岡本りょういち の活動日誌(京田辺市議会議員)

◇命とくらしが大切にされる市政を◇

原発50基が全停止(こどもの日)

2012年05月07日 | 活動
 子どもの日の5日、全国で唯一稼働していた北海道電力の泊原発3号機が

定期検査にはいり、全国50基あるすべての原発が止まりました。

1970年以来42年ぶりに日本から「原発の火」が消えました。


 京田辺で、「原発ゼロの日本」を子供たちにプレゼントしようと、

原発ゼロプログラムの会が、近鉄新田辺駅の西口で、署名やスピーチ

音楽演奏を行い、原発のない日本をめざそうと呼びかけ40人が参加しました。


     昨年の3.11以降、原発は本当に必要なのか?

     原発がなくなれば、電力不足で停電になるのでは?

     日本経済が、もたなくなるのでは?

など、さまざまな不安があり原発について考える1年だったと思います。


 たしかに、電力は必要です。

しかし、原発を動かすと「核のゴミ」がでます。

これは、いまの科学技術をもってしても処分する方法がなく、

何万年も地下に埋め続けるしかありません(人間が手をだしてはいけません


 今後、未来を生きていく子どもたちに「核のゴミ」を残し続けていくことが、

本当に正しいのでしょうか。自分たちの世代だけがエネルギーに困らなければ

良いのでしょうか。倫理的な問題です。

 最終処分の方法もわからないまま、原発を稼働し続けてきたことを

恥かしく思います。(こんな電力はいりません


 子どもの日に、原発が全停止することは何か運命的なことのように感じます。

日本には、太陽・風力・地熱・波力・潮力・水力など、さまざまな自然エネルギーが

豊富にあります。これらは、原発50基以上のポテンシャルが十分にあり、これをいかすべきです。


 これまで原発に費やしてきた予算を自然エネルギーの開発にまわし、

未来をになう子どもたちに、「核のゴミ」でなく、「安心・安全なエネルギー」を

手渡していくべきではないでしょうか。日本は、いまターニングポイントにいると思います。


 これまで、僕自身も3.11福島原発事故が起こるまでは、正直、原発には無知で

無関心でした。しかし、知った以上は稼働できません。

 自分の過去は変えられなくても、未来はかえられるはず。一人ひとりは、微力だけど

決して無力ではありません。今回も、政府や電力会社の再稼働をめぐる圧力がありましたが、

全国みんなの力で食い止めることができ、42年ぶりに「原発稼働をゼロ」にできました


 今後も、みなさんと一緒に「再稼働ストップ」「原発ゼロ」、そして次世代は、

「自然エネルギー社会」実現にむけて、頑張っていきたいと思います
コメント
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