圧迫)を乗り越えられるなら、その存在は偶然ではなく、確固たるものであるということです。


果たして将来、再生された地球を統べるのは人類とミュウのどちらなのか。


*ネタバレここから*

マザーが破壊された後、真に地球を再生するシステムとしての自分をどう使うのか、その判断を託す相手を、テラはミュウだと予想していたようです。

ちなみに、キースにとって学生時代の出会いは、やはり原体験のようです(w
*ネタバレここまで*


ジョミーとキースの対立
なお原作では、チャンバラはありません(w

ジョミーは、ミュウの代表として、その存在を確立したい。

そのためにはS・D体制を崩壊させなければいけない。

キースは、人類の代表として、その尊厳を守りたい。

人類は今までマザーシステムへ依存してきたわけですが、それも尊厳を傷つけるものと気づきました。

ここで双方が帰結するのは、機械の支配からの開放です。

アニメではキースが「時代遅れのシステム」と大マザーを揶揄しています。古い考えのままでは、進化した時代には対応していけないのです。


大マザーへの攻撃

 
地球そのもののエネルギーを自分のものとする大マザー。
ジョミーは仲間達の思念波を仲介することで、ついに大マザーを破壊します。


*ネタバレここから*
原作では大マザーに傷つけられていないキース。
  
そして、大マザーとの交戦でボロボロになるジョミー。
その命を奪うのは、断末魔の大マザーが最後の力で操ったキースの銃撃によるものでした。


この後、前述のテラの元に行き、その機能を停止させることを選択します。

それは、地球の再生を止めるだけではなく、星の崩壊を決定する事となります。

そしてキースも、ジョミーの残留思念によって、その役目を終えさせられます。

*ネタバレここまで*


アニメでは、今際の際にトォニィが駆けつけることが出来ました。

考えてみれば、この結末を彼は予見してました。

それは若さゆえのでたらめさだったかもしれません。
しかし、時代が移るのであれば、若者が時代を継いで作らなければいけない

それこそが「地球へ…」のテーマです。
ミュウが新しい世代の象徴ならば、これがレティシアのいう

 ミュウの力とは、伝える力

ということなのではないでしょうか。

アニメはそれを分かりやすく、ジョミーがソルジャーの地位をトォニィへと手渡すことで表現されたわけです。
原作では、かなり違った表現なのですが……それはまた後ほど、最期にばらしましょう(w


命を伝える者達

地球環境のコントロールをするユグドラシルが崩壊し、大マザーがフェイズ4を指令したことにより、未曾有の危機に陥る人類とミュウ。
  
この危機に直面し、ついには手を結びます。
ちなみに、原作ではミュウ母船・シャングリラの臨時艦長は、ナスカチルドレンのツェーレン。

人類の少女を助け、崩落に散るリオ。

ちなみにここは、地下都市から地上に向かう非常脱出口"空への階段"。

カナリアの子らとフィシスを助けた、ハーレイや長老達。

なお、カナリアの子らというファクターは、アニメオリジナルです。

アニメではカナリアの子らとともに、シャングリラへと逃れたフィシス。

彼女は残された人類のすがる、新たな女神となる器ですが、アニメではそれを否定し、であることを宣言しました。

メギドを墜とすため、艦で特攻をかけるマードックはかっこよかったですね。やっぱりこういう渋い軍人が一人はいなきゃ!
……でも、あのクラスの戦艦を一人で操艦できるものなんだろうか(w
なお、改めていうと、彼は原作にはいません。


*ネタバレここから*
原作では、全てを失ってしまったトォニィ。

ナスカチルドレンの残留思念(精神生命体?)達とともに、宇宙の果ての新天地へと向かいます。
*ネタバレここまで*


次世代の世界
アニメでは、トォニィの回想によって物語は締めくくられます。
青の間にトォニィの思い出の品が並べられ、それが人同士の繋がりを伝える力を象徴します。

なおトォニィ、ようやく「ジョミー」とグランパを呼ぶことが出来ました(w

そして、さらに時間は、地球が自然再生するほど流れます……。揺れる赤い花は、ナスカにも咲いていたものでしょうか。

*ネタバレここから*
原作のエピローグはおそらく、さらにさらに、幾百、幾千年かが過ぎた世界。

時間の流れは、人の姿すら変えてしまいます。
おそらく、宇宙中へと散り散りになった人々が、それぞれの環境に順応した姿なのでしょう。

彼らにDNAレベルで刻まれた地球への望郷の念
その中にジョミーたちやキースたちの"想い"をつなぐ少年と少女がいました。

彼らは、長い時間を経て、改めて出会ったのです。

何のため?

