今月は卒業の月。
特に、先週からは大学や専門学校の卒業式がピークだったようで、
おいらも、たくさんの袴姿の方を出勤途中に
そして、昨日は、おいらも「袴の着付け」のお手伝いに出陣
10時からの式に間に合う様に、100名強の卒業生の方々の着付を10名で着付け。
朝5時集合
なもんで、3時40分起床。
こんな時間に寝たことは何度もあるが、起床することは年に1度のこの日のみ。
始動しているのは、新聞屋サンくらいで、本当にヒッソリとした中を出勤。
一番早い方は、5時30分から、ヘアメイク 着付け 記念写真撮影と1つの会場で流れ作業のように行い
卒業式へ出かけていく。
袴の着付けはだいたい5時45分頃からスタート
・・・のはずだったが、(毎年のことだが)なかなかヘアメイクから学生さんが終わってこない・・・
6時過ぎても、手持ち無沙汰・・・・
そうなると、終了時間が決まっているため、後半がとっても大変な事になる
予定より20分以上遅れてようやく袴の着付けスタート
そうなると「時間との戦い」でも「丁寧に」
袴を着ての一生の思い出となる瞬間に“えぇ~~ ”という気持ちにさせるわけにはいかない。
20分遅れてスタートした着付けは、その分後ろにずれ込み終了・・・。
卒業生の方には、不安な思いをさせてしまったかも知れないけれど、
着付の後の記念写真を撮り、無事式へ送り出せますた
式の合間はしばし休憩。
昼を過ぎると、ちょこちょこ着替えに戻ってくる卒業生がいるが、
3時過ぎから、本格的に袴の方々が帰ってきて、脱いだ袴等一式をレンタル業者へ発送。
やっぱり、自分が着付けた方は着崩れしていないか、とっても気になる。
おいらが確認出来た方々は、みんな綺麗に帰ってきてくれますた。
着付けた何人かは、袴を脱がせるお手伝いもでき、袴を着た感想を聞きますた。
「コルセットをしているような感覚だった」と言った学生さんはいたけど
「苦しくて大変だった」という方は1人もおらず、一安心
やっぱり、幸せや門出のお手伝いって、何度経験しても
おいらも、幸せな気持ちになれる
それを考えると、着物って 不思議なパワーを持っているとつくづく思う。
しかぁし、そんな着物なのに、おいらの卒業式の思い出は実はあまりよろしくない。
“袴や着物の色に合わせてメークをする”という魅力ある言葉に惹かれ
とある美容院で、メーク&着付をしてもらうことになった。
おいらにとっては初めてプロにメークをしてもらえる なんだか、変身できる気持ちで気分は だった。
しかし、出来上がったメークを見て、愕然
おいら、芥子色の着物をチョイスしていたのだが、それに合わせオレンジ系の濃いチークが顔に入っており
それ以外にも、何とも濃いメーク。
「変身」は出来たものの、鏡の前にいたのは「歌舞伎役者」と間違える変身っぷり
後ほど実家に送られてきた卒業写真を何度見返しても、たくましい歌舞伎役者がそこにいた。
これは“門外不出”となり、祖母がしつこく卒業写真を見たいといってきても頑なに断り続けた。
“実家から持ち出しちゃならぬときつく言われている”と晴ちゃんにも見せたことがない。
なもんで、おいらは“袴の写真”は“存在しない”事になっているのだ。
ひょんなきっかけで着付を始めてからは、
嬉しいことに、この季節になると袴の着付けをする先生の練習台としてモデルをし袴を着せていただき、
おいらも、先生方の体をお借りして袴の着付けを練習する。
そのため、袴を着付けてもらうたびに“卒業式の葬り去りたい思い出”は薄れていったが
に納まる機会は無く、なんとなく まだ 後ろ髪を引かれる思いだった。
しかし、今年の練習の時、十数年越しの機会が訪れ、お稽古をしていた時に
(冒頭の写真)
月日が経ってしまっているので見た目は確実に“学生”ではなく“教師”側だが
出来たことでようやく、おいらも“卒業式にまつわる袴の恨みつらみ”を卒業できた気がする。
特に、先週からは大学や専門学校の卒業式がピークだったようで、
