どうもこんばんは、そうだいです。いやぁ、今日は天気良かったですねぇ! そんなに寒くもなかったし。雲ひとつない小春日和でした。
突然ですが、昨日の夜、NHK大河ドラマ『龍馬伝』の最終回、やってたでしょ!? 私もちゃんと観ましたよ、友だちの家で!! Oh,友だち……あんたは、えらい!
ほんとにねぇ、何度も言うように、私の家のTVはあとかたもなく消え去ってしまったわけなんですが。私、NHK大河ドラマはほんっとに大好きなんですよ。もともと、実家が日曜日の夜は必ず大河ドラマを観るという家庭だったため、ものごころがついた1983年の『徳川家康』から、ぼんやりとした記憶は残っています。
しばらくして、本格的に日本の歴史に興味を持つようになった小学校時代の1991年『太平記』から最近の2009年の『天地人』まで、どんなに気に入らない内容の年だったとしても、最終回だけは必ず観るようにしてきていました。
ところが! 今年の『龍馬伝』は比較的しょっちゅう観ていたのに、肝心のTVが夏にブッ壊れるという未曾有の大事件発生。きゅうきゅうとした挙げ句、親友の家にあがりこんでしまったという次第でした。しかも手作りのカレーまでいただいちったよ。Oh,心の友!! 超絶感謝。
さて、そこまでして観ることに成功した『龍馬伝』最終回だったんですが……なんか、演出上あえてそうしたんだろうけど、かなり地味な出来でしたね。やっぱり、暗殺直前の龍馬さんだけピックアップしちゃうと、華々しい出来事もないまま殺されちゃう流れになっちゃうのかなぁ。
『龍馬伝』らしさをつらぬいた最終回と言ってしまえばいいんでしょうが、女性キャラも真木さんと寺島さんがお情け程度に出ていたくらいで、なんかさみしくて暗い終わり方だったなぁ。好きだったオープニングテーマも丸ごとカットされてたし。
オープニングをカットしちゃ絶対にダメ! NHK大河ドラマは主題曲が命なんだから。最終回に関する限り、『龍馬伝』の挑戦はやり過ぎだったんじゃないかと思いました。あぁ、かえすがえすも、真木よう子さんの「寺田屋事件」が観られなかったのが無念で無念で……あたしゃくやしいよ。
来年の大河もおもしろそうですねぇ! 常連の「天下取り三羽ガラス」の配役はなんか……な感じですが、主人公の浅井三姉妹がよさそう! なんたってあんた、宮沢りえさんの「茶々」よ!? 楽しみね~え。早くお金をためて最新のパソコンを買わねば。
さぁ、前回に引き続き『ゲゲゲの鬼太郎』の名ヒロイン・猫娘の成り上がりサクセスストーリーの後半戦でございます。
マンガという形式では、1959年の貸本版『墓場鬼太郎』からはじまった「鬼太郎サーガ」なんですが、のちに不動のヒロインとなる猫娘は初期には登場せず、その原型となった悲劇のキャラクター「寝子」は活躍するものの、残念ながら黄泉の国へと旅立ってしまいました。無惨!
それじゃあ、我々の知っている「猫娘」はいつから現れたのかというと、『週刊少年マガジン』に連載されていた原作マンガ『墓場の鬼太郎』第1シリーズのエピソード『猫娘とねずみ男』(1967年9月)が初登場だったのです。ただし、この時点の猫娘は、あくまでこのエピソードに出演するだけのゲストキャラでした。
ちょっとここですんません! 補足なんですが、『マガジン』で1965~69年に連載されていた「鬼太郎」のタイトルはもともと『墓場の鬼太郎』だったのですが、1968年に初めてTVアニメ化されるにあたって、TV局側の「スポンサー企業のつく番組のタイトルに『墓場』はちょっと……」という意見から、『ゲゲゲの鬼太郎』に連載途中から変更されることとなったのです。したがって、『猫娘とねずみ男』の掲載された1967年の時点では、マンガのタイトルはまだ『墓場の鬼太郎』でした。
『墓場鬼太郎』に登場した寝子は、「魚やネズミを見ると凶暴なネコのようになってしまう奇病を持つ人間」という設定だったのですが、『猫娘とねずみ男』の猫娘は「人間と猫妖怪のハーフである半妖怪」という設定のキャラクターになっています。
具体的なこの猫娘の生い立ちについては、いまだかつて語られたことがありません。これは同じく「半妖怪」であるねずみ男もそうです。この2人がどうして人妖ハーフとしてこの世に生まれることになったのか? う~む、気になる!
