くらげのごとく…

好きなことを考えてふわふわ漂ってるような
時間が心地良かったりする。
たとえ時間の無駄遣いだったとしても…。

リタルダンド

2011年07月31日 | 観劇



若年性認知症を発症した主人公を中心に、夫婦愛、親子愛、兄弟愛、友情を描いたヒューマンドラマ。観ているうちに自然に涙腺が決壊した。

G2さん演出で、鋼太郎さんで、音楽劇って珍しい組み合わせじゃないかな。共演の一路さんをはじめ東宝ミュージカル系の方々が出演、素晴らしい歌唱力で盛り上げる。鋼太郎さんも演技はもちろん、歌でも大健闘。そういえば「時計じかけのオレンジ」でも歌ってらした。これからはミュージカルもやるのかしら~?ますます幅を広げているなあ。

ピアノの生伴奏による劇中歌がどれもこれも良い。とてもきれいなメロディーで悲しい物語だけど心が洗われた。愛情によって結ばれた人と人との絆の強さに感動した…。

本日は千秋楽。カテコで鋼太郎さんが客席にいらしたG2さんを舞台の上へ導かれ、キャストから一言ずつ挨拶があった。何気に鋼太郎さんがボケた場面で仕掛けているらしく、他キャストは団結して対峙しているらしい。確かに皆さん、笑いそうになった場面があった。チームワークもばっちりの実力者ぞろいの座組に、G2さんも何度観ても鳥肌が立つとおっしゃっていた。

それにしても…、いろいろな演出家と組んで、多彩な面を発揮する鋼太郎さんの底知れぬパワーは凄いなあ。
余談だけど伊礼さんが演じていた部下の名前が“藤原くん”で、発言が“昭和”な人というのが何気に気になった~。


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