に数日間滞在していますが、中国人院生の活躍が目立ちます。以前から米国の大学は中国人院生学生で持っていると言われていますが、ますますその感を深くします。日本からの留学生ももちろんそうあるべきだと思いますが、それだけではなく、米国と同じように各国から優秀な留学生がこぞって来るようにならないといけませんね。博士後期課程は研究するだけでなくいろいろな教科の授業と試験があるそうです。だから1テーマだけの専門家というのでなく修了後すぐ即戦力となって各界のリーダーになれるんですね。
日本の論文数伸び悩む
というニュース。「米英独仏がここ10年で論文数を30%以上増やすなか、日本は14%」だそうです。これは文科省の研究所の調べという「国際研究、中国が存在感 米との共同論文10年で5倍」というニュースの枝リンクにありました。
こんなことになっている原因は何でしょうか。
長くなりますので続きは本家詠里庵の科学の間のサイエンスエッセイを参照してください。
というニュース。「米英独仏がここ10年で論文数を30%以上増やすなか、日本は14%」だそうです。これは文科省の研究所の調べという「国際研究、中国が存在感 米との共同論文10年で5倍」というニュースの枝リンクにありました。
こんなことになっている原因は何でしょうか。
長くなりますので続きは本家詠里庵の科学の間のサイエンスエッセイを参照してください。
の撮影成功というニュース見ました?
外側が赤だから普通の一次の虹ですね。
満月は太陽と反対方向だから、今の時期は夏の太陽のように高く天頂近くになります。緯度が低い地点だから本州より若干低いでしょうが。高い満月は明るいですからこの時期がチャンスなのでしょう。虹の円弧が地上すれすれなのは背後の光源である月が高い方向から照らすからですね。なかなか面白い画像です。
外側が赤だから普通の一次の虹ですね。
満月は太陽と反対方向だから、今の時期は夏の太陽のように高く天頂近くになります。緯度が低い地点だから本州より若干低いでしょうが。高い満月は明るいですからこの時期がチャンスなのでしょう。虹の円弧が地上すれすれなのは背後の光源である月が高い方向から照らすからですね。なかなか面白い画像です。
というニュースが4時間ほど前にありました。ラブジョイという彗星が太陽に12万km(地球と月の距離の1/3)まで接近しながら消滅せずに出て来たという動画付きの面白いニュースですが、ちょっと情報が足りないのでNASAのこのページを見てみました。NASAの記事が12月16日付けなのにasahi.comの記事が1月2日になって出て来た理由はわかりませんが、もっと拡大された動画があります。これは時間を速めているようですが、このアニメによれば何時間かかけて太陽に接近して出て来ているようです。それでもものすごいスピードです。
NASAのページの文にあるように、熔けて消滅しないのは相当大きな彗星であるはずで、直径が500m規模と推定されているようです。今回の通過によってだいぶ小さくなったとも推定されています。そうだとすると次回の太陽接近では熔けて無くなるかもしれません。
Wiki英語版によればLovejoyとはこの彗星を発見したアマチュア天文家の名ということで、この彗星の周回周期は約670年と計算されています。ということは、いまから670年前はもっと大きく、そのまた670年前はさらに大きく、そのまた・・・いったいこの彗星が太陽系に捕獲されたときはどんなに大きかったのでしょう。もしその最後の脱出を目撃したのだとすると、我々はなんという偶然に居合わせたことでしょう。
もう一つ興味深いのは、そんなに太陽に近いところは真空からほど遠いと思われますが、その中をあまり邪魔されずに軌道通りに出て来たのでしょうか? この辺になるとウェブ検索では限界のようですが、興味が持たれます。
NASAのページの文にあるように、熔けて消滅しないのは相当大きな彗星であるはずで、直径が500m規模と推定されているようです。今回の通過によってだいぶ小さくなったとも推定されています。そうだとすると次回の太陽接近では熔けて無くなるかもしれません。
