長岡京エイリアン

日記に…なるかしらん

ごった煮! 裏プリキュアオールスターズ!!  《2014年、タブー突破3連発》

2015年03月10日 22時49分28秒 | アニメらへん
●○キュアミラージュ / クイーンミラージュ(シリーズで初めて登場した、元プリキュアの悪の大幹部)…… 國府田 マリ子(44歳)
シリーズ第11作『ハピネスチャージプリキュア!』(2014年2月~15年1月放送)より

 クイーンミラージュの本来の姿であり、約300年前(18世紀初頭、江戸時代中期)に「ぴかり神社」(現在の東京都練馬区ぴかりが丘にある)の巫女をしていた少女。ブラックの髪をしている。当時はホワイトを基調とした巫女の装束を着ていた。現代ではピンクのワンピースにパープルのレギンスを着用している。温厚でやさしい性格である。
 キュアミラージュとして活動し、ブルーとともに巨大な闇と闘い、必殺技「シャイニングメイクドレッサー」で闇を封印していた。元々はブルーと恋人同士であり、ブルーに一途な恋心をよせていたが、誤解が生じたために失恋し、そのために深く悲しんだ結果、邪神レッドに洗脳されて「クイーンミラージュ」へと変貌してしまった。
 丸みを帯びたピンクのポニーテールにホワイトのリボンを結び、ピンクのダイヤの形をしたイヤリングをつけている。コスチュームはノースリーブで、ホワイトのロンググローブにホワイトと赤紅色のスカートを着用し、ホワイトのロングブーツを履いている。腰の後ろにつけたリボンは薄ピンク色で、飛行する際は細長い4枚の羽根になる。
 第30話におけるブルーの回想シーンで、初めてプリキュアとしての姿が登場した。

 世界征服を企む謎の国家「幻影帝国」を支配する女王。 頬には涙の形をした模様がある。一人称は「わたし」。
 薄い色の金髪で、頭部にブラックのリボンをつけ、背中に羽のようなものを生やし、ロングブーツを履いている。また、三日月をモチーフにしたような装飾とパープルの宝珠が施された王笏を携帯している。
 かつてブルースカイ王国だった地域を本拠地にしており、王宮はかわいらしい装飾物であふれている。また、王宮はプリキュアの力がほとんど発揮できない特殊な空間になっている。
 クイーンミラージュは執務室のソファーで寝そべっており、執事やメイドに自身の世話をさせている。また、執務室には無数の鏡がかけられており、世界中の様々な場所の様子を映しだすことができる。
 自分の望みどおりになる不幸の世界を理想とし、不幸こそが世界の真理と妄信しているため、愛、勇気、優しさ、幸せなどを「幻」と否定している。そのため、自身が幸福になることさえ望んでいない。プリキュアが放つ愛のエナジーを不快に思っており、プリキュアたちを守護する地球の精霊ブルーと、彼に近い距離にあるキュアラブリーには激しい憎悪をみせている。
 帝国の大幹部であるプリキュアハンター・ファントムの独断専行を叱責したり、失敗の続く大幹部のオレスキーたちも更迭しないなど、部下に対してある程度の温情はある。
 不幸が力の源であり、クレーターができるほどの強大な黒いエネルギー弾を放つほか、相手を洗脳して従わせる能力をもつ。ファントムら、自分の配下にある者をパワーアップさせる力も持っている。
 帝国の王女であるため、前線に出ることは長らくなかったが、ミラージュの姿を見ただけでキュアフォーチュンが一歩も動けなくなったり、怒りをにじませただけで執務室が半壊するほどのオーラを放っていた。しかもそのオーラは執務室の鏡を通じて外部にも放出し、ミラージュの幻影と対峙していたプリキュアたちの足元に直径数メートルのクレーターを作り出している。
 幻影帝国の幹部たちと同様に、怪物「サイアーク」を創造する能力を有するが、その規模は桁違いであり、世界各地の都市の上空に巨大な鏡を召喚してそこから強烈な光を照射し、それを浴びた人間を一人残らず鏡に閉じ込められてサイアーク化できる。しかも、それは執務室から一歩も動かずに行える能力である。これによって、パリ、ニューヨーク、ハワイ、東京(ぴかりが丘も含む)など、不幸のエリアと化していなかった世界の主要都市群を一瞬で制圧した。
 しかし、ミラージュは大きな力を発することができる代償として、自身のエネルギーが激しく消耗するという弱点がある。ブルーによれば、「憎しみによって大きな力をもたらせば、自身もその憎しみに呑み込まれてほろんでしまう」ということであるが、実際に、第41話『ミラージュのために!
ファントム最後の戦い!』(2014年11月23日放送)での大侵攻を成功させた後は、その直後に倒れ伏している。
 ブルーを激しく憎んでいるが、当初はブルーを倒すこと自体は避けていた。しかし、第29話『アクシアの真の姿!シャイニングメイクドレッサー!!』(2014年8月24日放送)で黒幕ディープミラー(レッドの仮の姿)の再洗脳をうけたことで、以降はブルーの始末に踏み切る。
 第43話『ぶつけあう想い!ラブリーとミラージュ!』(2014年1月27日放送)で、キュアラブリーと初めての直接対決におよび、「ブルーを愛したゆえに不幸になった」と語り激闘を繰り広げるが、キュアラブリーから「ブルーへの愛は消えていない」という本心を指摘されたことで気持ちが大いに揺らぎ、暴走する。
 最終的には、プリキュアたちの強化合体必殺技「プリキュア・イノセントプリフィケーション」で浄化されて元の巫女の姿に戻り、ブルーからの真の愛の告白を受けて、キュアラブリーに感謝の言葉を述べて改心した。
 クイーンミラージュとしての戦闘形態は、髪型やスカートが鋭角に変化し、背中には黒い4枚の羽根を生やしている。この時、周囲の空間は夕暮れのような赤い世界になり、地表部分はクイーンミラージュが流した涙で湖のようになっている。
 黒い傘を使用したり、黒い船で移動することもある。素早い戦闘能力に特化しており、分身を生み出したり、手から赤い光線を放つこともできる。
 さらにレッドの力によって暴走した際には、髪や衣装はボロボロになり、身体は炎に包まれた状態になる。イノセントフォームのキュアラブリーとも同等以上の戦闘力をもち、ブルースカイ王国をはじめとした全世界を一瞬のうちに燃やすことができる。

