くらげのごとく…

好きなことを考えてふわふわ漂ってるような
時間が心地良かったりする。
たとえ時間の無駄遣いだったとしても…。

雨降りも「ムサシ」

2010年05月23日 | 藤原竜也

雨の歌は多かれど…、私はこの歌が好き。



森高千里のバラードは良い。渡良瀬橋も大好き。

やっと少し暑くなってきたと思ったらこの雨だ。このまま梅雨に突入しちゃうのかなあ。で、夏はどうなるのか?去年の夏は冷夏で、ノースリーブを着なかった。猛暑よりは楽でよかったけどね。

雨にもめげず、今日も目指すは与野本町~♪『ムサシ』に会いに行ってしまった。
藤原ムサシ、完璧すぎてほれぼれする。また、今回は声がいいんだよね。プログラムの、杏ちゃんのページに、ムサシ&小次郎は鋼太郎さんに発声を指導してもらっていると書いてあったけど、その成果かな。先輩はちゃんとOJTもしてあげているのね。この座組は最高だね。さすが蜷川さん、後々のことも考えていらっしゃる~。

静の場面も良い。「無策の策」のムサシが、ものすごく色っぽくてオーラがある。この場面、初演とは違って出色の出来だ。木俣さんのブログに足のことが書いてあったけど、もうすべてに神経が行き届いていて研ぎ澄まされているのよね。ピラティスで足のアーチについてよく言われる。私は左足の小指側のアーチがないからバランス悪いらしい。竜也くんのおみ足は、しっかり舞台を踏みしめていて、つちふまずのアーチもきれい。だから立ち姿や動きが美しいのねって納得してみる。

エンジンがかかってきたのが白石加代子様。もういろんな手をたくさん持っていらっしゃから、観るたびに違って魅力的。第18位のところなんて、自在に暴走、テンション高くて笑わせてもらった。

大石継太さん、最後の場面、後ろ向きだから確かではないけれど、泣いていた気がする。ムサシと小次郎が剣をおさめる所、大石さんのみならず、幽霊一座は本当に喜んでいる。ほっとしたような、なんとも言えない笑顔と、心の底から湧き上がる「ありがとう」の言葉。これが、井上さんの願いだもね。継太さん、井上先生を感じちゃったのか、絶対、泣いてらしたと思う。

今日は、客席も一体感があるような気がしてノリが良かった。カテコも予想通りの笑顔、あっ、そうか、明日は休演日だもんね~。私は、また明日からお仕事、がんばるよ~