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岡本りょういち の活動日誌(京田辺市議会議員)

◇命とくらしが大切にされる市政を◇

一般質問の主な答弁と内容(2023年6月議会)

2023年07月13日 | 活動
三山木小学校及び田辺中学校の大規模校問題について
①培良中学校の学校選択制度について
 市教育委員会は「児童生徒数の偏在解消に向けて短期的に解決すべき課題への基本的な方針」を決定した。同方針では培良中学校への対策として、新たな特色を付与するとしているが、その具体的な内容について問う。

教育部長 培良中学校については、「生徒一人一人がいきいき活躍する学校、わくわくどきどきがとまらない学校」をコンセプトに、外国語教育の充実、ICT活用強化に向けた環境整備、新たな部活動の創設、職場体験学習の充実、理系教育の推進などの取り組みを進める。
  これらの取り組みを通じ、培良中学校に魅力を感じる子どもたちが、通学区域外からも通学できる学校選択制度を令和6年度から導入できるよう進めている。
  なお、公共交通機関による通学が必要となる場合も考えられることから、通学費補助金の交付についても内容を整理しながら検討している。

 学校選択制度を導入することで、どの程度の偏在を解消できると見込んでいるのか。また、その課題について問う。

教育部長 学校選択制度による偏在解消の見込みについては、新たな特色化の付与を通じた学校選択制の導入により、培良中学校における生徒数の減少傾向の緩和につながるものと見込んでいる。
  本市における市立学校間の児童生徒数の偏在解消については、こうした短期的な対応と合わせ、中長期的な視点を持って中学校のみならず、小学校も含め解消すべき課題であると認識しているので、引き続き学校教育審議会において、審議いただきながら、その対応に努めたいと考えている。

②三山木小学校の施設利用の現状と今後の対策について
、児童が増加していることにより、運動場、学校図書館、トイレ基数、給食調理数等に関して、教育活動に支障をきたしていると考えるが、その認識を問う。
、今後も同小学校では児童数が増加すると予測されるが、施設利用について、その対策を問う。

教育部長ア・イ、 三山木小学校の施設については、これまで、必要な教室トイレを確保するための仮設校舎の整備や、代替グラウンドでの体育授業の実施など、教育活動に支障を来さないよう取り組みを進めてきた。同校は、当面の間、更なる児童数の増加が見込まれるが、時間割や指導方法などを工夫して教育活動に影響が出ないよう対応したいと考えている。

 現在、代替グラウンド(山本区の鶴沢公園)で高学年の体育授業を実施されているが、バスでの送迎もあり、教員の負担にもなっている。今後の方針も含めて、どうされるのか。

教育部長 鶴沢公園は、一学期をメドに使用する。二学期からは学校近隣の農地を借用して整備する中でサブグラウンドとして活用していきたい。

 文科省では、31学級を超える学級を「過大規模校」として、速やかに分離・新設などの対策を取って解消するように自治体に求めている。今後、小学校の分離・新設も含めて検討すべき。

教育部長 施設となると時間軸も考えなければならない。一時的に過大規模校になるが、仮設校舎で対応してくことが妥当な判断だと考えている。また、それとは別に小学校を新設するとなると、校舎だけでなく、グラウンドを設ける必要がある。それをいまの三山木小学校区内で確保するとなると、非常に困難であるので、いまの対応が最も望ましいと考えている。

留守家庭児童会について
 現在、三山木留守家庭児童会では専用施設の定員を超える児童については、学校施設を活用して受け入れている。今後も児童数の増加に伴い、留守家庭児童会を希望される保護者も増加するが、その認識と対策について問う。

教育部長 三山木留守家庭児童会については、留守家庭児童会専用施設の定員を超える児童について、学校施設を利用して保育しているほかに、民間の留守家庭児童会に通会していただいている。
 今後、三山木小学校に通学する児童が増えることから、三山木留守家庭児童会を希望する児童数は増加すると認識しているが、仮設校舎の利用や民間活力の活用により対応したい。

