九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

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五竜直前!宝満若杉

2023年02月15日 | トレーニング

どうも、3年の青木です。

長かった1年がようやく終わりそうだと思いながら、気を抜かないよう気合をこまめに入れ直しているこの頃です。

 

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2/11に合宿前最後の練習として宝満若杉に行ってきました。

なにげに今年度初。なんなら宝満自体がOB山行含めてわずか2度目。1年生は初々しい気持ちで挑んでました。

宝満の歩荷ってどのくらいきついですか?若杉って遠いですか?

いいねえ、是非とも若杉直下の最後の登りで苦しんでくれ給え。

あと、そろそろ自力で地形図読みながら、そこらへん推し測れるようになろうか。

 

青木40kg、安平35kg、竹田30kg、山崎&山本25kgでスタート。

因みに私は終盤でバテました。

安平は終始余裕で、後半で罪悪感を口にしてた。頼もしい。

竹田もしっかり完走。

一年コンビはキャンプセンターで石を拾って、30kgに増量してました。良き良き。

 

気候は風が冷たいが寒すぎない、絶好の歩荷日和。

キャンプセンターまでの登りを好ペースでクリア。

三郡と前砥石も、たまに間が空きつつ、やや遅れも生じたが、許容範囲内。

鬼岩谷で私の脚が疲労を訴え始めました。だがまだイケル。

あともうちょい。若杉の登りを気合で越えられれば良いのだが。

 

ショウケ越に差し掛かると、歩道橋が解体工事中でした。やっとか。

迂回ルートを辿って、最後の休憩場所に到着。

ここでハプニングが発生しました。

山崎が不調を申告し、症状を聞くと、空身でも山頂に行くのが厳しそう。まじか。

付き添いの3年は、最初はじゃんけんで竹田に決まりました。

ところが私が出発時に、行きたくねー、よいしょっと言ってしまい、

それを安平と竹田が聞いて、やっぱり私が降りることになりました。

40kgで完走したら自信になるから行きたかったけれど、筋肉疲労が限界。練習としては十分な負荷をかけれたということで、承諾しました。

 

3人を見送ったあと、山崎と一緒に撤退開始。500mほど降りた離合帯でタクシーを呼びました。

ところが、近隣4社すべてNG。

え、近くに車が無いから行けない?4社とも?待ってもダメ?

土曜とはいえ、まだ午後4時ですけど!?

。。。宇美駅まで歩けと。1時間ちょいか。くそったれ。

山崎の症状は、息切れするとヤバいらしいので、のんびり歩いていくことに。

のんびり雑談しながら1時間半かけて、ようやく到着しました。

 

一方その頃、若杉組は山頂に到着。

3年2名の頬が膨らんでるのは、大福を頬張っていたらしい。

リスか。飲み込んでから撮れよ(笑)

そしてこちらも、いつものタクシー会社に配車を断られていた。

幸い別会社が了承してくれて事なきを得たそう。

 

下山後は夕食の予定でした。

山崎は安静のため自宅に直行し、他4人で赤坂のひらおに合流することを約束。

一足先に着いたので、部員からラリーでお使いを言付かりましたが、向かってみたら祝日につき既に閉店orz

ひらおに向かうと時短営業で入店できずorz

なんてこったい。今日はとことんツイてないなあ。

結局やよい軒で食べました。おいしいから良いか。

 

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明日から待ちに待った五竜岳です。

厳冬期後立山は、個人的に思い入れがある山です。

1年生の初めてのアルプス遠征が年末年始の白馬でした。

夏合宿がコロナの活動自粛で潰れたので、とりわけ楽しみだったのですが、

豪雪に次ぐ豪雪で行く手を阻まれ、アタックできずに下山しました。

 

あれから2年。

年末年始から2月に延期し、天狗岳での雪上強化合宿を挟み、準備は万端。

体力、ザイルワーク、アイゼンワーク、全てにおいて課題は無い、とはいかないけれど、

それでも現状で尽くせる人事は尽くした。

アタックに挑めるか否か、お天道様のご機嫌や如何に。

相手は雪山。油断は厳禁。今一度、気を引き締め直そう。

逃げ腰上等、安全第一で、行って参ります。

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