希望屋 ~ren_ka ci=set~

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ドラマ版 魔法先生 ネギま! 第5話

2007年11月06日 21時35分23秒 | └ドラマ ネギま!
祝・「宇宙船」復活! ども、ren.です。

今思えば、この雑誌の休刊の頃から、朝日ソノラマは危なかったのかもしれませんね。
同時期刊行の「特撮ニュータイプ」や「東映ヒーローMAX」がその後も安泰でいるということは、特撮誌が売れないわけではないのでしょうし。

4月復刊ということは、「ドラネギ」の掲載は微妙かな。


第5話 パッ・パラ・パパラッチ
今回の泣き番は朝倉……と思ったら、泣きのシーンはありませんでしたね。

朝倉役の近藤未穂子さんは、公式サイトでwebラジオを放送中。活剌としていて、好感度の高い役者さんです。

さて、どんな朝倉像を見せてくれるのか……。
原作の初期にもみられた、スクープ偏重記者のイメージを推し進めた、なかなかに黒い朝倉でした(w

よく「"ネギま!"はこんな暗い話じゃないだろ!」という意見を聞きますが、よくよく原作を読むと、話の根底はえらくダークな話ですよ、実際。ある意味、仇討ちの話ですし。
明るい筆致やお色気シーンに薄められて、そう感じにくくはなっていますけれどね。

それにしても、最近は妙に報道批判的なモチーフのドラマが多いような気がします。「相棒」第6シーズンスタートSPもそうでしたし、「モップガール」第4話にもそんなエピソードが。


朝倉が尊敬しているロバート・キャパは、私も尊敬する人物の一人。
代表的な写真は、「崩れ落ちる兵士」。

'36年、スペイン内戦に従軍した際に撮られた、有名な写真。
キャパは'54年、インドシナ戦争の取材中に地雷を踏み、帰らぬ人となりました。

こうした戦地や紛争地帯に潜入するカメラマンを従軍カメラマン戦争カメラマンといいますが、恐らくカメラマンの中でももっとも過酷な種類の仕事でしょう。

日本人では、映画「地雷を踏んだらサヨウナラ」のモチーフ、一之瀬泰造や、ベトナム戦争の写真でピューリッツァー賞を取った沢田教一が有名でしょうか。
どちらもカンボジアで、一之瀬はポル・ポト派により処刑、沢田は狙撃され死亡しています。

最近では、ミャンマーの反政府デモを取材中だった長井健司氏が射殺される瞬間が、ニュースで流れ衝撃を与えました。
彼の持っていたカメラを巡り、現在もミャンマー政府に対して係争が行われています。

彼らはなぜ、自らの命を危険に晒してまで、紛争の最前線に立とうとするのか。
そこにあるジャーナリズムとはなんなのか。
……難しい話になるので、ここでは省略~(w


そんなわけで、朝倉が過去の妄執から解き放たれるという内容だった、第5話。こうした過去との決別というものが、ここまで全話に共通したテーマのようですね。
"骸の王"とやらが、今後の伏線なのかどうかが気になるところ。最後に朝倉へと物が倒れたのは、超常現象めいていますしね。

骸の王を装った朝倉をネギが見破った理由が、彼女の自体や文体を覚えていたというところが、着実に出来る先生へと成長しているのを感じさせましたね。
飲んだくれてるしずな先生と対比していいのだろうか(w



さて、なぜか毎度、並行してご紹介の「かわいいジェニー」。

1/6ドールが労使交渉を続けているというシュールな展開も、差して気にならなくなってきたではないでしょうか(w
アキラが言うとおり、「放送的にも、教育的にも、スポンサー的にも問題」じゃないのか、観ている方がハラハラさせられます。

それにしても、第6回第11、12話目ともなると、声優陣もこなれてくるもの。
新アヴァンでのジェニー=野川さくらさんの激しい憤りっぷり、アキラ=小林ゆうさんのいじられ上手っぷり、なでしこ=桑谷夏子さんの真っ黒っぷりも、ずいぶんと板についてきました。

今回の脚本は浦沢さんの弟子、大和屋暁さん
師匠に負けず劣らず、なかなかに投げっぱなしのオチに驚愕するやら、安心するやら(w

DVDは全7巻。1巻目は2話収録で2940円。
以降は4話収録になるようです。いくらになるんだろう。金額によっては、何とか全巻揃えたいところなのですが。

Yahoo!動画では、8日までが問題作「宇宙人のペット」「ビーチバレー」を視聴できます。9日には次の回に進んでしまいますので、ぜひご覧ください。
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