 普賢寺小学校にも留守家庭児童会を新設することを検討してはどうかと考えるが、市の見解を問う。
教育部長 普賢寺小学校に通う児童の下校については、徒歩で帰宅する児童以外に、路線バス、スクールバスの利用や保護者の迎えがある児童がおり、迎えを待つ間は、隣接する普賢寺児童館で過ごしている。
 一方、留守家庭児童会の設置目的は、保護者の就労や病気等により、保育を必要とする児童に放課後の居場所をつくることだが、現在のところ、学校やPTAからその必要性について要望があがっていない。

教育長 地元区(打田区、高船区、水取区)からの要望があがっていることは承知している。市教委としては、学校やPTAからの要望がないので、正式に必要性を届けて頂ければ、検討の余地はある。

震災・防災対策について
地震発生時における通電火災対策など、電気に起因する出火防止を図るには「感震ブレーカー」の設置が効果的である。その普及に向けた本市の取り組みを問う。
一定以上の地震の揺れを感知して自動的に電気の供給を遮断し、出火を防ぐ感震ブレーカーの購入及び設置費用の一部を助成する「感震ブレーカー購入・設置助成制度」の実施を求める。

消防長①② 地域の防火指導で地震対策について話をする際、再通電火災を防止するためには、自宅から避難所等に避難する際にはブレーカーを切ってから避難するよう伝えると共に、留守であった場合やブレーカーの操作が出来なかった場合でも感震ブレーカーを設置していれば自動で電源を遮断することが出来るので、感震ブレーカーの設置を検討してくださいと併せて伝えている。引き続き広報に努めていく。
 また、助成制度については、調査・研究をしてきたが、感震ブレーカーの購入及び設置に関する助成制度は実施しない。
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平和都市推進協議会が開催され出席しました

2023年06月25日 | 活動
 令和5年度京田辺市平和都市推進協議会が開かれ、令和4年度の事業報告と決算報告、令和5年度事業計画と予算を決定しました。
 平和の尊さを市民のみなさんに感じてもらい、後世へ伝えるため各事業が行われます。
決定した今年度の事業について報告します。

令和5年度の事業計画
◆平和のつどい
日時:23年8月11日(金・祝)午前9時30分~11時30分
場所:中央公民館大ホール
内容
・小中学生平和大使ひろしま派遣事業感想文発表
・京田辺市非核平和都市宣言朗読
・平和書道展入賞者の表彰
・講演:「戦火の子どもたちに学んだこと~アフガン、シリア、イラクを訪問して~」
・平和の語り部:西谷文和氏

◆平和展
日時:23年8月5日㈯~11日(金・祝) 午前10時~午後4時
場所:コミュニティホール
内容
・書道展(小・中学生から募集した平和書道作品の展示)
・パネル展示「ヒロシマ・ナガサキ原爆写真」
・小中学生平和大使ひろしま派遣事業展示
・子どもたちによる“平和なまち”絵画コンテスト作品展示
・基町高校の生徒と被爆体験証言者との共同制作による「原爆の絵」展示
・被爆体験に関するデジタル紙芝居「瞳の中のこどもたち」
・平和首長会議コーナー設置(署名コーナー)

◆平和祈念黙とう
・8月6日㈰ 正午 平和の塔
・8月9日㈬ 正午 平和の塔
・8月15日㈫ 正午 平和モニュメント

◆小・中学生平和大使ひろしま派遣事業
京田辺市非核平和都市宣言の趣旨をふまえ、次代を担う小・中学生を広島に派遣し、現地でしか体験できない平和学習を通じて、核兵器の恐ろしさや戦争の悲惨さを実感し、平和の大切さと生命の尊さへの思いを深めてもらうことを目的として実施する。
・実施日 7月25日㈫~26日㈬(1泊2日)
・訪問先 広島平和記念公園等
・参加募集対象 市内在住の小学校5・6年生と中学生
・参加人数 参加募集対象30人及び引率者7人の合計37人
・参加費 3000円
・選考方法 参加人数を超えた場合、抽選により決定。なお、抽選にあたっては中学生優先枠を設けるのもとする。
・募集方法 「ほっと京たなべ」6月1日号、市ホームページ及び各学校
への募集案内
・その他 感想文提出を求める(代表者2人が平和のつどいで発表)

