後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

夏の山唄

2015年08月25日 | Weblog

山を唄った民謡は数限りない
山地が7割以上を占める日本では当然のことなのだろう
季節ごとに様々な山の歌が唄われる
「夏の山唄」も全国大会が開かれる人気の民謡だ
2番の歌詞が親近感を与えて心地良い
「ハァ 寝ても眠たい
 宵から寝ても
 今朝の朝草
 夢で刈る」
牛・馬・山羊には朝の飼葉が必要だ
早朝に起きて草を刈る
不思議おじさんも3年間 学校に行く前に刈った


不思議おじさんの畑は草の海だ
草の中にはツチガエル、ミミズ、アリなどが群生している
草をかすめてアキアカネが飛び回る
秋の風景でまことに結構だ  が…

2週間、畑を放置した罰は誠に厳しい

草「刈」ではない
次の植え付けのために根ごと除去する必要がある
刀の短い鋸葉の釜で根を断ち切る
1メートル進むのに20分近く必要だ
手にマメができた
3日間連続で4時間ずつ泥にまみれて草取りしたが
まだすべてを除草できていない


生き方に自信を無くしそうなとき
他人が眩しく見えるとき
生きていても仕方がないと思うとき

そんなときは草を刈り、草を抜くにしかない
黙々と土と草を相手に時間を過ごす

最良 至福の時ではないかと思う

実際には
毎日のように蟻に噛まれている
チクチクと痛みが消えない
蚊にも噛まれる

それでも畑で這いつくばっていれば
世事の物差しは胡散霧消する

写真は「綿」である
うっかり間違えて植えてしまった


天津ほどではないが爆発事件だ
料理をしていたらガスグリルから「ボン!!!」と爆発音
お隣の畑仲間から頂いた白ナスビを焼いていたら
皮が固くて爆発したというわけ
小妻から切り目を入れなかったことでお叱りを受けたが
その小言を上回る美味しさでビールが進んだ


綿も花がそろそろ終わり実をつけ始めている

台風が九州・中国地方を縦断している

夏に孫と訪れた高知県東洋町の白浜海岸
サーファーでは知らぬ人のいない高波の浜
今夜はどんな波が打ち寄せているのだろう


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