Wiki英語版によればLovejoyとはこの彗星を発見したアマチュア天文家の名ということで、この彗星の周回周期は約670年と計算されています。ということは、いまから670年前はもっと大きく、そのまた670年前はさらに大きく、そのまた・・・いったいこの彗星が太陽系に捕獲されたときはどんなに大きかったのでしょう。もしその最後の脱出を目撃したのだとすると、我々はなんという偶然に居合わせたことでしょう。
もう一つ興味深いのは、そんなに太陽に近いところは真空からほど遠いと思われますが、その中をあまり邪魔されずに軌道通りに出て来たのでしょうか? この辺になるとウェブ検索では限界のようですが、興味が持たれます。
に行っているとき、あるマンションの傍らを歩いていたら人が飛び出して来て「いま地震があった」と携帯で電話をしていました。ウチの家族の一人は「やっぱり。歩いていても気づいた」と言うので、それなりの地震だったわけです。携帯で調べたら震度3というので、まあすぐ戻らず初詣を敢行してしまうことにしましたが、帰ってテレビを点けたら震度4,しかも関東を中心に本州の広範囲にわたっていました。不思議なのは、このような地震だったら事前に携帯に緊急地震速報が来てけたたましく鳴っていたはずなんですが、それが無かったのです。変だね、と家族で話題になりました。
ひき続きニュースを見ると震源の深さが370kmと大変深い。ははぁ、あまり深いと球面波が地上に到達する時刻にあまり差ができないから予測が間に合わないのかな、とか話していました。ところがニュースをよく聞くとマグニチュード7で震源の位置は鳥島とか言っています。これだと本州からの水平距離は370kmよりずっと遠いから到達時間を計算する時間はあるはずです。さらによく聞くと、伊豆諸島の震度は関東よりずっと弱かったりしています。ますます不思議。
そこで家族とネット検索したら、だいたい疑問が解消しました。以下検索した結果を要約しましょう。
ーーーーー
気象庁は、150km以深で発生したと推定される地震については
・震度5弱以上の揺れをもたらす可能性が低く、防災上の必要性が薄い
(150km以深で発生した地震で震度5弱以上の揺れを観測した事例が無い)
・150km以浅で発生する地震に比べ、震度の予測が難しい(誤差が大きい)
(深発地震では、距離辺りの地震波減衰率を一定と看做すモデルと比べて観測される震度の分布が大きく異なる現象がよく見られる)
として、当面は一般向け緊急地震速報の対象から除外している。
深発地震は岩盤を伝わる場合と液状のマグマを伝わる場合で速度や減衰率が異なる。だから到達時刻や震度を予想しにくい。過去の例を見ても、地中から斜めに走る岩盤を伝って遠くの地上に大きな影響を与える例がある(近畿日本海沖震源の深発地震の最大震度地点が北海道だったりしている)。
ーーーーー
というわけで、しばし地学を楽しみました。
それにしても一昔前に比べれば震源の位置や深さやマグニチュードの精度はずっと上がっています。計算も素早くなり、緊急地震速報なんて以前は考えられなかったこともできるようになりました。地震予知の科学技術は着実に進歩しています。
ひき続きニュースを見ると震源の深さが370kmと大変深い。ははぁ、あまり深いと球面波が地上に到達する時刻にあまり差ができないから予測が間に合わないのかな、とか話していました。ところがニュースをよく聞くとマグニチュード7で震源の位置は鳥島とか言っています。これだと本州からの水平距離は370kmよりずっと遠いから到達時間を計算する時間はあるはずです。さらによく聞くと、伊豆諸島の震度は関東よりずっと弱かったりしています。ますます不思議。
そこで家族とネット検索したら、だいたい疑問が解消しました。以下検索した結果を要約しましょう。
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気象庁は、150km以深で発生したと推定される地震については
・震度5弱以上の揺れをもたらす可能性が低く、防災上の必要性が薄い
(150km以深で発生した地震で震度5弱以上の揺れを観測した事例が無い)
・150km以浅で発生する地震に比べ、震度の予測が難しい(誤差が大きい)
(深発地震では、距離辺りの地震波減衰率を一定と看做すモデルと比べて観測される震度の分布が大きく異なる現象がよく見られる)
として、当面は一般向け緊急地震速報の対象から除外している。
深発地震は岩盤を伝わる場合と液状のマグマを伝わる場合で速度や減衰率が異なる。だから到達時刻や震度を予想しにくい。過去の例を見ても、地中から斜めに走る岩盤を伝って遠くの地上に大きな影響を与える例がある(近畿日本海沖震源の深発地震の最大震度地点が北海道だったりしている)。
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というわけで、しばし地学を楽しみました。
それにしても一昔前に比べれば震源の位置や深さやマグニチュードの精度はずっと上がっています。計算も素早くなり、緊急地震速報なんて以前は考えられなかったこともできるようになりました。地震予知の科学技術は着実に進歩しています。
の発見の兆候があると言うニュース。これは本当っぽい気がします。CERNのLHCの設計建造の主目的だから、プロジェクトの計画通りといえば計画通りですが、やはりこれは最大注目事項と思います。ここしばらく目が離せません。SSCをやめたアメリカは口惜しくないかな。
の様子観測 京都大チームなど」という毎日jpの記事がなかなか興味深く思えました。そのページによると動画はこちらへということですが、毎日jpの解説はいかにも足りなくて、むしろ京都大学のこのページやそこからたぐれるこの動画の方がわかりやすい感じです。このページからたぐれるはずだったNiCTのまぼろしの動画はなぜか削除されていました。
動画を見ていくつかの疑問。
(1)日本列島の形が見えるのはなぜ?
(2)日本列島のゴーストみたいなの(緑色)がいくつかうごめいているのは何?
(3)震源から東南東に170kmほど大気波動源が離れているのはなぜ?
(4)地震直後でなく6分後ころに大気波動の円形波放出が始まり1時間近く続いたのはなぜ?
もとより情報不足なのでニュースを見て1時間くらいしか経っていない私がこれらの問いに答えられるわけもありませんが、現時点で推測トライ:
ま、(1)(2)はGPSによる電離層電子分布観測の問題で地震と関係ありませんが、列島の形が見えるということは陸上と海上で電子濃度が微妙に違うということなのでしょう。(2)はそもそも電離層の電子濃度は1000km程度の位置相関があるらしいので、それでゴーストが見えているのでしょう。
さて地震と関係する(3)ですが、これはわかりませんね。一応「海底地層の跳ね上がりは垂直でなく東南東方向に斜め上方向のようなので、その空気衝撃波が、高度100kmあたりから始まる電離層に達する地点は、170kmほど東南東にずれる」という推測にしておきます。(全然違うかもしれませんが)
(4)も音速で電離層に伝わるまでの時間を考えると、6分と100余kmは大体合致します。電離層の上端が1000kmくらいであることを考えると、これは1時間と大ざっぱに合致します。動画を見つめていると、大気波動源も次第に東南東に移動している感じがなんとなくします。そうだとすると上の(3)(4)と話が合います。
ちなみにGPS衛星そのものは電離層より数十倍高いところを回って電離層を見下ろしています。
ま、京大とNiCTの研究担当者からもう少し説明が出て来ることを期待しましょう。
動画を見ていくつかの疑問。
(1)日本列島の形が見えるのはなぜ?
(2)日本列島のゴーストみたいなの(緑色)がいくつかうごめいているのは何?
(3)震源から東南東に170kmほど大気波動源が離れているのはなぜ?
(4)地震直後でなく6分後ころに大気波動の円形波放出が始まり1時間近く続いたのはなぜ?
もとより情報不足なのでニュースを見て1時間くらいしか経っていない私がこれらの問いに答えられるわけもありませんが、現時点で推測トライ:
ま、(1)(2)はGPSによる電離層電子分布観測の問題で地震と関係ありませんが、列島の形が見えるということは陸上と海上で電子濃度が微妙に違うということなのでしょう。(2)はそもそも電離層の電子濃度は1000km程度の位置相関があるらしいので、それでゴーストが見えているのでしょう。
さて地震と関係する(3)ですが、これはわかりませんね。一応「海底地層の跳ね上がりは垂直でなく東南東方向に斜め上方向のようなので、その空気衝撃波が、高度100kmあたりから始まる電離層に達する地点は、170kmほど東南東にずれる」という推測にしておきます。(全然違うかもしれませんが)
(4)も音速で電離層に伝わるまでの時間を考えると、6分と100余kmは大体合致します。電離層の上端が1000kmくらいであることを考えると、これは1時間と大ざっぱに合致します。動画を見つめていると、大気波動源も次第に東南東に移動している感じがなんとなくします。そうだとすると上の(3)(4)と話が合います。
ちなみにGPS衛星そのものは電離層より数十倍高いところを回って電離層を見下ろしています。
ま、京大とNiCTの研究担当者からもう少し説明が出て来ることを期待しましょう。
というニュースがありました。今日二つ目の投稿ですが重要なので書きましょう。長さ、時間、質量、電流のうち質量だけキログラム原器というレトロな方法で定義されていたので、廃止は時間の問題と考えられていましたが、国際度量衡総会として廃止の方針が昨日決まった、というわけです。では新しい定義は何かというと、未定です。何年かかけて決めるのでしょう。それまではキログラム原器は博物館に行かず人類のご神体としてパリに鎮座ましましているのですね。
新しい定義の候補はいろいろありますが、その筋の専門家によれば、有力なのは高純度シリコンの原子の数を数え上げて、ある決まった数まで数えて質量の基準とするという方法なのだそうです。いつごろからそういう案が出て来たのか知りませんが、詠里庵科学エッセイの最初のエッセイ死者は我々の内に甦るに書いたことを思い出しました。「アボガドロ数はどうやって同定されるだろうか?(中略)今思い着いたが、(3)の変形として、最近では走査型トンネル顕微鏡で直接結晶格子が見えるので、アボガドロ数の直接数え上げ・・・なんてのもあるかも知れない」というやつです。思えば大学に移籍する直前の1998年のことでした。
新しい定義の候補はいろいろありますが、その筋の専門家によれば、有力なのは高純度シリコンの原子の数を数え上げて、ある決まった数まで数えて質量の基準とするという方法なのだそうです。いつごろからそういう案が出て来たのか知りませんが、詠里庵科学エッセイの最初のエッセイ死者は我々の内に甦るに書いたことを思い出しました。「アボガドロ数はどうやって同定されるだろうか?(中略)今思い着いたが、(3)の変形として、最近では走査型トンネル顕微鏡で直接結晶格子が見えるので、アボガドロ数の直接数え上げ・・・なんてのもあるかも知れない」というやつです。思えば大学に移籍する直前の1998年のことでした。
発見されるというニュースがありました。朝日新聞サイトにも出ましたが、1時間半ほど早かった読売新聞の記事にリンクします。
ロマンですね。日本と大陸の間の海底には多くの考古学的遺物が沈んでいるのでしょうが、こんな重要なものが見つかるとは。元寇よりだいぶ前のことを描いた天平の甍では、業行が一生を賭けた写経の山が難破により海の藻屑となってしまいますが、現実にもそんなこともあったのでしょう。いろいろなものが沈んでいるのでしょうね。
水深25mにしては船体写真が明るいのですが、ライトで照らさなくても自然光で明るく撮れたのでしょうか。
ロマンですね。日本と大陸の間の海底には多くの考古学的遺物が沈んでいるのでしょうが、こんな重要なものが見つかるとは。元寇よりだいぶ前のことを描いた天平の甍では、業行が一生を賭けた写経の山が難破により海の藻屑となってしまいますが、現実にもそんなこともあったのでしょう。いろいろなものが沈んでいるのでしょうね。
水深25mにしては船体写真が明るいのですが、ライトで照らさなくても自然光で明るく撮れたのでしょうか。
国際宇宙ステーションからの映像を放送していました。オーロラや流れ星がきれいでした。
流れ星の多くは本体がミリメートル以下の微小な隕石もということです。典型的にはたとえば秒速70kmで大気圏に突入するそうです。
肉眼で見えないものも含めると地球に降り注ぐ微小隕石は1兆個と言っています。宇宙ステーションにぶつかったりしないかと思いますが、すかさず「そういう確率は小さい」と言っていました。しかしセンチメートルくらいの隕石の情報はNASAが把握していて、避けるのだと言っています。ホントかいという感じです。避けずにぶつかったらどうなるんでしょうね。
1グラムの隕石が秒速70kmで1トン(宇宙ステーションはもっとはるかに大きいですが簡単のため)の宇宙船にぶつかって宇宙船にとりこまれた(跳ね返り係数ゼロの衝突)とすると、宇宙船は動き出すでしょうか?
ちょっと計算すると、秒速7cmで動き出します。これは十分体感できるどころか、このような超高速の微小弾丸は宇宙船の壁だけで止められず、中に侵入したり突き抜けたりするかもしれませんね。なんか映画でそんなシーンを見たような気もします。これは察知して避けなければなりませんね。
流れ星の多くは本体がミリメートル以下の微小な隕石もということです。典型的にはたとえば秒速70kmで大気圏に突入するそうです。
肉眼で見えないものも含めると地球に降り注ぐ微小隕石は1兆個と言っています。宇宙ステーションにぶつかったりしないかと思いますが、すかさず「そういう確率は小さい」と言っていました。しかしセンチメートルくらいの隕石の情報はNASAが把握していて、避けるのだと言っています。ホントかいという感じです。避けずにぶつかったらどうなるんでしょうね。
1グラムの隕石が秒速70kmで1トン(宇宙ステーションはもっとはるかに大きいですが簡単のため)の宇宙船にぶつかって宇宙船にとりこまれた(跳ね返り係数ゼロの衝突)とすると、宇宙船は動き出すでしょうか?
ちょっと計算すると、秒速7cmで動き出します。これは十分体感できるどころか、このような超高速の微小弾丸は宇宙船の壁だけで止められず、中に侵入したり突き抜けたりするかもしれませんね。なんか映画でそんなシーンを見たような気もします。これは察知して避けなければなりませんね。
転換というウワサがしばらく前からありましたが、いよいよオバマ大統領が特許法改正案に16日署名したそうです。
これは影響ありそうですね。「そっちが出願する前に実は考えていたんだ。これが証拠だよ」と言って先発明主義を振りかざされて揉め事になるタネが米国から出てこなくなる点で、世界にとっていい方向ではありましょう。
一方で何かもっといい方法はないんでしょうかね。まったくいい加減な思いつきでも、特許を一刻でも早く仕上げる手段を持っていて早く出願してしまった方が勝ち、ということもありそうです。ま、仕方ないのかな。
これは影響ありそうですね。「そっちが出願する前に実は考えていたんだ。これが証拠だよ」と言って先発明主義を振りかざされて揉め事になるタネが米国から出てこなくなる点で、世界にとっていい方向ではありましょう。
一方で何かもっといい方法はないんでしょうかね。まったくいい加減な思いつきでも、特許を一刻でも早く仕上げる手段を持っていて早く出願してしまった方が勝ち、ということもありそうです。ま、仕方ないのかな。
について地熱発電が安定していいのではないかと3月31日に書きました。また買い取り価格の設定を間違えるとこんな事件が起こることを6月15日に書きました。
あと15分ほどで終わりますがいまNHKで自然エネルギーの特集をやっています。地熱発電の安定性が指摘されていました。また固定買い取り価格の当初設定を引き下げざるを得なくなったスペインのことも紹介されました。まだあと15分あるので私の知らない面白いことが聴けるかもしれません。期待して見続けましょう。
あと15分ほどで終わりますがいまNHKで自然エネルギーの特集をやっています。地熱発電の安定性が指摘されていました。また固定買い取り価格の当初設定を引き下げざるを得なくなったスペインのことも紹介されました。まだあと15分あるので私の知らない面白いことが聴けるかもしれません。期待して見続けましょう。
が来ています。超大型で列島を縦断する可能性もあるので、福島第一原発で対策とも。
