ネイビーブルーに恋をして

バーキン片手に靖國神社

自衛隊観艦式~「自衛隊スィーツ」

2012-11-24 | 自衛隊

    


いろんなイベントに出向いてそのことを行きつ戻りつ書いているので、
10月に行われた観艦式のことはすっかり過去の思い出になりつつありますが、
今一度、ご報告すべきことがあります。
そう、それは

お    み    や    げ    。


どこにいってもお土産を買うというのが最近の恒例行事になっているわたし。
この観艦式でもお土産を買いまくりました。
「いろいろ買いすぎ!」      
挙句の果てはその包みを家人に持たせて愚痴を言われたというくらいです。

でもねえ。
中身がいつもの「自衛隊ケーキ」「自衛隊パン」「海軍ドロップス」
と全く同じものであるとわかっていても、このようなラベルがついているものなら
ついついほしくなってしまうではありませんか。わたしだけかな。

冒頭画像の一番左は、靖国遊就館の売店でよく買うサイダー味のドロップ。
息子のお気に入りなので、今後のことも考えて三個購入しました。

わたしの乗った「ひゅうが」は何しろ巨大艦ですので、見学者も多数。
その見学者のために、ちゃんとした売店も出店していました。
観艦式には「食べやすいお弁当を持っていくべし」と前もって言われていたので、
我々はおにぎり持参で臨みましたが、実はこの売店では弁当が販売されていました。
手ぶらで行っても「ひゅうが」なら何かしら食べるものはある、ということですね。

今回のお土産はここで買ったものです。



ピンバッジ。いまだに開封していません。
何に使うというあてもなくつい買ってしまいました。
使う、というよりわたしの場合「資料」扱いです。
航空徽章が非常にかっこよくてよろしい。


携帯ストラップとピンバッジ
これは、あることでお世話になった方に差し上げました。

行ったわけでもないのにこんなもんもらってもどうすんの、って感じです。
全く、土産ものを配るというのはある意味テロ行為みたいなものですね。
押し付けちゃった方、すみませんでした。反省してます。



おなじみ海軍カレー
これは息子が買え買えとうるさいので買いました。
しかし、これ、何もここで買わなくても、ガーデンズとかで売ってるんですよね。
その気になれば横須賀の製造元からネットで買えるし。
なんのためにわざわざ「ひゅうが」艦内で買わねばならなかったのか。
家人が「買いすぎ」と文句を言ったのも、今となれば納得できます。

今ならね。



この売店には、あまりにもネタ過ぎて、買う勇気なく写真だけ撮ったお菓子が・・・。

このDead or Alive(生きるか死ぬか)ですが、クリームをサンドしたクッキー。
クッキー地はダックワーズ(アーモンド味のメレンゲを使っている)で、
なかなかおいしそうですが、そこで普通でないのが自衛隊スィーツ。

なんと、6個に1個は激辛の(たぶん)ワサビクリームが挟まれているのです。

箱の上部に書かれているのは、

被弾確率6分の1

12個の美味しいクッキーのうち2個は激辛クッキー。
君はこの恐怖に挑戦できるか?!

JSDF LIMITED RUSSIAN ROULETTE COOKIE

ネタなのはよくわかりましたが、なぜこれがドルフィン運動やら総火練やら
戦闘機のパッケージでなくてはいけないのか、はっきり言って全く理解できません。
パッケージが、陸海空自衛隊のすべてに気を使っていることだけはよくわかりますが。

来客に出すわけにはいかず、ウチワ受けのネタとしてしか使用できないお菓子ですが、
この「激辛」の味に興味があるので、ちょっと買ってみたかったかも。



自衛隊限定茶
ちょっと渋みのある緑茶です。
持ってきたおにぎり弁当と非常によく合いました。
一つ持って帰り、非常用として食品庫に収納してあります。

この艦内売店、「ひゅうが」に乗った人々が詰めかけてなかなかのご盛況。
この巨大艦への出店を勝ち取ったこのお土産屋さん、勝ち組というやつです。
ところが、おばちゃんのお客のさばき方なんかを見ていると、

「日頃このような、我も我も状態の客を相手にするような商売は決してしていない」

ということが痛いほどわかる手際の悪さ。
後ろに客がいっぱい待っているというのに、商品の値段をいちいち確認しながらですから。

食べ物だけでなく、Tシャツやタオル、パーカなどの「自衛隊グッズ」も売っていましたが、
「ひゅうが」の乗組員がかぶっているキャップが記念に欲しくて聞いてみたら、

「(商品はあることはあるのですが)忘れました」

忘れた・・・・って。
商品を持ち込むのを忘れたってことですか?
おばちゃん、いかにも残念そうに言ってましたが、わたしも残念です。
きっと持ち込んでいたら飛ぶように売れていたと思います。

さて。
それではこの辺で、自衛隊スィーツの試食会と参ります。

 

さすがに買ったものを一気に食べることはできず、
全部を食べ終わったのがつい昨日。
最初に開けたのが、このフルーツカップケーキ。

フタを開けると、ケーキがひっくり返った状態で入っています。
このままお皿に伏せて落とすと手を使わなくて済むのです。
頭いい。



いきなり半分に割ってみました。
一般のフルーツケーキより、甘さはかなり控えめです。



こちらはこの「ケーキの缶詰シリーズ」のチョコレートバージョン。
これははっきり言ってかなりウマー!でした。
別に缶に入っていなくても十分スィーツとしてイケていました。

以前靖国の遊就館の「自衛隊ケーキ」を買ったことがあるのですが、
何が変わったのかその時よりしっとり度がかなりアップし、お世辞抜きに美味しかったです。



そしてこれ。
やはり同じように逆立ちして入っている「パンの缶詰」。
今回購入したのがキャラメル味だったのですが、



これをご覧いただいても美味しそうなのがわかっていただけますでしょうか。
パネトーネというイタリアの少し甘いパンがありますが、あんな感じで、
あれよりももう少しもっちりしている、といった食感です。
パンというよりやはりおやつっぽいですが、ケーキというほど甘くなく、
これは冗談抜きに非常食としていくつか保存しておくといいのではないかと思いました。

製造は「岡根屋」という、こういったパンの缶詰を多く扱っているお店ですが、
パンやケーキを缶詰めにしたのではなく、最初から缶の中で作るのだそうです。
この製法とこの商品はこの岡根屋が特許を取っているとのこと。

このメーカーが自衛隊にこのような商品を出すのは、海外派遣などの航海中
「美味しいパンやケーキが食べたい」という自衛官たちの熱い要望に応えたのが始まり。
防衛相共済組合との公式契約商品となっています。
会社ぐるみで防衛政策懇話会などにも積極的に参加し、自衛隊への理解を深めるなど、
決して「御用商店」にとどまらず、協力企業として深くかかわっている様子です。

「自衛隊シリーズ」は各駐屯地やイベント、あるいは遊就館や江田島でしか買えませんが、
HPのオンラインショップでは全く同じ中身のもの(たぶん)が購入できます。

http://www.okaneya.co.jp/opinionleader/

おすすめはパンの缶詰お試しセットかな。
缶が一つ500円、というのは少し高い気もしますが「保存がきく」という特殊性を考えると、
お値打ちなのではないか?とちょっと宣伝してみる。






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