 本来の姿に戻ったあとは、パートナー妖精のファンファンとともに、愛乃めぐみたちの住むぴかりが丘に住むようになる。巫女だった時代の本名は不明である。レッドに洗脳された経験から、レッドの気配を感じ取ることができる。
 第48話『憎しみをこえて!誕生!フォーエバーラブリー!』(2015年1月18日放送)では、再びキュアミラージュに変身してキュアテンダーやアロ~ハプリキュアと共にサイアークと戦い、ぴかりが丘の防衛を担当している。また、惑星レッドで邪神レッドと戦っているキュアラブリーに光の粒を送り込み、「フォーエバーラブリー」への変身能力を与えた。
 最終話にて、レッドとブルーに同行するためにファンファンと別れ、地球を去った。
 少なくとも300年以上前から生存している人物であるが、巫女としての力なのかレッドに封印された状態が続いていたためか、300年前から老化はほとんど見られない。


●○氷川 まりあ / キュアテンダー(シリーズで初めて登場した、プリキュアの肉親プリキュア)…… 小林 沙苗(34歳)
シリーズ第11作『ハピネスチャージプリキュア!』(2014年2月~15年1月放送)より

 氷川いおな(キュアフォーチュン)の姉。ブラックのロングヘアが特徴で、薄いパープルの服を着ていることが多い。一人称は「わたし」。
 優しい性格であり、交友関係も広い。自分が決めたことは曲げない意志の強さを持つ。妹のいおなへの愛情は強いが、いおなに対して無理難題をつきつける一面もあり、お茶目な素顔を見せることもある。妹と同様に、祖父を師範とする「氷川流空手道場」で修練を積んだ格闘家でもあり、その腕前はいおなをはるかに凌駕している。いおなからは「お姉ちゃん」と慕われており、「オシャレかつ勤勉家で、友だちも多い」、「ひとりの女性として、すばらしい」と評されている。
 年齢は TVシリーズ本編では語られていないが(妹のいおなは中学2年生)、友人の幸代が本編中で結婚しているため、少なくとも16歳以上であると推定される。また、幸代はすでに社会人らしい容姿をしていたため、20歳前後である可能性もある。
 しかし、幻影帝国に封印されている期間は肉体が歳を取らないため、封印を解かれた後の姿は、プリキュアたちとそれほど歳は離れていない年上の高校生程度にも見える。

