くらげのごとく…

好きなことを考えてふわふわ漂ってるような
時間が心地良かったりする。
たとえ時間の無駄遣いだったとしても…。

怒涛の広島路~その1~

2010年09月13日 | 旅行
広島へ行きたいと、突如、思い立った。きっかけは井上ひさし作「父と暮らせば」というお芝居を観たことだ。原爆を扱った内容で、胸の奥が苦しくなった。そういえば、私は、未だ、ヒロシマを知らない。小学生の頃、先生から、原爆資料館は一度は観ておくべきだと言われた記憶を引きずりつつ、訪れるチャンスがなかった。今回、「黙阿弥オペラ」大阪公演に行く機会を捉え、広島にも行こうと思った。なんか、井上さんに呼ばれちゃった気がする。で、どうせ行くのだから、宮島にも足を延ばすことにした。貧乏性の欲張りツアーだね。早起きをして頑張った。

広島空港からリムジンバスで45分、広島駅で荷物を預け、タクシーで広島港へ向かう。「国道2号」の標識が目に入る。そうか、東海道五十三次の向こうだから2号になるのかあ。この路は、家の前の1号線からの続きなのかと思うとなんか嬉しかった。快晴の広島港、今日は大潮で満潮らしい。初めて見る瀬戸内の海は濃い青に輝いていた。

 

高速船に乗っていざ、出発!こんなに気持ちがいい海は、20代の時に行った小笠原やハワイ以来だ。わずか22分、お昼前に宮島桟橋に到着した。

  

島内には放し飼いの鹿さんがたくさん!修学旅行で行った奈良を思い出した。暑い日差しの中歩いて行くと…、海の中に大鳥居が出現した。

        

壮大だ、ひたすら壮大な景色。よくこんなところに、神社を建てたなあ。海水で木が腐ったりしないのかな。管理が大変そうだ~。
圧倒されながらシャッターを切りまくった。来て良かった~。

おみくじを引いたら凶が出てちょっとショック…。素直に戒めととって、丁重に結んできた。
さ、腹がすいては戦は出来ぬ、お昼御飯にしようっと。

 

お目当てのあなご飯~。旧家を改築したお店でゆっくり頂いた。程良い、焼き加減が美味~。
このお店、なぜか、バッハのピアノ曲が流れていて不思議な雰囲気だった。

島っていいなあ。もっとゆっくり来ればよかったと思いつつ、急ぎ足で、世界遺産航路に乗り、第一目的の平和公園を目指す。


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