九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

日々の活動、部員の声etc... QUACの日記です。

海岸回り

2023年01月21日 | トレーニング

3年の安平です。

明けましておめでとうございます。

たくさん食べて、たくさん動こう。走りながら考える、そんな一年にしたいです。

今日は1月21日(土)に行った「海岸回り」について書いていきます。

当日は晴天。気温も高く、10度以上あったと思います。

参加者は1年2名、2年1名、3年4名、社会人OB1名(朝6時代に出発されたとのこと、頭が上がりません本当に)、山岳会のレジェンド1名(レジェンドとしか書きようがない。スーパーなお方です)でした。うち女子は3年2名です。

私が朝忘れ物をして15分の遅刻、3年男子Tも忘れ物をしてました。

すみませんでした。

今回の活動の海岸回り、どういったものなのか、辞書的に説明をしてみると…

 

【海岸回り】

 雪山登山に必要なアイゼンワーク、ロープワーク向上のためのトレーニングの1つ。九州大学山岳部の場合、糸島半島の野北の海岸にて行われる。

 

といったところでしょうか。

雪山のアタックでは、アイゼンで岩と雪の斜面をガシガシ登っていくという場面が想定されますしやってきます。

本番を想定して、アイゼンをはき、オーバーグローブをつけ、ザイルを出し、海岸を回ってみよう!という活動です。

コンテ、スタカット、懸垂下降、を織り交ぜながら、もろい岩場を登って、トラバースして、下っていきます。

今回参加してくださった山岳会のOB2名には、現役のパーティに入ってもらい、さまざまな指摘をしていただきました。

3年ーOBー1年、2年ー3年ー3年、3年ーOBー1年

というザイルパーティだったと思います。

9:30に駐車場を出発、同じ場所に帰ってきたのは14:40。

駐車場からとりつきまでは20分くらいで、帰り道も違う道ですが時間は20分くらいだったと記憶しています。

登り始めたのは10:00過ぎくらいだった気がします。

1P目:もろい岩場を上る10mもないくらい。支点はステンレスのボルトに残置スリング。スリングは大分風化していた。

懸垂下降の際には、ボルトに残置のスリングをかけ、そこにザイルを通しました。

2P目:もろい岩場を10mほど登り、トラバース、樹に支点を取りました。

3P目:ノーザイルでトラバースしたのち、樹から懸垂下降。この下降は20mくらいありました。

4P目:チム二ーのようなすき間を上る。5mくらい。太い縄が残置されていましたが、スリングで支点を作りました。

5P目:トラバースをして懸垂下降。

海岸回りというだけあって、トラバースが多いルートでした。残置を見ていると、山岳部以外にも利用者がいるようでした。残置は風化しており、利用するのは怖いなという感じです。次回行くことがあれば、残置ザイルをもっていってもいいなと思いました。スリング高い!!!!!!ので。(今回残置スリングの判断は、スリングの値段を思い浮かべるとためらわれたのでした。おとなしく新しいの買いに行きます。)

現場からは以上です。

 

私個人の反省として、行動が緩慢になっていたということがあります。

ザイルの回収、支点構築、ランニングビレイ、そういったところで、判断に迷ったり、作業がもたついた場面がありました。時間がもったいなかったとおもいます。

自分のパーティは先頭で、あとの2パーティの行動は知りませんが、ザイルをたくさん触ることができて、経験値もアップ!という感じで終えられたのではないでしょうか。

OBのお二人、遠いところ参加してくださりありがとうございました。

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