クラシックコンサートを聴く夜

縁というものは　ちゃんと繋がってくれてるものらしく　ひさしぶりに交響曲の生演奏を聴く機会があった

案内チラシを持っているので　いつか　どこかで貰ったのだったろうけど　覚えていない

音楽の贈り物　オーケストラギフトというところが主催で　今年で３回目ですって

初めて訪れたミューザ川崎シンフォニーホールは　大きな建物のなかにある素敵なホール

中央の舞台を囲むようにして座席が４階まであり　ほぼ満員のお客さんたち

チャイコフスキーの序曲「1812年」のきらびやかな演奏のあとは　ラフマニノフの交響曲第２番が演奏された

総勢８０余名の若々しい演奏者たちの明るく元気のある　いい音楽だった

次はこの楽器が奏でる…と　そこを注視して音を待つのは　生演奏の楽しみだなと思う

アンコール曲の「橇すべり」では　珍しい楽器を見ることができて　楽しかった

朗らかなリズミカルな指揮者の動き　演奏者たちの全身を使って奏でる音色には

わたしの目も心も体も　ゆったり音楽に浸って　深々と楽しめた

すぐには帰りたくなくて　クリスマスイルミネーションを眺められる喫茶店で　夜の珈琲タイム

甘いミニケーキを食べながら　ボーッとしてたら　　閉店です　って

人の一生懸命に触れると　わたしの心の中が浄化されて　清く澄んでいくような気がする

まわりの人びとに　もっと優しくしたくなり　いい人間になろうと誓いたくなってしまう
たぶん　いい思い付きだろうから　今日から　やってみよっと