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アンティークミルをご紹介します wbza-015

商品番号:wbza-015


イギリスのスポングミルとドイツのウッドボックスミルの黄金期と言える1950年前後のミルをご紹介しております。品質としては世界でも一番と言われるザッセンハウス社との競い合いをしていたミルの企業はドイツで10社ほどありましたが、本日のご紹介しますミルは’1880~’1890年のモデルです。ドイツのコレクターさんから譲り受けたミルの一つですがメーカーを特定できる刻印やラベルがありません。アンティークミルの販売についての詳細は、当店ホームページをご覧ください。

このミルは店頭でお選びいただいた物でありまして、本日整備完了となりましたのでご要望のお客様へ明日ご案内をします。ご案内から1週間の商談期間を設けますが、商談成立とならなかった場合には即日一般への販売へ移行いたします。ご興味のある方は、しばしウオッチしてください。

では、分解掃除をして磨き込み、組み上げましたので写真にてご案内いたします。



正面からご覧ください


横からご覧ください


後ろからご覧ください


上からご覧ください


豆を入れるところであるホッパーは真鍮製ですがきれいにしました。蓋は付いていません。


本体の底をご覧ください


家具のように足が作られています、木製です。


組み上げる前の分解した部品を見ていただきます



分解をした部品の構成です(真鍮のホッパーは含んでいません)


金物部品をご覧ください


内歯になります


少し外周の摩耗があります


内歯の裏側です


外刃になります


外刃の裏側です


内歯と外刃を組み合わせていきますが部品を一つ加えました


このボールです


本体上面に固定します


わかるでしょうか、ボールベアリンを加えた場所


本体上面のボルト固定ヶ所にはワッシャーを加えました


本体に上面を固定して組付けます


内歯の軸に固定するハンドルです


ハンドルに曲がりはありません


本体から粉を受ける箱を引き出します


引き出しのつまみも真鍮製です


引き出しをご覧ください


本体内側との間の取り付けをしっかりとするために板バネがあります


後ろ側をご覧ください


引き出しの裏側をご覧ください



商品番号:wbza-015 ¥33.500- sold out


寸法:上面板 175mmx175mm(ハンドルを含めると240mm)


高さ:本体上板まで140mm、ハンドルを含めて275mm


重量:1150g



このミルは随分と古いもので、’1880~’1890年のミルとなっております。今回のレストアで随分ときれいになりましたが、外装は塗装し直されています。内歯には少し摩耗が見られていますが、一番の注意するべきところは、内歯の裏側の組付け部品の状態です。内歯を抑えるべきプレートが摩耗してしまったのか、または今まではボールベアリングが組み込まれていたが分解されたときに紛失してしまったのか。このミルを分解したときに一番気になることでした。手持ちの機械用のベアリングをばらしてボールを一つ外して組付けましたがジャストサイズです。直径6㎜のボール分の摩耗とは考え難い。今回の分解整備にて耐久的には随分と向上することができましたので今後の使用に問題はないでしょう。でも140年も前のミルになりますので、お手柔らかに使っていただければと考えます。
このミルにご興味を持たれた方がいらっしゃるかもしれません。まずはご要望をされた方へご案内をしまして1週間の商談期間を取らせていただきます。商談成立に至らなかった場合は即時一般販売とさせていただきますので気にかけてくださいましたら幸いです。


ご注文、商品のお問い合わせはホームページからお願いします
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