それは、「地球へ」向かうためです。
*ネタバレここまで*


総括

あなたはこのアニメを観て「古臭い」と感じましたか?「よくある話」と
思いましたか?
しかし「地球へ…」は'77年に連載が開始された、30年前の作品です。
その歴史は「機動戦士ガンダム」('79年)よりも古いものです。

アニメと原作には、大きな差異がありました。
ジョミーがナスカショックに陥らなかったり、キースが終盤まで自分の素性を知らなかったり、ブルーが長く命をつないだり……。

しかし、どちらもテーマは同じ。

それは、想いの意味でしょう。

経験による記憶、出会いによる感情、人との理解、自分の意思……。
人それぞれのそうしたものが、この物語では問われているのだと私は思います。

強い意思を持って生きよう。


アニメは原作の難解な部分を、うまく直感的に理解できるようにアレンジされていたと思います。最期まで感心させられました。
むしろ、原作の記憶で目を曇らせられない、アニメからのファンの方が、ストレートにメッセージを受け取れたのではないでしょうか。

原作ファンとしては、賛否分かれるところかもしれません。
私としては、スタンディングオベーションモノなのですが。アニメはエンターテイメントだよ。

……もちろん、絶賛できない部分も、もちろんありますけどね(w キースの心境の変化は、もうちょっと表に出して欲しかったなぁ。

さて、次は「風と木の詩」を(無理 ……カール、ようやく最期にしゃべったよなぁ(w



以上、半年間に渡る「テレビアニメ 地球へ…」のレビューは終了です。

ここまで読んでいただけた方、トラバを交わしてくれた方、本当にありがとうございました。私も楽しませていただきましたよ。

よろしければ、今後も「希望屋 renka ci=set」をご贔屓にいただけると、嬉しゅうございます(w

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今日のいろいろざっき

2007年09月24日 20時24分58秒 | ▼雑記
最近このゲームにはまっているren。です。
タイトルで検索すると説明や攻略も出てきますが、単純でいて奥が深い戦略ボードゲームです。ようやく8人制で勝てたよ。


今日はようやく脳内で納得がいった、アニメ「地球へ…」の総括しようと思っていたのですが、旗日ということもあって来客があって書き上げることが出来ませんでした。

なお最終回のエントリにいただいたトラックバックには、総括のエントリでも改めて、トラバ返しさせていただきます。
各所、大変楽しませていただき、また参考になりました。


というわけで、すみませんが明日に回し、今日は不在届けっていうことで(w
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地球へ… section24 「地球の緑の丘」

2007年09月22日 21時50分00秒 | ▼映像作品・番組
久々にトイザラスに行ったren.です。

昨日紹介したミクロマン素体の肩の部品が壊れているので、代わりを買ってこようと思ったのですが……もう、売ってなかったorz。あの値段と大きさで、自立するデッサン人形ってないんですよねぇ。


さて、「地球へ…」。
原作での100ページを1話でこなす、無理も道理も突き通した快挙です(w

原作ファンなら第1話を観たときに……

「あぁ、これを最期のイメージにつなげるんだ」と思ったはず。

  見事に裏切られたっ!! (w

これは完璧に、仕掛けられたミスディレクションでしたね。
というわけで、原作とは"異にして同"という展開と結末でした。個人的には満足な結末です。


ただ色々とまとめようと思うと、ちょっとこのエントリでは収まりきらなさそうなので、一度改めて記事を作り直したいと思います(w
それくらい今回は、ちょっとアニメと原作の差異が難解なのよ……。


※というわけで、こちらへどうぞ。
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今日のいろいろざっき

2007年09月21日 20時46分07秒 | ▼雑記
みくみくにしてあげる♪」(ニコ動)が耳から離れないren.です。

別に中毒になっているわけじゃないですよ。mp3は製作者さんのブログ(曲名で検索すると出てくる、ニコ動だとリンク先)にありましたよ。みっくみっくにしぃてあげる~♪ いやいや、まったく中毒じゃないですよ。今もリピートでかけながら作業しているってだけですから。多分3時間くらい聞いてますけど、中毒になることはありませんって。みっくみっくにしぃてやんよ~♪


