岡本りょういち の活動日誌(京田辺市議会議員)

◇命とくらしが大切にされる市政を◇

市議会として市長にワクチン接種体制強化の申入れを行いました。

2021年05月12日 | 活動
 本日、京田辺市議会として、市長に対し「新型コロナウイルスワクチン接種対策の体制強化及び対応に対する要望書」を提出しました。
 本市では5月1日より65歳以上の方のワクチン接種予約の電話受付が始まりましたが、初日から電話が集中し、つながらないという苦情が多数寄せられていました。
 今後は16~64歳を対象にしたワクチン接種も控えていることから、今回の予約受付のような事態を招かないためにも、体制強化などの改善が必要という点で、市長へ申し入れしました。要望書の内容は以下の通りです。

  新型コロナウイルスワクチン接種対策の体制強化及び対応に対する要望書
 政府は、医療提供体制の逼迫が続いていると、京都府に対する緊急事態宣言を31日まで延長された。その中でも休業要請を緩和するなど、一部要請内容を変更し具体的対応は各知事が感染状況を踏まえ判断することとなっている。
 本市に於いても、ワクチン接種に対する独自の方法等で対応されたが、65歳以上の高齢者に対し、接種券を一斉に発送することで5月1日からの電話対応では、予想どおりパニックとなった。急遽コミュニティホールにおいて、整理券を配布し対応されたが、ここでも市民の批判を受ける結果となった。
 今後これらの反省を生かし、ワクチン接種に関する情報提供やワクチン接種に向けた予約が受けやすくなる対策に努められたい。
 また、ワクチン接種会場へのスムーズな移動およびワクチン接種に対する人員体制等、綿密で計画的に運営されることを要望する。
 尚、公共施設等の活用について、特段の配慮をお願いしたい。
                         記
1.今後、新型コロナウイルスワクチン接種に関し、ワクチン接種券の予約受付を年齢別段階的な発送による対応とし、電話することや来庁することのできない人の為にも、はがき及びインターネット等を活用するなど対策に取り組むこと。

2.ワクチン接種会場(3会場)への移動手段や移動方法等に関して、障がいによる車イス利用者や持病のある移動が困難な人への負担軽減と、円滑にワクチン接種が受けられる会場内の人員配置等、市民の安全安心のための配慮に努めること。
 また、予定接種者がキャンセルとなり、ワクチンが余ることのない、受診予備接種者の調整等配慮が必要である。さらにワクチン接種後の経過観察および待機場所の管理並び監視整理員設置にも考慮を。
 なお、バス等の移動手段が決まれば、早急に市民に周知、交通網について知らせること。

3.市として公共施設の利用に関する規定を緩和し、コロナ禍に対応した利用促進に努めること。
①図書館の予約貸し出し及び図書返却などについては、可能とすること。
②グラウンドや運動公園、体育館やホール等の利用についても、コロナ対策の規定等を整備し、使用可能とすること。
③各地域の公民館が使用できないため、区自治会活動がストップしており、地区公民館についてはコロナ禍に対応した運営ができるよう、各区長自治会長の判断に委ねること。

4.休業や自宅待機の為、家庭内トラブルが多く発生しているため、至急に女性ルームや相談窓口を数ケ所設置する対応が必要。

以上 京田辺市議会より市長へ要望する。
 なお、要請があれば議員も市への人的協力(駐車場や会場の誘導等)は、積極的に行いたい。