今日の「徹子の部屋」(テレビ朝日12:00~)に、つんく♂が出演した。
(私は仕事に行かなければならないので、ハードディスクに録画した。
夜の11時過ぎに仕事から帰ってきて食事してから、録画した「徹子の部屋」を観ました)
声が出ないためパソコンを使って文字を入力し、黒柳徹子が読み上げる形でトークをした。
つんく♂は2014年10月の手術についてキーボードで話した。
「声帯を摘出すると、ものが喉を通らなくなるんですね。
まあ、徐々に慣れてくるんですが、最初はゴマつぶでも引っ掛かるような感じでした。
食べるのが面倒になってしまった」
痩せて衰弱していたつんく♂を励ましたのは奥さんだった。
「後輩たちにエールを送るんでしょ!なのにそんなげっそりしていたら、
逆に生徒があなたの心配して入学式どころじゃなくなるわよ」
と叱られたことで、がんばって毎日食べるようなったという。
こうして、母校の近畿大学で入学式をプロデュースして、子どもたちと出席した。
「私も声を失って歩き始めたばかりの1回生」
と、メッセージを無事を届けることができた。
作曲家として手術後の最初の仕事となった子守歌「うまれてきてくれて ありがとう」をスタジオで披露。
歌うクミコの横でギターの伴奏をした。
番組の最後で、黒柳に「皆さまに何か伝えることはありますか?」と問われたつんく♂は、
次のようにキーボードで話してくれた。
「本当にこの1年は、人生の新たなる一回生として歩いていたなと思っています。
確かにこれまでは、歌でも何でも、口を使って、声を使って伝えてきたので、
簡単に済ませていたことに今はすごいエネルギーを使い、
それでも頭の中にあるものの半分も伝わらないこともありますが、
だからこそ見えてくる場面もたくさんあって、
今が幸せという言葉が100%正しいわけではないんです。
でも、なんか今までとが違う人生は、これはこれで楽しめるというか、
やりがいがあるなって思ってます。なので、僕にできることを探して、
世の皆様と共有できたらと思います」
私は、彼の顔・姿を見ていると涙が目ににじんでしょうがない。
私はこれまで九想話につんく♂のことを書いてきた。
「声帯摘出」2015年4月4日
「つんく♂ 」2015年11月20日
「だから、生きる。」2015年11月23日
「双子の親として」2015年11月24日
これからも、彼のことは見つめていきたいと思う。
私は、逆流性食道炎で医師から毎年胃カメラで検査するように注意されている。
食道ガンのことはいつも考えています。
怖いです。
私は過去に、タバコを毎日30本は吸っていました。
6年前にやめたけど、10年間はタバコの影響はあると医師からいわれています。
あんなに好きだったタバコでしたが、やめてよかったと思っています。