極上 ♪

たしか、今年の６月「いわて復興絆寿司（ずし）『雅（みやび）』三陸応援隊事業」として発売された
「いわて復興絆寿司」のチケット を両親から ２枚もらった
有効期限までまだまだ時間があると思っているうちに
あっという間に、期限間近
１０月に入り、ますます多忙になった晴ちゃんとおいら。
「まずい、そろそろ期限が近い ○日は都合どう？」
「その日は■※△があるから、 。●日は？ 」
「おいら、遅番だから、難しいよぉ 」

たまに、割引チケットを大事にしまいすぎて期限切れになってしまうことがあるが、
今回の寿司券は無駄にするわけにはいかない。
何とか、有効期限のその日に行ける事になった。
じゃぁ、どこのすし屋にしようか・・・・。
同じ「雅」という１人前の握りずしを食べるなら、
普段は、なかなかいけないようなお寿司やさんの握りが食べたい
おいらは、ここぞとばかり、敷居が高いすし屋
（盛岡でも１位、２位を争う 敷居の高さと がイイおすし屋さんだす ）
をセレクトし、いざ出陣

店に入る前から、敷居の高いかほりがプンプンとする。
思い切ってお店の戸を開け、いざ入店。
いぁ～～～、一瞬“来る場所を間違った ”と思ったよ。
晴ちゃんの表情も、ちと固まっていた

しかし、ここでじたばたしちゃ、おいらの名がすたる。
そして、せっかくだから とつまみを少し・・・と思い
メニューを見てみたら、
おいらのイメージしていたつまみなどはメニューに無し。
あるのは、「てんぷら　１人前800円から」「お造り１人前2000円から」などなど。
カウンターで、さんざん悩んだ挙句、
お造り、てんぷらも注文。
てんぷらの美味しさには、脱帽。
それなりのお値段が付いとる理由も納得。
晴ちゃんはカウンター越しに“おやじさん、今日のオススメのネタは何?”なんて会話を
想像していたらしいが、
とっても、気軽に声を掛けれるような雰囲気ではない。
晴ちゃんとの会話も、何となく気軽にするのをはばかられる雰囲気。
しかし、黙々食べるのも味気ないことだし、
おいらが一方的に晴ちゃんに話しかける。

いよいよ、握りを注文。
これが、本当に絶品
来てよかったと感じた瞬間。
「どの店でも、ほぼ同じネタを提供してくれるなら
気軽に入れるすし屋より、敷居が高い寿司を食す」
おいらのセレクトに間違いはなかった。

多少、緊張感がある夕食だったが、余は満足じゃ


次に、こんなカウンターに座る時が来るとしたら、
いったいどんな時なのか・・・・・・。
最初で最後にならないように、ますます づくりに
精を出してもらうことを、晴ちゃんにお願いした。
おいらは、次回は“オトナの女性”を演出しながらカウンターで ＆ する
イメージトレーニングをすることを心に決めた