くらげのごとく…

好きなことを考えてふわふわ漂ってるような
時間が心地良かったりする。
たとえ時間の無駄遣いだったとしても…。

シレラギ症候群?!

2012年06月24日 | 藤原竜也

なんでかわからないけど、「シレンとラギ」はハマる。何度見ても飽きない。この感覚、その昔、「ベルサイユのばら」にハマって何度となく読み返したのに似ているなあ。もう台詞も覚えてしまうくらい読んでいるけど、しばらくするとまた読みたくなる。そのうち好きな場面とかが決まってきて、そこへ向かってテンションを上げながら読む。宝塚で舞台化されても同様で、組ごとキャストごとに見比べたりしたよなあ。劇画世代のはしりには、どこか懐かしい感覚なんだよね。

先日、最前列センターで観た「シラレギ」は、いささか目のやり場に困った。み~んな、私の前できめ台詞を言ってくれる。竜也くんが来た時なんぞは、直視できんかった。下手花道は振りかえらないと見えないし、フラッシュする照明はまぶしいしで、ベスト席とは言えないかも。ただ役者さんの細かい表情とか小技とかがよくわかって楽しかった。「潮干狩りの女」ことマシキ役の中谷さとみさん、竜也君の唇を奪って密かにガッツポーズをしていた~。なんかペナルティでもあるのかな?

モンレイ&マシキ親子、大好きだ~。最後、ボロボロになっても死に切れず生きようとするでしょ。食べ物をむさぼるところは、笑えるシーンなのにジーンとしてしまう。

橋本じゅんVS古田新太のホモ攻防も見逃せない。乙女チックなじゅんさんがかわいい。一途なところは、モデルとなっている楠正成に通じるのかも。三宅さんの虫好き王様ギセンちゃんも最高だ。三宅さんって、野田マップの「ロープ」で入国管理局の人を演じた人だよね。ナイロン100℃出身なんだね。あの不思議な間は大倉孝二に通じるものがある。

そして本日は、後方下手席、この位の方が舞台全景がわかって落ち着いて観れるもんだ。2回公演のソワレだったけど、だれも疲れもなくて、殺陣もものすご~くスピード感が増していた。全体的にくるくる回るのが増えた。派手に見えて効果的だしカッコいい~。竜也くんの声はマイク越しでも絶好調で劇場に響きわたっていた。

はあ、これで手元のチケットも大楽一枚になった。しっかり、指定休を入れてもらいお休みは確保した。ほい、来週はこれを励みにお仕事頑張るぞ~。だって、すっかり観劇貧乏になっちゃったからね…。