 世界征服を企む謎の国家「幻影帝国」の大幹部であるプリキュアハンター・ファントムから「最強のプリキュア」と評されているが、同時にお人好しな一面を「愚か」とも見られている。また、幻影帝国の女王・クイーンミラージュもその実力は認めていた。
 変身した姿は、濃いパープルの長いポニーテールが特徴で、左側にハートの髪飾り、胸にゴールドのリボンタイ、ゴールドの三日月型イヤリングと青紫色のロングフレアスカートにホワイトのロングブーツを履いている。妹のキュアフォーチュンに同じく色はパープルを基調としている。
 髪はキュアフォーチュンよりも若干ウェーブが効いており、大人びた雰囲気がある。
 必殺技は、空と地上に一つずつ大きな五芒星の魔法陣を描いて、両者の間に敵を閉じ込め、巨大なパープルの光波を放出することで浄化する「テンダー・ライジングスターバースト」。
 長らくプリキュアとして幻影帝国と戦っていたが、ファントムとの決戦の際にいおなをかばったことで敗北し、変身を解除されて「プリキュア墓場」に封印される。この後、まりあのプリキュア変身アイテム「プリチェンミラー」は、いおなが譲り受けることとなった。なお、まりあは表向きには「海外留学中に行方不明になった」ということにされており、真実を知るのはごく一部の人物に限られている。
 プリキュアになった時期や、ファントムに封印された時期については TVシリーズ本編では言及されていないが、封印された時期については、上北ふたごによるコミカライズ版において「3年前」と語られている。

 封印された後、まりあはクイーンミラージュに洗脳されて幻影帝国の大幹部になっており、幻影帝国の奥の手としてキュアラブリーたちと対峙することとなる。
 幻影帝国の大幹部となったキュアテンダーは、パープルのロングヘアに赤色の瞳になる。ブラックを基調としたコスチュームを身にまとい、背中にはパープルの蝶のような羽をつけ、頭部にはブラックの髪飾りをつけている。コスチュームのデザインはクイーンミラージュに近いものになっており、胸部のベストは襟と腰周り部分の丈が伸び、大きかったフレアスカートはミニスカートに短くなっている。赤い瞳の色は、幻影帝国の黒幕である邪神レッドの洗脳状態を表しているようで、正気に戻りかけた瞬間に瞳が一瞬青くなるという演出が多用されていた。キュアテンダーに洗脳を施したクイーンミラージュ自身も、ブルーの説得を受けて一瞬だけ瞳が青くなったことがあるため、ミラージュがテンダーに施した洗脳を、ミラージュ自身もレッドから受けていたことが示唆された。
 クイーンミラージュの洗脳によって過去の記憶が改ざん・抹消されており、いおなのことを妹だとは認識していない。 しかし、まりあとしての人格は少なからず残っており、同じプリキュアの呼びかけで記憶を思い出すこともある。冷徹かつ好戦的な性格であり、妹であっても容赦なく攻撃してくる。また、「幸せは一瞬、愛は幻」という思想に取りつかれている。クイーンミラージュの命令に忠実に従うが、同僚のオレスキーを邪魔者扱いするなど、協調性はない。
 戦闘能力はかなり高く、プリキュアたちを苦戦させるだけでなく、プリキュア4名の合体必殺技「プリキュア・ハピネスビッグバーン」さえも消滅させることもできる。その他にも、手から暗黒の光線を放ち、蝶形の強力な破壊光線も出せる。また、剣で攻撃することもあり、空を暗雲で覆う能力をもつ。必殺技に相当するものとして、手を天に掲げて三日月状のワームホールを作り出し、そこから暗黒の蝶を召喚してプリキュアたちに突撃させるというものがある(技の名前は不明)。
 第37話『やぶられたビッグバーン!まさかの強敵登場!』(2014年10月19日放送)から登場し、一向にプリキュアたちに勝利できない三幹部にしびれを切らしたクイーンミラージュからの要請で現れ、妹のいおなとは敵として再会することになる。プリキュアたちを圧倒して優位に立つが、いおなたちの説得を受けて記憶がよみがえり、最終的にはプリキュアたちの強化合体必殺技「プリキュア・イノセントプリフィケーション」で浄化されて本来の姿に戻った。
 キュアテンダーに復帰した後の第39話以降は、「自分がいなくても十分」という理由で「ハピネスチャージプリキュア」チームには加わらず、両親のいるアメリカを拠点に世界中のプリキュアを援護する道を選ぶ。
 その後、第46話『愛と憎しみのバトル!誠司 VS プリキュア!』(2014年12月28日放送)で、ダーク誠司との戦いに敗れたプリキュアたちのもとへ駆けつけ、戦意喪失しためぐみたちを叱責して「本当に大切な人を守る」ことの大切さを伝えた。以降は、幻影帝国の黒幕である邪神レッドがいる「惑星レッド」に出撃したプリキュア4名の代わりに、キュアミラージュやアロ~ハプリキュアと共にぴかりが丘の防衛を担当した。


