くらげのごとく…

好きなことを考えてふわふわ漂ってるような
時間が心地良かったりする。
たとえ時間の無駄遣いだったとしても…。

黒か白か…

2011年06月12日 | 日常あれこれ

黒か白か…
半か丁か…
一か八か…
幸か不幸か…
吉凶裏合わせなのが人生だ。

本引きした風邪がようやく抜けたころ、新しく通い始めた病院で胸部レントゲン検査をした。高血圧治療の人は毎回、撮っているとのこと。先生は放射線専門でもある。「息を大きく吸って~」といつものごとく数秒で撮った胸の写真、機械が良いのか鮮明で、わずかながら微妙に影が出た…。それも「癌」ではなく、「結核」の病巣かもしれないという。

ほえ~~~~~?!
頭の中は、「沖田総司」。
この、わたくしが「労咳」ですと~~~??

追い打ちをかけるように、「職業柄、まずいんじゃないですか?」にゃんて言われる。そっ、そりゃあまずいでしょ。前の職場にも言わなきゃならなくなるし、今のところも、辞めなきゃいけないかもしれない。もしかして、事件にもなっちゃう?「保育士が結核、園児にも感染か・・・云々」なんて。

「今まで、そんなこと言われたことありません。ちょっと前まで風邪をひいていましたから…」と必死に説明。すると先生は再びよ~く見てから「う~ん、これ血管が写ってるのかもしれないね、こうやって入っているのが…、血管が目立ちやすいタイプかな?やせてる?」なんてのたまうので、「はい、いや、やせてはいませんが、血管はよく見えます」と答える。でも…、「う~ん、たぶん大丈夫だろうけど念のため、CT撮っておこうか。CT撮れば白黒はっきりするから」だって。「黒だったらどうするんですか?まずいですよね」というと、「うん?ちょっと薬飲めばいいんだよ」だって。にゃっ、そういうことじゃなくて仕事はどうなるねん?

しかし、そのまま話は進み、CT検査が確定してしまった。それからというもの…、ちょっと咳が出ると気になる。ネットで結核について調べたり、経験者のブログめぐりをしたりと落ち着かない。子どもが熱で休むと、結核と診断されたらどうしようって思う。悶々とした気持ちを抱えながら、休みを調整して検査を受けたのだった。

で、その結果が出た!
めでたく白!どこも異常なかった!!

良かった~~。なんだかんだと、この半月は長かった~~。
仕事も今月でちょうど試用期間が終わるから辞めるにはタイミングがいいかなあとか、しばらく貯金で食いつなげるかなあ、宝くじ当たらないかなあなんて考えた。神様にまだまだ働けって言ってもらえた気がする。

いろいろ出てくるお年頃…。これも戒めだったのかなあ。