春全開の食卓

毎年、ゴールデンウイーク近辺の晴 の恒例行事が、
晴 の山へ出かけ、コシアブラを採ってくる事。
昨年は、ゴールデンウイーク前に出かけたら、ちょっこし早かったらしく
ちっちゃいコシアブラの新芽しか採れなかった為
今年は、５月に入った昨日、行ってきますた

このコシアブラって名前、昔、この木の樹液を漉して、
槍や刀などの錆止め用の油として使われていたことに由来しており、
山菜の王様のタラの芽に対し、このコシアブラは、山菜の女王って呼ばれているんだって

こんな道を行き


車を降りてからは ほぼ登山状態。


１年ぶりに来たけれど
この１年、自然界で何があったのか、かなり倒木が多くありますた。



お義父さん曰く、これは、ヒノキの樹らしい。
切って持ち帰って、風呂桶なんかが出来たらいいんだけれど
日曜大工をしよう って声が上がらず、そのまま素通り

毎年の事だけれど、熊なのか鹿なのかの足跡も

この足跡はけっこう新しい
おいら達が登って行く先に、ずっと続いており、
鹿であって欲しいと願いながら、目的地へ。

目的地に到着したら、早速のコシアブラ採り。
以前は、適当なコシアブラの樹を探して新芽を採っていたけれど、
最近は、山の手入れも兼ねて、大きくなったコシアブラや他の樹を晴ちゃんがチェーンソーで倒し



倒した樹から若芽を採ると、１本から、かなりの量が取れる為、一石二鳥


そして、ここ10年くらい、木を伐採したりして陽当たりを作ってきたので
あちらこちらに、コシアブラが育って来とりますた

まぁ、別の何か分からない芽もたくさんでてますたがね。

この小さな木が、どれ位で、こんなに大きくなるのかはわからないけれど

ここ一帯は、晴ちゃんとおいらが一生かかっても食べきる事が出来ないくらい
コシアブラが採れそう

そして、とある1本の樹に目を向けると



この穴、キツツキの仕業？？？
しかも、この樹だけ。
謎だらけ、穴だらけの樹だったけれど
これがキツツキの仕業だったら、相当ストレスが溜まっていたキツツキの仕業だと思うよ

昨日も無事にコシアブラを採ってきた後は、
お楽しみにのコシアブラ料理。
晴 ではお浸しにして麵つゆで食す他に
天ぷらにしていただきます

この苦みがたまらん

今年はバッケ（フキノトウ）の酢味噌和えから始まり
わらび料理


そして、先週はタラボ（タラの芽）の天ぷらと

食卓が春の山菜尽くし
美味しすぎて、なかなか箸と が止まらず、毎晩満腹状態。
しばらくは、この幸せが続きそうざます