くらげのごとく…

好きなことを考えてふわふわ漂ってるような
時間が心地良かったりする。
たとえ時間の無駄遣いだったとしても…。

ウヒョ~ッ!

2008年12月07日 | 藤原竜也
「かもめ&カメレオン」のDVDが届いて舞い上がっている。まずは「カメレオン」から鑑賞中。会いたかったわ~、ゴーロ



特典映像が本編より長い。竜也くん満載で、藤原ファンには嬉しい内容だ。数年前の「ムーンライトジェリーフィッシュ」もこんな感じだった。大作の間に小作をはさみこむ戦法。いよいよ年明け頃に、舞台「ムサシ」と映画「カイジ」をどっか~んと発表するのだろう。売り方、上手いよホリプロさん。だけど、ここ数年、このパターンばかりでちょっと先読みできちゃう感じ。

「ゴーロ」という役は自分の役者人生の転機にもなりえたと語る竜也君は阪本組にも感動した様子。一方、坂本監督も「15歳で寺山修司じゃ、思春期つぶれる」とか「良いも悪いも壊れてる、ひねくれてるとこもあるし」なんていいながらも「そういうところがいいんだけどね」と竜也くんを絶賛!「間口はまだ狭いかもしれないけどちゃんと奥行きがある子なんで、スクーリーンでもその力を発揮してほしい…、また全然違った役で組みたい」とラブコールしている。最後、「…ま、舞台が中心なんだろうけど…」とつぶやきながら。

映画監督も舞台演出家も素直な子なんかいらないのよね。ひねくれてるからこそ面白い。なんかわかるなあ、そういうの。観ている方だってなにか鬱積したものや陰がないと薄っぺらく思えるものね。竜也くん、同世代と話している時よりも、監督や、年配の役者さんと話している時の方が生き生きしてる。20代の中にいるとその存在自体が浮いてるもんな。

相変わらず、子どもみたいに爪かみをしちゃう繊細さと、どこからともなく漂ってくる色気や孤独感や貫録が入り混ざっている。多感な時期に厳しい環境にいたことで培われたものと置き忘れてきたものがあるのかな。思春期がつぶれてたとしてもそのエネルギーをぶつけて放出する場はあったわけで結果、華も開いた。竜也くんには壊れそうで、いや壊れていたとしても、根腐れしない強さがあるように思えるんだけど、果たして20代後半はどうなっていくのかな。役者としても人間としても興味深い。

予算委員会の場面でゴーロがつけているカメレオンバッジもかわいいけど、スタッフが着ているTシャツもいいじゃん。商品化されないのかな。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