こういうタイトルの邦画を観たことがある
花村萬月の原作 奥田英二主演 いい映画でした
「みんな月でした。 我慢の限界です。 さようなら。」
ある日、そんな謎だらけの置き手紙を残して 妻・沙夜子が現金と預金通帳を
持って失踪した。
橋梁設計士の諏訪憲雄は、コンピューターおたくの冴えない四十男だ。
複雑な力学計算の仕事に夢中になっていた彼にとって、見合い結婚した沙夜子が
初めての女でもあった。 結婚生活は順調だとおもっていたのに・・
*****
いま 映画よりもタイトルを思う 皆月・・ みなつき・・
みんな月 わたしも月 日の光をもらわないと輝けない月
憧れの星の周りを回っていたい月
いつも少しの距離があるけれど きっと そのくらいがいいのかもしれない
星が喜べば 月も喜ぶ
星が怒れば 月は曇る
星が悲しむと 月は大雨降り
星が楽しむと 月はことのほか大喜び
人はそれぞれ仰ぎ見たい星が異なると思う
将来への夢でもいいかもしれない 人間への想いでもいいかもしれない
わたしは 月
憧憬のものへわたし自身を映し 光を照射してもらう
その光を感じる心 見通す視線 そよと微風が立っても受け止める
深く研ぎ澄まし しんと静かに 耳をすませていたい
花村萬月の原作 奥田英二主演 いい映画でした
「みんな月でした。 我慢の限界です。 さようなら。」
ある日、そんな謎だらけの置き手紙を残して 妻・沙夜子が現金と預金通帳を
持って失踪した。
橋梁設計士の諏訪憲雄は、コンピューターおたくの冴えない四十男だ。
複雑な力学計算の仕事に夢中になっていた彼にとって、見合い結婚した沙夜子が
初めての女でもあった。 結婚生活は順調だとおもっていたのに・・
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いま 映画よりもタイトルを思う 皆月・・ みなつき・・
みんな月 わたしも月 日の光をもらわないと輝けない月
憧れの星の周りを回っていたい月
いつも少しの距離があるけれど きっと そのくらいがいいのかもしれない
星が喜べば 月も喜ぶ
星が怒れば 月は曇る
星が悲しむと 月は大雨降り
星が楽しむと 月はことのほか大喜び
人はそれぞれ仰ぎ見たい星が異なると思う
将来への夢でもいいかもしれない 人間への想いでもいいかもしれない
わたしは 月
憧憬のものへわたし自身を映し 光を照射してもらう
その光を感じる心 見通す視線 そよと微風が立っても受け止める
深く研ぎ澄まし しんと静かに 耳をすませていたい