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アンティークミルと同じ年代のカメラ

店のガラスケースの中に、レストアできたアンティークミルを保管しています。そのケースの一部には僕の趣味である機械式カメラが数台隠れています。カメラや写真が好きなお客さんはどういうわけか見つけてしまいます。僕からお見せして話しをすることもたまにはあります。写真が好きと言うよりもカメラが好きという方のほうが話が盛り上がるんですね。そのうちに中古カメラの販売をはじめるかもしれません・・・・・ウソです、僕の趣味ですから。
1950年前後のドイツのカメラが好きでついつい増えてきてしまいます。僕がフィルムカメラに魅力を感じたのはほんの数年前になります。カメラというよりも写真を見ていて何かが違うと言う漠然としたものを感じました。インターネットで見たり、展覧会へ足を運んだりしているうちに自分も写真を撮りたいなぁ~と思うようになりました。最初に中古カメラを買ったときはウキウキしたり、ドキドキしたりでうまく撮れませんでした。初めて買ったカメラはマミヤの35mmカメラでした。確か数千円でした。自分でいいなぁ~と感じた写真はマミヤのカメラで撮られていたということがきっかけです。しかし、憧れていた写真を撮られているマミヤは中判カメラというもので、僕が買ったカメラは普通の35mmカメラなので全然違うのでしたが少し近づいたような気持ちになりました。とまぁ~最初は国産のお気軽カメラではじめていましたが、世界を制覇するまでになっていった日本のカメラによってなくなってしまったカメラなどがたくさんあることに気がつきました。アンティークミルの全盛期である時代のカメラ、ドイツのカメラに興味を持ち始めたのです。その反面で戦後日本の数々のメーカー、、、、すべてのメーカーといってよいぐらいなのかな、ドイツのカメラをコピーしていました。僕はまだコピー商品をそれほど多くは見てきていないのですが、本物を追い越せ追い抜けというそうそうたる気運があったのですね。僕は、時代の最先端を追いかけることはしないでものづくりの基本的な確立されていた古きよき時代のカメラを親しみたいと思います。

撮影した写真は別のブログにこっそり公開しています、よかったらお越しください。



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