今日の北海道は、異常な暑さでした。9月に30度超えはないわぁ。

湿度が入ってこないように部屋の二重サッシ窓を閉め切ってから、一気に冷房をかけ温度を下げた後……熱いコーヒーを飲んでました(を


昨日の絵は、ミクロマンを見ながら描いてます。

マッチョじゃない男性素体(ぶっちゃけ、ショタ素体)があればなぁ。S胸を削るしかないかなぁ。
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今日のネギま絵

2007年09月20日 19時03分13秒 | └ネギま!絵
風邪は治ったren.です。
もういい加減、室内でも半ズボンは履いてられない季節です。

昨夜は風のない雨で、まるで効果音のような雨音が聞こえていました。
ふと、以前はこういう音を録音するのが趣味だったことを思い出しました。録音機材は、ただのテレコとマイクでしたけどね。


「魔法先生ネギま!Parallel」の放送が近づいてきましたね。
ニコニコ動画でトレーラーを観ましたが、これはかなりの"本気"を感じますね。(ニコ動アカウントのある方はこちら)
なんとなく、ダークな雰囲気が漂っているところ辺り、どんな話になるのか大変楽しみ。

淡いライトと逆光、コントラストの併用なんてところは、金田監督が「牙狼」から学んだ手法でしょうか。
しかしこちらはデジカム撮影のままで、フィルム風の画面処理はしないようですね。だとすると、VFXとの兼ね合いが気になるところ

個人的には、これがきっかけで特撮が盛り上がるといいなと思っているんですけれどね。昔は毎日1つは特撮番組があったものなんですけれどねぇ。
ピンキーパンチ大逆転」みたいなトンでも特撮ドラマもたくさんありましたけど(w


先日、しずな先生役の及川奈央さんのブログで(なぜか削除されていますけれど)、ネギ役の柏幸奈さんが制服を着ている写真があったので、ドラマ化記念にこんな絵を。


麻帆良学園制服コタ
大きなサイズはこちら。でも、本当は縦3000pixで描いてるんだけどね(w

ペイントツールSAIを落として使ってみたのですが、驚異的な軽さで驚きました。普段重たいツールを使ってますからね。
しかし、いまさら新しいツールの使い方を試行錯誤する時間もなく、結局は今まで通りの、重たいComicWorksとPainterに戻ってしまいました(w
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今日のいろいろざっき

2007年09月19日 21時17分33秒 | ▼雑記
風邪で静養中のren.です。

とはいえ、こなさなきゃいけない仕事もあるので、一晩中寝てもいられないため、どうもちゃんと休めてない……。

そんなわけで……。


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今日のいろいろざっき 動画編

2007年09月18日 20時10分39秒 | ▼雑記
季節の変わり目には、決まって風邪を引くren.です。
どうも昨日からめまいがするなと思ったら、どうやら秋の風邪のようです。

そんなわけで、前回から間が空いていませんが、今日も最近観た面白動画でごまかさせてもらいます。メンゴ。



▼ジャンゴ ~さすらい~
話題(?)の映画「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」のテーマ曲。歌うはサブちゃん。
西部劇ファンで、バカ映画マニアの私としては、観にいきたいところなのですが。
ちなみに、こちらがオリジナル。
▼ジャンゴ ~続・荒野の用心棒OP
やっぱり私は、こっちの方が耳慣れてるかな。

▼組曲「クマのプ…」
「朝目新聞」でおなじみの忍の保存庫さんのパロディ漫画が元ネタ。というか、ご本人が歌詞を作られてますけれど(日記8/15参照)。
私はイーヨゥが好きだ。

▼ダライアス? (ニコニコ動画)
セガサターン「デザエモン2」で作られた「ダライアス」。現れるは、シリーズ名物ボス"グレート・シング"……なのか?(w
ちなみに、ステージ曲は「Gダライアス」の"Adam"ですね。

▼学校の先生が作った科学の教材ビデオ (ニコニコ動画)
ここ最近のニコ動では、最高の腹筋ブレーカー。文系の私には、何を教えようとしているものなのか、さっぱりわかりません(w

▼バラライカ with 阿部ダンサーズ (ニコニコ動画)
きらりん☆レボリューション」のOPである「バラライカ」は、耳に残る好曲だったのに……すっかり上書きされてしまいましたよorz。まあ、元歌のPVもなかなかにシュールではありますけれど(w

