祝・「宇宙船」復活! ども、ren.です。
今思えば、この雑誌の休刊の頃から、朝日ソノラマは危なかったのかもしれませんね。
同時期刊行の「特撮ニュータイプ」や「東映ヒーローMAX」がその後も安泰でいるということは、特撮誌が売れないわけではないのでしょうし。
4月復刊ということは、「ドラネギ」の掲載は微妙かな。
第5話 パッ・パラ・パパラッチ
今回の泣き番は朝倉……と思ったら、泣きのシーンはありませんでしたね。
朝倉役の近藤未穂子さんは、公式サイトでwebラジオを放送中。活剌としていて、好感度の高い役者さんです。
さて、どんな朝倉像を見せてくれるのか……。
原作の初期にもみられた、スクープ偏重記者のイメージを推し進めた、なかなかに黒い朝倉でした(w
よく「"ネギま!"はこんな暗い話じゃないだろ!」という意見を聞きますが、よくよく原作を読むと、話の根底はえらくダークな話ですよ、実際。ある意味、仇討ちの話ですし。
明るい筆致やお色気シーンに薄められて、そう感じにくくはなっていますけれどね。
それにしても、最近は妙に報道批判的なモチーフのドラマが多いような気がします。「相棒」第6シーズンスタートSPもそうでしたし、「モップガール」第4話にもそんなエピソードが。
朝倉が尊敬しているロバート・キャパは、私も尊敬する人物の一人。
代表的な写真は、「崩れ落ちる兵士」。
'36年、スペイン内戦に従軍した際に撮られた、有名な写真。
キャパは'54年、インドシナ戦争の取材中に地雷を踏み、帰らぬ人となりました。
こうした戦地や紛争地帯に潜入するカメラマンを従軍カメラマン、戦争カメラマンといいますが、恐らくカメラマンの中でももっとも過酷な種類の仕事でしょう。
日本人では、映画「地雷を踏んだらサヨウナラ」のモチーフ、一之瀬泰造や、ベトナム戦争の写真でピューリッツァー賞を取った沢田教一が有名でしょうか。
どちらもカンボジアで、一之瀬はポル・ポト派により処刑、沢田は狙撃され死亡しています。
最近では、ミャンマーの反政府デモを取材中だった長井健司氏が射殺される瞬間が、ニュースで流れ衝撃を与えました。
彼の持っていたカメラを巡り、現在もミャンマー政府に対して係争が行われています。
彼らはなぜ、自らの命を危険に晒してまで、紛争の最前線に立とうとするのか。
そこにあるジャーナリズムとはなんなのか。
……難しい話になるので、ここでは省略~(w
そんなわけで、朝倉が過去の妄執から解き放たれるという内容だった、第5話。こうした過去との決別というものが、ここまで全話に共通したテーマのようですね。
"骸の王"とやらが、今後の伏線なのかどうかが気になるところ。最後に朝倉へと物が倒れたのは、超常現象めいていますしね。
骸の王を装った朝倉をネギが見破った理由が、彼女の自体や文体を覚えていたというところが、着実に出来る先生へと成長しているのを感じさせましたね。
飲んだくれてるしずな先生と対比していいのだろうか(w
さて、なぜか毎度、並行してご紹介の「かわいいジェニー」。
1/6ドールが労使交渉を続けているというシュールな展開も、差して気にならなくなってきたではないでしょうか(w
アキラが言うとおり、「放送的にも、教育的にも、スポンサー的にも問題」じゃないのか、観ている方がハラハラさせられます。
それにしても、第6回第11、12話目ともなると、声優陣もこなれてくるもの。
新アヴァンでのジェニー=野川さくらさんの激しい憤りっぷり、アキラ=小林ゆうさんのいじられ上手っぷり、なでしこ=桑谷夏子さんの真っ黒っぷりも、ずいぶんと板についてきました。
今回の脚本は浦沢さんの弟子、大和屋暁さん。
師匠に負けず劣らず、なかなかに投げっぱなしのオチに驚愕するやら、安心するやら(w
DVDは全7巻。1巻目は2話収録で2940円。
以降は4話収録になるようです。いくらになるんだろう。金額によっては、何とか全巻揃えたいところなのですが。
Yahoo!動画では、8日までが問題作「宇宙人のペット」「ビーチバレー」を視聴できます。9日には次の回に進んでしまいますので、ぜひご覧ください。
