アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

小暑のバランスと歩行改善と転倒防止エクササイズ

2024-07-12 03:27:14 | 天人五衰、ロコモ、フレイル

◎きくち体操と平田篤胤の養父篤穏、身体バランス練習、シニア向け

 

きくち体操20分×2と、Olivia Lawsonの室内散歩20分×2を一日の目標としてやっている。猛暑により、屋外散歩は、竹脇まりなの室内散歩20分に振り替えている。なお竹脇まりなの室内散歩メニューは、全部で数種類と少な過ぎ。

 

きくち体操は、足首回しと長座の比重が高いが、ポーズに気をとられずに指図をおもに聞いていると、『ポーズや形でなく、意識で動かす』と盛んに言っている。

要するに筋肉のやせは、その筋肉について無意識になったところから発生するというニュアンスのようだ。翻って若い人向けの筋トレは、いわば筋肉をつけやすいところからつけているような節があるのではないか。

きくち体操では、過去何十年の実績から老人の筋肉のやせがちなところから重点的に強化しているわけだが、その眼目は、太ももの筋肉を意識して上側に上げるとか、足指の小指だけを意識して動かすとか、『意識して』に重心がある。

菊池和子先生の話ぶりでは、年齢と共に無意識になった筋肉からやせていく部分が増え、そういう部分は、最後は筋肉がなくなり皮だけになるという。

 

このようにわかってきてから、あおむけになっての片足上げが90度しか上がらないことをあまり気にやまないようになった。

 

さて平田篤胤の養父篤穏の寝る前の体操の中にきくち体操と似た部分がある。

『①まず仰向きに寝る

②次いで両足を揃えてかかとを押し出すように強く踏み伸ばせ。

③そして全身の気を臍のあたりから、その下丹田、そして腰、脚、足の裏にまで充たすのだ。

④次には指を折って、呼吸を百息まで数えるがよい。

⑤呼吸を百息数え終わったならば、踏みしめた力を緩めよ。

⑥これを一晩に四、五回続けるのだ。』

(古武術と身体 日本人の身体感覚を呼び起こす/大宮司朗/原書房P150から引用)

 

この『②次いで両足を揃えてかかとを押し出すように強く踏み伸ばせ。』がきくち体操と似ている部分で、これにより太ももの筋肉を意識して上側に上げることになる。

 

最近は猛暑のため、睡眠時に輾転反側し目覚めた時に、この太ももの筋肉を意識して上側に上げる動作を行うようにしている。おかげで、起床時の一歩目の足のふわふわした感じが若干緩和された。

きくち体操では、両腕を伸ばして結んで開いてもやるが、これも輾転反側時にやりはじめて、若干の効果を感じている。

 

なお平田篤胤の養父篤穏の方法は、イメージでもってエーテル体全体に気を巡らすことにより、健康を維持しようとするもの。

これは、百息で5分以上かかるので、一晩で30分もかかるのが大変ではある。

コメント
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