おいらも、たくさんの袴姿の方を出勤途中に
そして、昨日は、おいらも「袴の着付け」のお手伝いに出陣
10時からの式に間に合う様に、100名強の卒業生の方々の着付を10名で着付け。
朝5時集合
なもんで、3時40分起床。
こんな時間に寝たことは何度もあるが、起床することは年に1度のこの日のみ。
始動しているのは、新聞屋サンくらいで、本当にヒッソリとした中を出勤。
一番早い方は、5時30分から、ヘアメイク 着付け 記念写真撮影と1つの会場で流れ作業のように行い
卒業式へ出かけていく。
袴の着付けはだいたい5時45分頃からスタート
・・・のはずだったが、(毎年のことだが)なかなかヘアメイクから学生さんが終わってこない・・・
6時過ぎても、手持ち無沙汰・・・・
そうなると、終了時間が決まっているため、後半がとっても大変な事になる
予定より20分以上遅れてようやく袴の着付けスタート
そうなると「時間との戦い」でも「丁寧に」
袴を着ての一生の思い出となる瞬間に“えぇ~~ ”という気持ちにさせるわけにはいかない。
20分遅れてスタートした着付けは、その分後ろにずれ込み終了・・・。
卒業生の方には、不安な思いをさせてしまったかも知れないけれど、
着付の後の記念写真を撮り、無事式へ送り出せますた
式の合間はしばし休憩。
昼を過ぎると、ちょこちょこ着替えに戻ってくる卒業生がいるが、
3時過ぎから、本格的に袴の方々が帰ってきて、脱いだ袴等一式をレンタル業者へ発送。
やっぱり、自分が着付けた方は着崩れしていないか、とっても気になる。
おいらが確認出来た方々は、みんな綺麗に帰ってきてくれますた。
着付けた何人かは、袴を脱がせるお手伝いもでき、袴を着た感想を聞きますた。
「コルセットをしているような感覚だった」と言った学生さんはいたけど
「苦しくて大変だった」という方は1人もおらず、一安心
やっぱり、幸せや門出のお手伝いって、何度経験しても
おいらも、幸せな気持ちになれる
それを考えると、着物って 不思議なパワーを持っているとつくづく思う。
しかぁし、そんな着物なのに、おいらの卒業式の思い出は実はあまりよろしくない。
“袴や着物の色に合わせてメークをする”という魅力ある言葉に惹かれ
とある美容院で、メーク&着付をしてもらうことになった。
おいらにとっては初めてプロにメークをしてもらえる なんだか、変身できる気持ちで気分は だった。
しかし、出来上がったメークを見て、愕然
おいら、芥子色の着物をチョイスしていたのだが、それに合わせオレンジ系の濃いチークが顔に入っており
それ以外にも、何とも濃いメーク。
「変身」は出来たものの、鏡の前にいたのは「歌舞伎役者」と間違える変身っぷり
後ほど実家に送られてきた卒業写真を何度見返しても、たくましい歌舞伎役者がそこにいた。
これは“門外不出”となり、祖母がしつこく卒業写真を見たいといってきても頑なに断り続けた。
“実家から持ち出しちゃならぬときつく言われている”と晴ちゃんにも見せたことがない。
なもんで、おいらは“袴の写真”は“存在しない”事になっているのだ。
ひょんなきっかけで着付を始めてからは、
嬉しいことに、この季節になると袴の着付けをする先生の練習台としてモデルをし袴を着せていただき、
おいらも、先生方の体をお借りして袴の着付けを練習する。
そのため、袴を着付けてもらうたびに“卒業式の葬り去りたい思い出”は薄れていったが
に納まる機会は無く、なんとなく まだ 後ろ髪を引かれる思いだった。
しかし、今年の練習の時、十数年越しの機会が訪れ、お稽古をしていた時に
(冒頭の写真)
月日が経ってしまっているので見た目は確実に“学生”ではなく“教師”側だが
出来たことでようやく、おいらも“卒業式にまつわる袴の恨みつらみ”を卒業できた気がする。
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