今思えば、この雑誌の休刊の頃から、朝日ソノラマは危なかったのかもしれませんね。
同時期刊行の「特撮ニュータイプ」や「東映ヒーローMAX」がその後も安泰でいるということは、特撮誌が売れないわけではないのでしょうし。
4月復刊ということは、「ドラネギ」の掲載は微妙かな。
第5話 パッ・パラ・パパラッチ
今回の泣き番は朝倉……と思ったら、泣きのシーンはありませんでしたね。
朝倉役の近藤未穂子さんは、公式サイトでwebラジオを放送中。活剌としていて、好感度の高い役者さんです。
さて、どんな朝倉像を見せてくれるのか……。
原作の初期にもみられた、スクープ偏重記者のイメージを推し進めた、なかなかに黒い朝倉でした(w
よく「"ネギま!"はこんな暗い話じゃないだろ!」という意見を聞きますが、よくよく原作を読むと、話の根底はえらくダークな話ですよ、実際。ある意味、仇討ちの話ですし。
明るい筆致やお色気シーンに薄められて、そう感じにくくはなっていますけれどね。
それにしても、最近は妙に報道批判的なモチーフのドラマが多いような気がします。「相棒」第6シーズンスタートSPもそうでしたし、「モップガール」第4話にもそんなエピソードが。
朝倉が尊敬しているロバート・キャパは、私も尊敬する人物の一人。
代表的な写真は、「崩れ落ちる兵士」。
'36年、スペイン内戦に従軍した際に撮られた、有名な写真。
キャパは'54年、インドシナ戦争の取材中に地雷を踏み、帰らぬ人となりました。
こうした戦地や紛争地帯に潜入するカメラマンを従軍カメラマン、戦争カメラマンといいますが、恐らくカメラマンの中でももっとも過酷な種類の仕事でしょう。
日本人では、映画「地雷を踏んだらサヨウナラ」のモチーフ、一之瀬泰造や、ベトナム戦争の写真でピューリッツァー賞を取った沢田教一が有名でしょうか。
どちらもカンボジアで、一之瀬はポル・ポト派により処刑、沢田は狙撃され死亡しています。
最近では、ミャンマーの反政府デモを取材中だった長井健司氏が射殺される瞬間が、ニュースで流れ衝撃を与えました。
彼の持っていたカメラを巡り、現在もミャンマー政府に対して係争が行われています。
彼らはなぜ、自らの命を危険に晒してまで、紛争の最前線に立とうとするのか。
そこにあるジャーナリズムとはなんなのか。
……難しい話になるので、ここでは省略~(w
そんなわけで、朝倉が過去の妄執から解き放たれるという内容だった、第5話。こうした過去との決別というものが、ここまで全話に共通したテーマのようですね。
"骸の王"とやらが、今後の伏線なのかどうかが気になるところ。最後に朝倉へと物が倒れたのは、超常現象めいていますしね。
骸の王を装った朝倉をネギが見破った理由が、彼女の自体や文体を覚えていたというところが、着実に出来る先生へと成長しているのを感じさせましたね。
飲んだくれてるしずな先生と対比していいのだろうか(w
さて、なぜか毎度、並行してご紹介の「かわいいジェニー」。
1/6ドールが労使交渉を続けているというシュールな展開も、差して気にならなくなってきたではないでしょうか(w
アキラが言うとおり、「放送的にも、教育的にも、スポンサー的にも問題」じゃないのか、観ている方がハラハラさせられます。
それにしても、第6回第11、12話目ともなると、声優陣もこなれてくるもの。
新アヴァンでのジェニー=野川さくらさんの激しい憤りっぷり、アキラ=小林ゆうさんのいじられ上手っぷり、なでしこ=桑谷夏子さんの真っ黒っぷりも、ずいぶんと板についてきました。
今回の脚本は浦沢さんの弟子、大和屋暁さん。
師匠に負けず劣らず、なかなかに投げっぱなしのオチに驚愕するやら、安心するやら(w
DVDは全7巻。1巻目は2話収録で2940円。
以降は4話収録になるようです。いくらになるんだろう。金額によっては、何とか全巻揃えたいところなのですが。
Yahoo!動画では、8日までが問題作「宇宙人のペット」「ビーチバレー」を視聴できます。9日には次の回に進んでしまいますので、ぜひご覧ください。