立ち退き漂流

2018年02月01日 | 健康・病気

“思いがけない退去通知 あなたも住宅を追われる!?”
今日の「クローズアップ現代」(NHK総合 22時~)でやっていた。
古い耐震住宅に住んでいる人は、建て替えるために立ち退かなければならない。
新しい住まいに引っ越すためには、連帯保証人が必要。
孤独死した人の部屋を、アパートの大家は自腹で直さなければならない。
というわけで連帯保証人のいない人に、大家は部屋を貸さない。
連帯保証人がいない人は家が借りられない。
そういう人のためには家賃債務保証会社というものがあるらしい。
70・80代のアパートに住んでいる人はみなそんな不安を持って暮らしている。
昔から女房は、そうなりたくないので家が欲しかったといっていた。
都心から遠くても中古住宅でも、自分の家を買おうと思っていた。
私は、そんなことを考えてはいなかった。
ただなんとなく、年をとって死ぬだろうとボヤーっと思っていた。
私は、女房より先に死ぬからいいだろう、ぐらいにしか考えていなかった。
しかし、もし私が1人残り、そのときに賃貸住宅に暮らしていたら、
私もこの番組に、取材されていた老人たちのようになってしまうかも知れない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする