くらげのごとく…

好きなことを考えてふわふわ漂ってるような
時間が心地良かったりする。
たとえ時間の無駄遣いだったとしても…。

終わりよければすべてよし

2006年11月09日 | 観劇
吉田鋼太郎さん主催の劇団AUNの公演を初見!小劇場とは思えないくらい、迫力があって面白かった。『間違いの喜劇』に通じるテンポの良さやドタバタがあって結構笑えた。観るから読むのが得意な私、早速、原作読んでみようっと。

シェイクスピアは蜷川演出でしか観たことがない。鋼太郎さんの演出はいかに?と興味津々だったけど、なかなか洗練されていた。舞台美術も衣装もモノトーンの白と黒。その中にさし色的に入る赤。豪華絢爛な蜷川舞台とは違ったシンプルさの中にセンスの良さと若さを感じた。鋼太郎さんって結構、おしゃれな人なんじゃないかな。

それにしても、オレステスの名古屋大楽からわずか2週間でシェイクスピアの膨大な台詞を覚え、違う役柄になりきっているからすごい。2時間以上の大作、いつ稽古したんだろう。鋼太郎さんはこの劇団の主宰者として自分のやりたいシェイクスピアを追求している。まさに真の舞台人なんだなあ。

最後のあいさつがダンディでステキだった…
これからもシェイクスピア劇の中でいろいろな鋼太郎さんに出会いたい。

公演は12日まで。
劇団のホームぺージ
http://homepage2.nifty.com/aun-company/index.htm

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2 コメント

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ありがとうございます (れみこ)
2006-11-10 20:58:43
RUMIさん、はじめまして。
そうでした…“鋼”でしたね。
“ごうたろう”ではなく“こうたろう”さんだって知ったのはお恥ずかしながらつい最近でして…。
ご指摘頂きありがとうございました。

鋼太郎さん、気になります。
コリオレイナス行きたいなあ。

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Unknown (RUMI)
2006-11-10 02:05:49
はじめまして。

「オレステス」の感想を読ませていただいてから、たびたびお邪魔している、ささやかな竜也さんファンの一人です。

実は以前から気づいていたのですが、吉田“こうたろう”さんは、“剛太郎”さんではなく、“鋼太郎”さんですよね。「天保~」公演時に偶然外でお見かけして握手していただいたりしたこともあって、(もちろんそのお芝居もですが)好きな役者さんのお一人ですので、ちょっと気になりました。

おせっかいとは思いましたが、お気を悪くなさらないで下さいね。

竜也さん関係ばかりでなく、保育士としてのお仕事の記事も、感慨深く読ませていただいています。
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