九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

日々の活動、部員の声etc... QUACの日記です。

新年度初の歩荷 雷山~井原山

2018年04月14日 | トレーニング

 みなさん、お久しぶりです。山の事を常に考えてしまう2年生の下鶴です。学部は山岳部で部活動は理学部です・・・・・・ん? 
2018年度が始まりまして、2週間程が経ちました。新年度とあって新入生の勧誘活動をしているのですが、割と手応えを感じています。5月頃に正式に入部した1年生がブログを書くと思うので、ご期待ください‼


 さて、春合宿が無事に終わり、今日は新年度初の歩荷をしました。当初はクライミングのはずでしたが、天気予報で雨とわかっていたので歩荷に変更になり、宝満山と雷山で登る組を2つに分けました。朝、家を出たときは雨は、それ程降っておらず悪天候ながら快適な登山が出来るかなと思ていました。しかし、雷山登山口に着くと、雨と強風。自分や同行した部員から溜息が・・・ 早速、レインウェアを着て水場へGO‼

 ポリタンクに水を入れるポイントで水を入れ、さぁ出発。自分も2年生になったので、より歩荷力を向上させるためセメントレンガを2つ入れました。久々なのに重くし過ぎました。でも、出発時はそれなりに快調を感じてました。樹林帯を進むだけあって、雨・風の影響は無し。それ故、最初の休憩ポイントでは、暑っ‼ 頭を夏山モードへと切り替えねばと感じました。

 次のポイントまでは水の流れが所々に出来ており、何回も登っている山ですが怖いですね。モグモグタイムを終え、山頂に向け出発。ここら辺からスピードが落ち始め、ノルマを達成できるか不安でした。山頂に到着・・・・「気象通報をお伝えします。雷山々頂では東南東の風、風力7、雨強し」※あくまでも個人の感想です。

 来た道を少し戻って、風を避けられる場所で休憩。井原山へ向け出発。歩荷開始前は悪天候で憂鬱な気分でしたが、山に入ると悪天候なんてどうでも良くなりますね。途中開けた場所でも強い横風。何回も来ていれば道や特徴的なポイントは自然と頭に入りますね。特に富士山とか(フジヤマと読みます。) 余り苦を感じずに休憩ポイントへ。

 幾つかの上り下りを繰り返して、自分でも訳の分からない事を言い喘ぎながら井原山々頂へ。相変わらずの強風で写真を撮り、すぐに雷山へと引き換えしました。ここまでは良いペースでした。



  強風で目も開けられませんでした。風を真正面に受けてました

しかし、ここから疲れが出始めてました。登山道の記憶があやふやになり、先程休憩したポイントを過ぎていないのに「富士山はまだか」と苛立ってました。登山者としてまだまだですね。なかなかスピードが出ずポリタンクの水を減らそうかと迷っていました。同じ休憩ポイントで我に返り、反省。一緒にバスで来た2年生は休憩せずに雷山へ。自分は休憩し、バスの時間に間に合うか不安の気持ちの中、雷山へ出発。水を捨てようかという気持ちと雷山まで持ち帰るのだという気持ちとバスに間に合わなくても歩いて帰れば良いという気持ちと戦いながら先に行った仲間が待つ雷山に到着。

 水を下し、下山開始。バスの時間まで残り1時間。4人の内2人は原付やバイクで来ていたので、バス組は走られる所は走って下山しました。途中、所々で水溜まりが大きくなっていたり、小川になっていたりと今日の降水量の多さを感じました。

 4月であるから、ウグイスの声が聞こえたり、桜の花弁やオオイヌノフグリ?ノジスミレ?が見られました。また、カエルやカニも見られました。次回、雷山に来る頃にはカエルの卵が見られるかな? あと、イモリ?もいました。


       名前が分かる方、教えてください。

 2年生となり、間もなく1年生が入ってきます。先輩として後輩に教えられるか心配です。今回の歩荷では40kgや50kgを背負えるようになる道は長いなと感じました。以上、学部は 山岳部 理学部で部活動は山岳部の下鶴でした。
 

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