◆みんなで平和を考えよう!ピースリングバスツアー
 京田辺市非核平和都市宣言にちなんで、戦争体験者からの話を通して戦争の 悲惨さと平和や生命の尊さを次の時代に伝えることを目的として実施する。
実施日:令和6年3月16日㈯
場所:立命館大学国際平和ミュージアム、ピースおおさか
内容
・立命館大学国際平和ミュージアム見学
・戦争体験者による講話
・ピースおおさか見学
対象者:小学4年生以上で市内に在住、通勤又は通学している人(小学生は保護者同伴)
定員:20人
参加費:無料

◆子どもたちによる “平和なまち”絵画コンテスト作品募集
 本市が加盟している平和首長会議が実施する子どもたちを対象にした「平和なまち」をテーマとした絵画コンテストの応募作品を募集する。
対象者:京田辺市に在住の6歳以上15歳以下の子ども(令和5年11月1日時点)
募集方法:「ほっと京たなべ」7月号及び市ホームページにて案内
その他
・市内応募作品のうち、「6歳から10歳部門」と「11歳から15部門」に5作品ずつ選考し、平和首長会議が実施するコンテストへ提出します。
・応募作品は、令和6年度平和展においても改めて展示を行います。
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子どもの医療費が高校卒業まで無料になります!

2023年06月03日 | 活動
 昨日、議会運営委員会が行われ、6月議会で審議される議案や条例案などが提出されました。
その中の議案に「子育て支援医療費助成の条例」を改正する議案があり、現在、中学生卒業までとなっている医療費助成の対象を拡充して、9月1日から高校生卒業まで拡充することが示されました

 これまで、一般質問でも経済的な子育て支援の拡充として、①子どもの医療費助成を高校卒業まで拡充、②学校給食の無償化、③国保税子どもの均等割の廃止、を要望してきました

 今年4月に行われた京田辺市会議員選挙では、市民のみなさんとのお約束で「子どもの医療費を高校卒業まで無料に」としていました。それが実現する見通しとなりました!(^^)!

コメント (1)
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子育て支援の拡充に関する要望署名を提出しました

2023年06月01日 | 活動
 「子育て支援の拡充に関する要望署名」252筆を京田辺市長宛てに提出しました。

 
 
 署名の内容は、経済的な子育て支援の拡充として、以下3点を求めています。
①小中学校の給食費や教材費を無償にし、保護者負担を軽減してください。
②高校卒業までの医療費を無料にしてください。
③子どもの国保税均等割を無償にしてください。



 この3点は、京田辺市が2019年に実施した「子ども子育て支援に関するニーズ調査」で保護者から重い教育費負担への不安や経済的な支援の拡充を求める要望が多く出されたことを踏まえて、2020年度の予算要求に取り入れるよう求めてきたものです。

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令和5年度京田辺市水防訓練

2023年05月28日 | 活動
 午前9時から京田辺市立田辺東小学校グラウンドで、令和5年度京田辺市水防訓練が行われ参加しました。
 訓練では、消防団員と消防署員が、「釜段工法」「積み土のう工法」の各種工法を行った後に、説明や講評がありました。

各種工法説明
釜段工法
 堤防裏小段や堤内地に噴出する漏水の噴出口を中心に土のうを積み、水を貯え、河川とその水圧との均衡を保つことにより水の噴出を防ぎます。

    
    

積土のう工法
 洪水等によって堤防が沈下した場合や、増水する速 さが著しく、水が堤防を越える恐れがある時に用いる、水防工法の中で最も基本となる重要な工法です。

    

 市民の安心と安全を守るために、日々の訓練ありがとうございます。

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