goo

ウッドボックスミルに触れる

アンティークミルの取り扱いは僕のコレクションとして始まり、今のような形で販売をすることになりました。鋳鉄のスポング社のミルはイギリスで作られていましたが、ボックスミルという主に木材で箱を作るタイプのものは、ドイツで作られていた物を主に取り扱っています。鋳鉄製ではスポングが主流としていますので、いろんな形や表情という感覚で触れることは少ないです。生産された時代からの材質の違いや外装のちょっとした違いぐらいで、主に大きさの違いぐらいです。一般的な大きさのNo.1は手ごろな大きさと重さ、No.2は少し大きくなり使いやすい道具と感じ、No.3となれば実に重くて存在そのものが大きく、No.4は鉄アレイのよな物と感じ間違って足の指にでも落としたら骨折してしまう。しかし、ボックスミルに関して言いますと、ザッセンハウス社が今現在でも作っていますが、1950年前後の時代にはザッセンハウスとの競い合いをしていた数々のミル製造会社がドイツにたくさん有りました。いろいろな会社、メーカーとしてはそれぞれ特色が出ていたりして、見ていても触っていても飽きることが有りません。先週は久しぶりにボックスミルのご注文を頂きまして発送を致しましたが、手で触っていたり眺めていると実に味わいが有ります。やはり木というものは安らぎを感じます。









コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

アンティークミルのご紹介 wbat-002

商品番号 wbat-002

イギリスのスポングミルとドイツのウッドボックスミルの黄金期と言える1950年前後のミルをご紹介しております。品質としては世界でも一番と言われるザッセンハウス社との競い合いをしていたミルの企業はドイツでは10社ほどありましたが、本日は「ARMIN TR'O'SSER」社のミルをご紹介します。アンティークミルの販売についての詳細は、当店ホームページをご覧ください。

先週ご成約をさせて頂きました。久しぶりのウッドボックスミルです。


では、分解掃除をして磨き込み、組み上げましたので写真にてご案内いたします。



正面からご覧ください


横からご覧ください


後ろからご覧ください


下からご覧ください


上からご覧ください


ハンドルのノブは丸い木材です


粉の挽き具合調節の金具です


つまみを回して豆を入れます


ARMIN社のロゴシールが残っています


引き出しは大きめです


胴体組み立てには釘を使わないので、こんな仕組みになっています


引き出しのノブです


引き出しの裏側、家具のようです


引き出し固定の板ばねは両側にしっかりとあります


このミルの粉の挽き具合調節はここにはなくて、ハンドルの軸にあります


引き出しを上からご覧ください


横からご覧ください


後ろからご覧ください


裏からご覧ください


組み上げる前の分解した部品を見ていただきます



部品構成です


歯の部品


内歯です


ボールベアリングは使っていないつくりです


外歯です


反対側からも見てください


豆を入れるホッパー部分です


歯を固定する板は上面板の二倍はあります


その板の裏側です、ここに歯を組み付けます


上面板を固定するネジの受け部分が四隅に作られています


釘を使わない組み付け技法


正面板の組み付け部分


もう家具の造り方です


商品番号 wbat-002 ¥16.600- sold out


寸法:120(185)-120(185),H-130(225)


重量:950g


年代を感じさせるアンティークらしい良い色合いです。形がシンプルで落ち着きさを感じますが、時代を重ねて出来上がる良い風格を感じます。粉の挽き具合を調節する部位が外に作られており、ハンドルの軸の一番上のナットを外してから調節をする造りになっています。

ご注文はホームページからお願いします
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )