という楽器知っていますか? インドの代表的民族楽器です。インドにはサーランギやサントゥールなど面白い楽器がありますが、シタールが圧倒的に有名です。ビートルズ世代は知っているでしょう。実は今朝(あ、もう昨日ですね)、たまたま「題名のない音楽会」の最後数分を見たら「ノルウェーの森」をやっていました。それで以下に書くCDを紹介しようと思いました。
この楽器はラヴィ・シャンカールという名手がビートルズと親しかったため、ビートルズがとりあげてから一躍有名になりました。このラヴィ・シャンカールは、シタール協奏曲まで作ってしまい、レコードを出しています。30年以上前のことですが。
私はこのシタール協奏曲、好きなのです。もちろんラヴィ・シャンカールの本領はこういう音楽よりはインドの伝統音楽でこそ発揮されるのだし、この曲はショパンのピアノ協奏曲のようにオーケストレーションが薄い感じもありますが、聴いていて実に心地よい音楽です。第一楽章はニ長調の落ち着いた音楽、第二楽章はハチャトゥリアンの協奏曲(Pf, Vn)の二楽章のような風情のロ短調、第三楽章はホ短調のスケルツォ、フィナーレは第一楽章に回帰しますが、牧歌的導入に始まり段々コープランド風の力強い舞踏になって終わるト長調の楽章です。つまり構成は西洋伝統の交響曲風協奏曲。激しい所もあるのですが、決して耳障りでなく、全体として癒し系の音楽です。楽しく、美しく、躍動的でもある、実に聴きやすい音楽。
CDは、というか音源は、シャンカール自身の独奏とアンドレ・プレヴィン指揮ロンドン交響楽団の一種類しかありません。録音は1971年。たまにはちょっと変わった音楽を、という向きにはお薦めです。CD番号はEMI CE28-5529。協奏曲の他にジャン・ピエール・ランパルとの二重奏の「朝のラーガ」が入っています。
と、ここまで書いて来て、ジャケットをスキャンするの面倒なのでウェブを調べたら、どうも現在廃盤のようです。入手しにくいものは紹介しないつもりでしたが、せっかくここまで書いたのでupしてしまいます。先に調べればよかった。図書館にでもあればいいのですが。
この楽器はラヴィ・シャンカールという名手がビートルズと親しかったため、ビートルズがとりあげてから一躍有名になりました。このラヴィ・シャンカールは、シタール協奏曲まで作ってしまい、レコードを出しています。30年以上前のことですが。
私はこのシタール協奏曲、好きなのです。もちろんラヴィ・シャンカールの本領はこういう音楽よりはインドの伝統音楽でこそ発揮されるのだし、この曲はショパンのピアノ協奏曲のようにオーケストレーションが薄い感じもありますが、聴いていて実に心地よい音楽です。第一楽章はニ長調の落ち着いた音楽、第二楽章はハチャトゥリアンの協奏曲(Pf, Vn)の二楽章のような風情のロ短調、第三楽章はホ短調のスケルツォ、フィナーレは第一楽章に回帰しますが、牧歌的導入に始まり段々コープランド風の力強い舞踏になって終わるト長調の楽章です。つまり構成は西洋伝統の交響曲風協奏曲。激しい所もあるのですが、決して耳障りでなく、全体として癒し系の音楽です。楽しく、美しく、躍動的でもある、実に聴きやすい音楽。
CDは、というか音源は、シャンカール自身の独奏とアンドレ・プレヴィン指揮ロンドン交響楽団の一種類しかありません。録音は1971年。たまにはちょっと変わった音楽を、という向きにはお薦めです。CD番号はEMI CE28-5529。協奏曲の他にジャン・ピエール・ランパルとの二重奏の「朝のラーガ」が入っています。
と、ここまで書いて来て、ジャケットをスキャンするの面倒なのでウェブを調べたら、どうも現在廃盤のようです。入手しにくいものは紹介しないつもりでしたが、せっかくここまで書いたのでupしてしまいます。先に調べればよかった。図書館にでもあればいいのですが。
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