これで思い出すのが5月29日に西日本に来た台風2号。そのころ東欧にいたのであまり日本の天気に注意していませんでしたが、たまたま現地のラジオで「台風でフクシマは大丈夫か」というニュースが流れていました。言葉は全くわかりませんが、フクシマとか言っているし、一緒にいた現地の人がその場で内容を教えてくれました。
驚いたのはそのニュースが5分続いたことです。カーラジオだったので、車の時計が目の前にあったので図らずも時間を計ってしまったのですが、このテーマに5分という時間が割かれていました。
フクシマ原発は私が想像する以上に注目されていました。そもそも高校の物理の教科書に健常時のFukushima Daiichiの写真が載っていたのです。今回知り合った老教授が自分で執筆したというチェコの高校物理の教科書を見せてくれました。FirstとかNo.1と言わずにそのままDaiichiと言うんですね。もちろん彼はDainiがあることも知っていました。(ちなみに1号機、2号機…は Unit 1、Unit 2…と言います。チェコ語では知りませんが。)私は震災以前は、東海村やその北の福島に原発があることは知っていましたが、福島第一と第二があることは知らなかったので、少々恥ずかしくなりました。
事故後のフクシマダイイチは一層注目の的で、いろいろな人にあれこれ訊かれました。注目されている理由はもちろんチェルノブイリで、東欧は当時直接被害を被ったのだそうです。
ところで台風2号はその後温帯低気圧となって、福島を襲いませんでした。進路の推移はこれを見るとよくわかります。台風6号はどうでしょうか。その進路はここにあります。日ごとに更新されているようなので、明日どうなっているでしょうね。明日明後日が勝負でしょうか。
これで思い出すのが5月29日に西日本に来た台風2号。そのころ東欧にいたのであまり日本の天気に注意していませんでしたが、たまたま現地のラジオで「台風でフクシマは大丈夫か」というニュースが流れていました。言葉は全くわかりませんが、フクシマとか言っているし、一緒にいた現地の人がその場で内容を教えてくれました。
驚いたのはそのニュースが5分続いたことです。カーラジオだったので、車の時計が目の前にあったので図らずも時間を計ってしまったのですが、このテーマに5分という時間が割かれていました。
フクシマ原発は私が想像する以上に注目されていました。そもそも高校の物理の教科書に健常時のFukushima Daiichiの写真が載っていたのです。今回知り合った老教授が自分で執筆したというチェコの高校物理の教科書を見せてくれました。FirstとかNo.1と言わずにそのままDaiichiと言うんですね。もちろん彼はDainiがあることも知っていました。(ちなみに1号機、2号機…は Unit 1、Unit 2…と言います。チェコ語では知りませんが。)私は震災以前は、東海村やその北の福島に原発があることは知っていましたが、福島第一と第二があることは知らなかったので、少々恥ずかしくなりました。
事故後のフクシマダイイチは一層注目の的で、いろいろな人にあれこれ訊かれました。注目されている理由はもちろんチェルノブイリで、東欧は当時直接被害を被ったのだそうです。
ところで台風2号はその後温帯低気圧となって、福島を襲いませんでした。進路の推移はこれを見るとよくわかります。台風6号はどうでしょうか。その進路はここにあります。日ごとに更新されているようなので、明日どうなっているでしょうね。明日明後日が勝負でしょうか。