くらげのごとく…

好きなことを考えてふわふわ漂ってるような
時間が心地良かったりする。
たとえ時間の無駄遣いだったとしても…。

盛岡へ

2012年09月09日 | 旅行

田沢湖駅からローカルな新幹線に乗って盛岡へ到着!この日は大曲の花火大会があり、臨時列車がたくさん出ていた。人口3万人足らずの街に80万人もの人が押し寄せるそうだ。銀座のオリンピックパレードより凄い。秋田近辺の宿はいっぱいだから、岩手の方にも泊る人がいるそうだ。本日のお宿の愛真館にもツアー団体が何組か入っていた。

そうとは知らず、私たちは岩手三大麺のひとつ、じゃじゃ麺を食すべく、駅前からタクシーで白龍本店を目指した。



お店は満席で、途中でテイクアウトのお客さんもたくさんやってくる。こちらが噂のじゃじゃ麺だ。お味噌と絡めて頂く。食べ終わった後は、お皿に卵を入れると特性スープで割ってくれる。病みつきになるのがわかるようなお味だった。ぴょんぴょん舎の冷麺も食べたかったのだがこれでお腹がいっぱいになり諦めた。みんなでシェアして食べれば、両方食べれたかもね。

迎えのバスに乗り宿に到着!今度はつなぎ温泉のお湯を浴びた。秋田のお湯とは違って軽い感じがしてさっぱり感がまた気持ちが良かった。



夕食はじゃじゃ麺が効いて、お腹がきつかったけど、なんとか完食。部屋にもどってローカル番組でやっていた大曲の花火大会を鑑賞した。全国からこの大会を目指して花火師さんたちが集まってきているのね。花火の良し悪しはどこを基準に見ればよいのかよくわからないけど、どれも力が入っているのがわかる作品でしばし見入ってしまった。オリンピックの開会式の中国製花火より全然、いいじゃんって思ってしまったよ。ホテルの人の話によると、花火のお客さんは夜中の一時頃に到着するらしい。これから深夜勤務のスタッフさんと交替するそうで忙しそうだった。翌朝、駐車場には4台の観光バスが止まっていた。広い旅館だから深夜にこんなにたくさん人が出入りしたなんて全然わからなかった。

最終日はバスツアーで遠野と中尊寺めぐりをする。大曲花火大会ツアーも中尊寺を兼ねているところが多く混みあいそうだとのことだ。まずは民話の里でお昼ご飯を頂いた。



ここはホップの産地だそうで、地ビールもつけちゃった。ボリューム満点でお腹がぽんぽんだよ~。やっぱり東北は食材の宝庫だね。

 

ふるさと村は、TVや映画の撮影にもいろいろ使われているそうだ。広々とした原野に昔ながらの民家が立ち並ぶ。関東とは違った雪国の農村といった佇まいがあった。圧倒された大きな藁人形、恐いというより勇ましい。台風から人々を守ってくれるそうだ。

午後は世界遺産になった中尊寺をめぐる。中学の頃、修学旅行で行ったのだが金色堂がやけにきらきらしていたという記憶しかない。それもいつだか火事になっちゃったんだよね。だけど、世界遺産に認定されたのはこの時代に4代にわたる遺骨が一緒に埋葬されているのが貴重だからだそうだ。鎌倉時代にこんな豪華絢爛たる文化が東北に合ったんだね…。なんか幕府があった鎌倉より強大な権力を感じたわ~。

現地ガイドさんと駆け足でめぐり、毛越寺に着くころはすでに人もがらがらになっていた。



秋の気配…、桔梗の花が可憐に咲いていた。

一関駅から、こまちに乗って帰路につく。夕飯は牛飯弁当した。このお弁当暖められるんだよ。お弁当箱についている糸をしゅっとひくと白い煙がじわ~っと出てきて暖かくなるの。お肉がたくさんでおいしかった~。

お湯にたくさんつかって、たくさん食べて、東北の自然の恵みを感じた旅…。心身ともにリフレッシュした~




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