ヒゲと一緒に、にきびを剃ってしまったren.です。
血が……血が止まらねえんだよぉ……。
● 「よみきりものの… ヒトライフ」 竹本泉/ビームコミックス
表紙は表題作の主人公、カラテラ。
カラテカと読んだ人、手を上げて ノシ
ちなみに、「ものの」1巻の「コオニライフ」の続編。
前巻と違って、前シリーズ「よみきりもの」の続編という縛りは無し。
しかし、前の話からセンテンスを一つ残すというお題はそのまま。
今回の見所は、「あかいみち」。
15年前の名作「アップルパラダイス」の続編となっています。
まあ「よみきりもの」でも、何本か続編はやっていますけれど。
なにが見どころかって、当初からの腐れ縁だった京子とエミリオの仲が、格段に進んだというところです。
なんと、ついにエミリオの両親に紹介する段階に。
……まあ、多分に罠でしたが(w
ところで、作中で「ゴーン」が無いんですが、「ゴーン」が。
口絵カラーで鳴ってますけど。
変だぜ。
あと、個人的にはSF火星シリーズが多いのが嬉しい。
「指先の文字」のような、SFの必要性が無いようのが好き(w
あと、普通なら「手抜き」と叩かれそうなロケットや宇宙船のデザインが、竹本作品だと当たり前のように存在感があるところが好きですね。
それにしても、あとがきで竹本さん本人が言っているように、なんとも普通に変な話ばかり集まった本。
竹本初心者向けのようでいて、一見さんおことわりな気も(w
なお、ほぼ同じ発売日で「ルプ★さらだ」の新装版が出ていますが、それは明日にでも、手に入れたいと思っております。
あぁぁぁあぁ、財布の中がすっからかんになる……。
でも、「ブレードランナー」のDVDボックスはキャンセルしない(w