岡本りょういち の活動日誌(京田辺市議会議員)

◇命とくらしが大切にされる市政を◇

自民新風会・奥村議員に暴力団対策法による中止命令

2016年11月01日 | 活動
 10月27日、京都府警は自民新風会・奥村良太京田辺市議に対して
暴力団対策法に基づく中止命令を出しました。さらにこの日、大阪府警
は指定暴力団組長らとともに暴行した傷害容疑で奥村議員を逮捕しました。

 奥村議員は10月6日に建設業の無許可営業で逮捕されています。その
翌日に開かれた市議会幹事会で日本共産党は「無許可営業は建設業法違反
では一番罰則が重く、懲役3年以下または罰金300万円以下とされてい
る。本人がその容疑を認めているのなら、その時点で議員としての資格は
なく、議員辞職すべきだ。」と主張するとともに、「幾つかの報道では逮
捕に至る発端は4月に宇治市で起きた暴力団員同士の乱闘事件の捜査がき
っかけとなっており、奥村議員と暴力団とのつながりを疑わせるものだ。
この点について本人は真相を明らかにする責任がある。」と指摘してきま
した。(建設業法違反については10月27日、略式起訴され罰金50万
円が確定しました)
 今回、奥村議員と暴力団との関わりが明白になったことを踏まえて開か
れた10月28日の幹事会では、すべての会派から「議員辞職すべきだ」
「議会として結論を出すべき」という意見が出され、早期に臨時議会を開
き奥村議員に対する議員辞職勧告決議をあげることで合意しました。
 10月31日になって奥村議員から弁護士を通じて「議員辞職願」が提
出され、議長によって即日許可されました。これにより臨時議会は見送ら
れます。

 奥村元議員は市議会では自民党の議員として行動してきました。また、
京田辺市地域の自民党組織の役員をしているとも言われています。そうい
う議員が、暴力団と深い関係をもち、暴力団対策法にもとづく中止命令を
受け傷害容疑で逮捕までされたことについて、自民党は市民の前に、こと
の経過と見解を明らかにして、謝罪すべきです。