公式プロフィールによると、『猫娘とねずみ男』に登場した猫娘のデータは、以下のようになります。
1953年生まれ(鬼太郎の1歳年上)・身長136cm・体重29kg・調布市の神社の裏に在住
ライフスタイルはかなりワイルドですね……でもファッションは白いブラウスに赤い吊りスカート。髪型もワカメちゃんをしのぐ勢いで刈り上げた短髪と、意外と清潔感のあるいでたちの女の子です。細かいポイントですが、この時点ではのちにトレードマークとなるおっきなリボンはつけていません。
短編『猫娘とねずみ男』にゲスト出演した猫娘は、鬼太郎に呼び出されて、悪質な霊感商法でもうけていたねずみ男をこらしめる手伝いを頼まれます。報酬はラーメン2杯。
おいしそうに2杯目のラーメンを「ぞろぞろ」という音をたてて食べ、「ききききき」と笑ってパンツ丸出しでねずみ男に飛びかかる猫娘の勇姿は、とても40年後に萌え萌えヒロインになるとは思えないネコ本来のエネルギッシュな躍動感に満ちています。かっこいいし、かわいい!
私はアニメ第5期版の猫娘よりも、こっちのほうが好きですねぇ! ラーメン2杯で協力するという鬼太郎とのビジネスライクな関係も実にネコっぽくてクール。
お話を観てもらってもわかる通り、ここに登場した半妖怪・猫娘は、キャラクターから言ってもずっと子どもっぽくなった外見から言っても、『墓場鬼太郎』の寝子とはまったくの別人のように見えます。
ただし気になるのは、来ている服装の感じが瓜二つであること。もしかして猫娘は、黄泉の国にわたった寝子が鬼太郎に再会するために現世に転生した姿なのでは……ずいぶんとロマンチックな解釈ですが、それだと1953年生まれという設定とズレちゃうからなぁ。
寝子との関係はさておき、『マガジン』版の猫娘は、『マガジン』版を忠実に映像化した第1期アニメ版(1968~69年 モノクロ)で放送された『猫娘とねずみ男』にも同じ役回りで登場するのですが(声・山口奈々)、ここではさらに設定が追加されて、ふだんは「閻魔大王から取りつけた人間の魂を刈りとるバイト」にいそしんでいるということに。それ、バイト!? 同じバイトでも、アニメ版第5期のバイトとは大違いよ! こわすぎる……
さて、こういったインパクトあふれるスタイルで颯爽と登場した猫娘だったのですが、まだ鬼太郎ファミリーの一員にはなっていません。ていうか、鬼太郎ファミリー自体がまだできていませんでした。
鬼太郎と目玉の親父の行動に同調した妖怪たちが、現在の砂かけ婆や子泣き爺のようにレギュラー化するのは、第1期版アニメの好評によって1971~72年に放送された第2期アニメ版(初カラー)からのこととなります。
それまでは基本的には鬼太郎父子に仲間はおらず、たまに敵が強すぎた時(『妖怪大戦争』など)に、随時手助けが入るといった形式が『マガジン』版原作の定型だったのです。ねずみ男にいたってはむしろ鬼太郎の敵になっていることがしょっちゅうでした。『猫娘とねずみ男』のねずみ男は本当に悪人です。
つうことで、1970年代に入ってめでたくレギュラー入りした猫娘だったんですが、ここも一筋縄じゃいかねぇんだよなぁ!
なぜなら、1971年に同時にスタートした第2期アニメ版と『週刊少年サンデー』版の原作マンガ第2シリーズとでは、猫娘のキャラクターがまっったくの別人になっているのです! 特に外見が。
果たして、いつになったら猫娘は、鬼太郎のフィアンセという安定した地位を勝ち取ることができるのか!? 白熱の次回につづく~。
あれ、もっと簡単にまとまって終わるハズだったのに……?