▼すごいぞ、消防車!
消防車(というか、ポンプ車)の放水の力は、一体どのくらいのものなのかがよくわかります。やっぱり働く車って、男の子のロマンだよなぁ。

※以下はニコニコ動画のみ
▼アイドルマスター てきぱきワーキンラブ
▼アイドルマスター フサフサのぷよぷよ
アイマスMAD、竹本泉2連発。どちらも竹本氏本人の作詞曲です。
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'07F1 第14戦 ベルギーGP

2007年09月17日 20時51分34秒 | └F1

週末にマウスのホイールが壊れてしまったので買い換えたren.です。

チルトホイールのものを買ってきたのですが、これはいいですね。最近はワイドが面が標準のためか、横長のサイトが多いため難儀していましたので。


3年ぶりの開催となったベルギーGP。なんと、快晴のスパ・フランコルシャン……槍でも降るのかと思った(w

結果はこちら


上位4人は、スターティンググリッド通りですね。

好調なライコネンが優勝のフェラーリが、マッサとともに1・2フィニッシュ。久しぶりにライコネンの笑顔を見た気がします(w

マクラーレンコンビは、今回もスタート直後にチームメイト同士で接触しそうになったりと、話題に事欠きません(w ハミルトンはかなり怒っているようですけれど。

スパイ問題でこのままマクラーレンの今年のコンストラクターズポイントが剥奪されたままなら、この2人の対決だけがメインということになりますね。控訴はしないようですが、来年はどうなるんでしょうか。


そして嬉しい、我らがウィリアムズのニコ・ロズベルグが6位入賞。グリッドからはひとつ落ちてしまいましたけれど。

ブルツは残念ながらリタイヤでしたが、これでとりあえず、今期の4位は磐石でしょう。プライベーターとしての最上位。去年の散々な結果が嘘のようです(w


F1最大傾斜角のオー・ルージュを要するスパ。今年のカメラの位置ではそれが際立って観えましたね。
全体的には大きな波乱はありませんでしたが、途中で注目すべきバトルがいくつかありました。

ひとつは、BMW・クビサvsルノー・コバライネン
残り5周でのバトルは盛り上がりました。結果としてコバライネンが制しましたが、やはりマシンの速さはBMWのほうが上でしょうかね。

もうひとつは、Sアグリ・琢磨vsホンダ・バトン
何度か仕掛けた後、スリップから抜き出た琢磨。バトンはその後すぐにピットリタイヤしてしまったので、最終順位としては意味がありませんでしたが、ホンダの本家を分家が制してしまうという、今年の象徴のようなバトルでした。


それにしてもSアグリは今回、スパ用のウィングが間に合わなかったというトラブルを乗り越えての両車完走。なんだか、いかにも日本のチームらしい、リカバーの結果ですね。はやぶさを思い起こしました(w

そして、ここに来てニューマシン投入で調子の出てきたスパイカー。これもインドの神秘パワーのおかげか(w
シーズン始めにカスタマーシャシー問題でもめていた両チームですが、来年から正面対決して欲しい雰囲気になってきました。トロ・ロッソももうちょっとがんばれw

プロドライブの参入もありますし、来年は下位・中堅チームが盛り上がる気配を感じます。


さあ、次回はいよいよ日本GP。30年ぶりの冨士スピードウェイです。
また今年も、リアルタイム更新するかも。

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地球へ… section23 「地球へ」

2007年09月15日 20時59分46秒 | ▼映像作品・番組
雨で片頭痛が止まらないren.です。
脳みそ取り出して、冷水で洗えたら、どんなに気持ちがいいだろう。