●アンラブリー / プリキュアハンター・ファントム(シリーズで初めて登場した、悪の大幹部によるプリキュアのコピー)…… 中島 愛(24歳 キュアラブリーとの二役)

 プリキュアハンター・ファントム(声・野島裕史)は、幻影帝国の王女・クイーンミラージュの側に仕える最高幹部である。赤色の髪をした青年。一人称は「オレ」。
 ホワイトのコートを着て、腰にカットラス(湾曲刀)を帯剣している。また、左腕には大きなヴァンブレイス(金属製の籠手)を装備している。
 冷静沈着な性格で、クイーンミラージュから降された任務を完璧にこなしている。そのため、同僚の大幹部たちからは嫉妬されている。世界中のプリキュアを狙う狩人であり、プリキュアたちを自身の「エターナルゲージ」という特殊能力で鏡に封印し、異空間「プリキュア墓場」で保管している。
 空手の有段者であるキュアフォーチュンさえも圧倒するほどの高い戦闘能力をもち、武器のカットラスは、キュアラブリーの必殺技「プリキュア・ピンキーラブシュート」と、キュアフォーチュンの必殺技「プリキュア・スターダストシュート」を同時にかき消すほどの攻撃力がある。
 基本的に自身は幻影帝国の怪物「サイアーク」を使役しないが、カットラスから発生させた衝撃波を人々に浴びせることにより、一度に大量のサイアークを生み出すことができる。
 その正体は、かつてキュアミラージュ(クイーンミラージュ)のパートナーだった妖精「ファンファン」であったが、不幸に堕ちたミラージュの笑顔を取り戻したいという願いが暴走してファントムに変貌してしまい、ミラージュのためならば悪行も辞さないようになる。
 そのため、クイーンミラージュには強い忠誠を誓い、彼女からも絶大な信頼を置かれている。また、ミラージュが不幸になった元凶であるとみなすブルーには激しい憎悪を見せている。

 第30話『ファントムの秘策!もう一人のキュアラブリー!』(2014年8月31日放送)にて、クイーンミラ-ジュによって能力を強化された上でブルー討伐を命令され、キュアラブリーの「影」をまとい「アンラブリー」に変身して追いつめるが、プリキュアたちの合体必殺技「プリキュア・ハピネスビッグバーン」を受けて敗北した。アンラブリー時の一人称は「わたし」。
 アンラブリーの外見はキュアラブリーに酷似しているが、ブラック地に赤いラインのコスチュームが特徴で、ノースリーブロングコートの中にミニスカートを身につけ、ロンググローブをつけてロングブーツを履いている。変身時は声もキュアラブリーの声そのものに変わっているが、顔だちはファントムの面影を残している。
 愛乃めぐみ(キュアラブリー)の人格から記憶まで全てをコピーした存在で、めぐみの隠し持つコンプレックスも知り尽くしており、めぐみの過去や想いをあざ笑い、「だれの役にも立てない弱い子」と罵るという精神攻撃を展開する。
 戦闘能力が非常に高く、引き抜いた電柱で相手を殴りつけたり、服を掴んで叩きつけるという荒々しさが特徴で、腹部を殴るなど肉体的にも追いつめる。
 当初はプリキュア4名を軽く圧倒していたが、仲間の助力で立ち直ったキュアラブリーの猛反撃を受けたことで、変身を解除して元のファントムに戻った。



 やっぱり文章が長くなっちゃったんで、続きはまた次回! プリキュア(人数が)大爆発!!

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