突然ですが、昨日の夜、NHK大河ドラマ『龍馬伝』の最終回、やってたでしょ!? 私もちゃんと観ましたよ、友だちの家で!! Oh,友だち……あんたは、えらい!
ほんとにねぇ、何度も言うように、私の家のTVはあとかたもなく消え去ってしまったわけなんですが。私、NHK大河ドラマはほんっとに大好きなんですよ。もともと、実家が日曜日の夜は必ず大河ドラマを観るという家庭だったため、ものごころがついた1983年の『徳川家康』から、ぼんやりとした記憶は残っています。
しばらくして、本格的に日本の歴史に興味を持つようになった小学校時代の1991年『太平記』から最近の2009年の『天地人』まで、どんなに気に入らない内容の年だったとしても、最終回だけは必ず観るようにしてきていました。
ところが! 今年の『龍馬伝』は比較的しょっちゅう観ていたのに、肝心のTVが夏にブッ壊れるという未曾有の大事件発生。きゅうきゅうとした挙げ句、親友の家にあがりこんでしまったという次第でした。しかも手作りのカレーまでいただいちったよ。Oh,心の友!! 超絶感謝。
さて、そこまでして観ることに成功した『龍馬伝』最終回だったんですが……なんか、演出上あえてそうしたんだろうけど、かなり地味な出来でしたね。やっぱり、暗殺直前の龍馬さんだけピックアップしちゃうと、華々しい出来事もないまま殺されちゃう流れになっちゃうのかなぁ。
『龍馬伝』らしさをつらぬいた最終回と言ってしまえばいいんでしょうが、女性キャラも真木さんと寺島さんがお情け程度に出ていたくらいで、なんかさみしくて暗い終わり方だったなぁ。好きだったオープニングテーマも丸ごとカットされてたし。
オープニングをカットしちゃ絶対にダメ! NHK大河ドラマは主題曲が命なんだから。最終回に関する限り、『龍馬伝』の挑戦はやり過ぎだったんじゃないかと思いました。あぁ、かえすがえすも、真木よう子さんの「寺田屋事件」が観られなかったのが無念で無念で……あたしゃくやしいよ。
来年の大河もおもしろそうですねぇ! 常連の「天下取り三羽ガラス」の配役はなんか……な感じですが、主人公の浅井三姉妹がよさそう! なんたってあんた、宮沢りえさんの「茶々」よ!? 楽しみね~え。早くお金をためて最新のパソコンを買わねば。
さぁ、前回に引き続き『ゲゲゲの鬼太郎』の名ヒロイン・猫娘の成り上がりサクセスストーリーの後半戦でございます。
マンガという形式では、1959年の貸本版『墓場鬼太郎』からはじまった「鬼太郎サーガ」なんですが、のちに不動のヒロインとなる猫娘は初期には登場せず、その原型となった悲劇のキャラクター「寝子」は活躍するものの、残念ながら黄泉の国へと旅立ってしまいました。無惨!
それじゃあ、我々の知っている「猫娘」はいつから現れたのかというと、『週刊少年マガジン』に連載されていた原作マンガ『墓場の鬼太郎』第1シリーズのエピソード『猫娘とねずみ男』(1967年9月)が初登場だったのです。ただし、この時点の猫娘は、あくまでこのエピソードに出演するだけのゲストキャラでした。
ちょっとここですんません! 補足なんですが、『マガジン』で1965~69年に連載されていた「鬼太郎」のタイトルはもともと『墓場の鬼太郎』だったのですが、1968年に初めてTVアニメ化されるにあたって、TV局側の「スポンサー企業のつく番組のタイトルに『墓場』はちょっと……」という意見から、『ゲゲゲの鬼太郎』に連載途中から変更されることとなったのです。したがって、『猫娘とねずみ男』の掲載された1967年の時点では、マンガのタイトルはまだ『墓場の鬼太郎』でした。
『墓場鬼太郎』に登場した寝子は、「魚やネズミを見ると凶暴なネコのようになってしまう奇病を持つ人間」という設定だったのですが、『猫娘とねずみ男』の猫娘は「人間と猫妖怪のハーフである半妖怪」という設定のキャラクターになっています。
具体的なこの猫娘の生い立ちについては、いまだかつて語られたことがありません。これは同じく「半妖怪」であるねずみ男もそうです。この2人がどうして人妖ハーフとしてこの世に生まれることになったのか? う~む、気になる!
