くらげのごとく…

好きなことを考えてふわふわ漂ってるような
時間が心地良かったりする。
たとえ時間の無駄遣いだったとしても…。

十五夜さん

2005年09月19日 | 日常あれこれ
十五夜お月さん

作詞:野口雨情
作曲:本居長世

1 十五夜お月さん 御機嫌(ごきげん)さん
  婆(ばあ)やは お暇(いとま)とりました

2 十五夜お月さん 妹は
  田舎へ 貰(も)られてゆきました

3 十五夜お月さん 母(かか)さんに
  も一度 わたしは逢いたいな

昨日の十五夜はきれいだった。秋風がやってきて、空が澄んできたんだね。
昔の人は、テレビもゲームもなかったから、いろいろな想いで月を見ていたのかも。「十五夜お月さん」って悲しい歌なんだな。お月さんを見ながら婆やと妹をかかさんを想う。同じ月を婆やも妹もかかさんも違う場所から眺めているのかな。もしかしたら、かかさんはお空の上にいるのかな。

童謡の詩の中にはいろいろな物語があるものだ。ストレートな表現ではないけれど、こういう詩の世界を感じることができる感性を、今の子ども達の中にも育ててあげたいな…。

「つき」「うさぎうさぎ」「雨降りお月さん」「証城寺の狸囃子」「月の砂漠」・・・etc.それにしても、月を歌った童謡ってたくさんあるなあ…。