さて、大詰めの「地球へ…」。
ここにきて、大きく原作を覆すサプライズがありました。


「出生をコントロールしているはずのS・D体制下で、なぜミュウが生み出され続けるのか

大マザーへ疑問を投げかけるキース。

これは、キースの信念であるS・D体制の確かさへの疑問です。
この疑問を持つこと自体が、地球の再生、ひいては人間社会の秩序を守るマザーへの背信行為でもあります。

こうしたアンビバレンツが、キースの魅力なのですが、アニメではここまで表に出ることがありませんでした。原作ではナスカ事件の頃には抱いていたものだったのですがね。
  
おかげで、アニメのみの視聴者には、キースがただの悪役のように印象付けられてしまう傾向にあったのは、大変残念です。


もう一つ、キースの持つ疑問……というより、確認したいこと。

フィシスはキースにとって、遺伝子上の母です。彼女ら試験体によって、異常や不安定を改良されてきたDNAが、キースという存在です。

人類。ミュウ。人造生命……。
ここで、全ての人間(DNA)関係がはっきりとしました。

つまりアニメでは、ブルーはフィシスの子に殺されたことになります。
これはなかなか深い関係ではないでしょうかね。

アニメでは、ジョミーの絶望が描かれなかったこともあり、フィシスの魅力もほとんどみせられていないことが大変残念。おかげで出番自体も少なくなってしまっています。
  
「地球へ・・・」の作品上、彼女の存在感は大きいはずなのですが……。


さあ、ついに地球へとたどり着いたミュウ

原作では、地殻変動や気象変化は不安定ながらも、自然環境の再生が進んでいた地球ですが、アニメの地球はまるで「宇宙戦艦ヤマト」冒頭のように、赤くただれた大地に。

うーむ……まあ、現代的なアレンジかもしれませんが、これってかなり思い切った改変ですよね。
厳しい旅を続けてきたミュウの苦難が、ここで少しでも報われるというシーンであるのですから。確かに「こんなもののために」犠牲を強いてきたのは、かなり残酷な事実。

その割りに、結構アッサリと地球へと降り立ってしまったのは、なんだか拍子抜け。もしかして、サプライズを用意したのに、尺が合わなくなっちゃった?(邪推

その地上が浄化されたときに、住民となるべき子供たち……カナリヤ
カナリヤという鳥は大変繊細な種で、外的なストレスに弱く、すぐ死んでしまいます。特に毒物に対しては敏感なため、毒ガス検知に使用されることがあります。
そういう意味や比喩も、ここには含まれているのでしょうね。
ちなみにこの子供たちは、アニメオリジナル。


ミュウが地球に降り立ったことで、人類のマザーへの依存性が際立ちます。

偏見で膨らむミュウへの恐怖でおびえる民衆は、マザーの癒しを求めます。

マザーに思考だけでなく、感情すらコントロールされている人類。
それを外れているミュウの、至極まっとうな疑問と訴え。

それを理解できる立場であるキースの自嘲。


ミュウが求めるのは唯一つ。ミュウという種の生存権

長い旅の中で、ブルーがこだわった地球への思慕という鎖は断ち切られようとしています。それがジョミーの決断でした。

しかし、S・D体制は……マザーはそれを許しません。なぜでしょう……?

まあ、原作でもそれは、最後の最後までお預けだったんですけれど(w

平行線に入る会談。
ついにキースの呼び水により、ジョミーが大マザーに直接謁見することになります。

アニメ版ではキースの「……サムが死んだよ」が、大変よかった!


原作との差異に驚き、戸惑った「地球へ…」も次回、ついに最終回

個人的には、さらに大きく裏切ってくれると嬉しいのですが。それが原作モノの醍醐味だよね。


それにしても、最期に現れた大マザー。
私の目には、たがみよしひさの「GREY」のナゴシに見えました(w
  
マイナーすぎか(w
でも、この物語も「地球へ…」のイメージが強い作品です。興味のある方は最近文庫版が出たので、ぜひ。


豆知識は、ひとつだけ。

来週のタイトル「地球の緑の丘」は、ロバート・A・ハインラインのSF短編のタイトルです。そうきたかぁっ!!
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今日のいろいろざっき

2007年09月14日 20時21分10秒 | ▼雑記
マクラーレンの処分に、昨夜から複雑な心境のren.です。

たとえノーポイントでマクラーレンが参加し続けたとしても、事実上フェラーリの一強という構図になるわけで、F1の面白みが格段になくなってしまうのは間違いないでしょう。

まあ、今後おそらく控訴審でゴタゴタしていくでしょうけれど、せっかく盛り上がっている今年のポイント争いに、大きく水を差されましたね。

で、FIAさん、フェラーリさん……トヨタはいいんですか?(w



台風の接近からか、片頭痛がしていたため昼から夕方まで寝ていたのですが、起きるとクラブニンテンドーからこんなものが届いていました。


マリオのミニタオル

あぁ、そういえば先日、ポイントの有効期限が切れそうだったので、適当に注文したんでしたっけ。
クラニンを確認したら、在庫がゼロになっているから、これが最期の1セットだったのかしら(w
机の上に置いておく台拭きとして、ありがたく活用していくことにしましょう。
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