公式プロフィールによると、『猫娘とねずみ男』に登場した猫娘のデータは、以下のようになります。
1953年生まれ(鬼太郎の1歳年上)・身長136cm・体重29kg・調布市の神社の裏に在住
ライフスタイルはかなりワイルドですね……でもファッションは白いブラウスに赤い吊りスカート。髪型もワカメちゃんをしのぐ勢いで刈り上げた短髪と、意外と清潔感のあるいでたちの女の子です。細かいポイントですが、この時点ではのちにトレードマークとなるおっきなリボンはつけていません。
短編『猫娘とねずみ男』にゲスト出演した猫娘は、鬼太郎に呼び出されて、悪質な霊感商法でもうけていたねずみ男をこらしめる手伝いを頼まれます。報酬はラーメン2杯。
おいしそうに2杯目のラーメンを「ぞろぞろ」という音をたてて食べ、「ききききき」と笑ってパンツ丸出しでねずみ男に飛びかかる猫娘の勇姿は、とても40年後に萌え萌えヒロインになるとは思えないネコ本来のエネルギッシュな躍動感に満ちています。かっこいいし、かわいい!
私はアニメ第5期版の猫娘よりも、こっちのほうが好きですねぇ! ラーメン2杯で協力するという鬼太郎とのビジネスライクな関係も実にネコっぽくてクール。
お話を観てもらってもわかる通り、ここに登場した半妖怪・猫娘は、キャラクターから言ってもずっと子どもっぽくなった外見から言っても、『墓場鬼太郎』の寝子とはまったくの別人のように見えます。
ただし気になるのは、来ている服装の感じが瓜二つであること。もしかして猫娘は、黄泉の国にわたった寝子が鬼太郎に再会するために現世に転生した姿なのでは……ずいぶんとロマンチックな解釈ですが、それだと1953年生まれという設定とズレちゃうからなぁ。
寝子との関係はさておき、『マガジン』版の猫娘は、『マガジン』版を忠実に映像化した第1期アニメ版(1968~69年 モノクロ)で放送された『猫娘とねずみ男』にも同じ役回りで登場するのですが(声・山口奈々)、ここではさらに設定が追加されて、ふだんは「閻魔大王から取りつけた人間の魂を刈りとるバイト」にいそしんでいるということに。それ、バイト!? 同じバイトでも、アニメ版第5期のバイトとは大違いよ! こわすぎる……
さて、こういったインパクトあふれるスタイルで颯爽と登場した猫娘だったのですが、まだ鬼太郎ファミリーの一員にはなっていません。ていうか、鬼太郎ファミリー自体がまだできていませんでした。
鬼太郎と目玉の親父の行動に同調した妖怪たちが、現在の砂かけ婆や子泣き爺のようにレギュラー化するのは、第1期版アニメの好評によって1971~72年に放送された第2期アニメ版(初カラー)からのこととなります。
それまでは基本的には鬼太郎父子に仲間はおらず、たまに敵が強すぎた時(『妖怪大戦争』など)に、随時手助けが入るといった形式が『マガジン』版原作の定型だったのです。ねずみ男にいたってはむしろ鬼太郎の敵になっていることがしょっちゅうでした。『猫娘とねずみ男』のねずみ男は本当に悪人です。
つうことで、1970年代に入ってめでたくレギュラー入りした猫娘だったんですが、ここも一筋縄じゃいかねぇんだよなぁ!
なぜなら、1971年に同時にスタートした第2期アニメ版と『週刊少年サンデー』版の原作マンガ第2シリーズとでは、猫娘のキャラクターがまっったくの別人になっているのです! 特に外見が。
果たして、いつになったら猫娘は、鬼太郎のフィアンセという安定した地位を勝ち取ることができるのか!? 白熱の次回につづく~。
あれ、もっと簡単にまとまって終わるハズだったのに……?
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