トロンボーン

2013年07月27日 | 健康・病気

無伴奏チェロ組曲[トロンボーンソロ](J.S.バッハ)



今夜は、トロンボーンが聴きたくなった。
私が中学・高校と吹いていた楽器です。
30歳の頃も2年ほど市民吹奏楽団で吹いていた。
それで、YouTubeに「トロンボーン」と入力して探してみた。
この演奏、素晴らしいですね。
トロンボーンでこの曲を吹いてしまうなんて、私には考えられません。
この演奏を聴いて、私はただただ感動だけです。

中学生に入り私は吹奏楽部に入った。
小学生のときに仲の良かった3人で一緒に入った。
それでKがホルン、幼なじみのTがユーフォニューム、私がトロンボーンになった。
2人は1年のときから自分の楽器を与えられたが、私にはなかった。
3年生が練習を終えてから、私は先輩の楽器を借りて練習した。
なので私は、全体練習には参加できず、部の練習が終わるまでの短い時間しか吹けなかった。
なので、私はなかなかトロンボーンがうまく吹けなかった。(言い訳がましい)
他の1年生は、部の練習の最初から楽器を吹けるのに私は、ほんの10分か20分しか吹けなかった。
2年生になって、卒業した先輩のトロンボーンが私のものになった。

私のパートはセカンドトロンボーンです。
このパートはちょっと淋しい。
その頃、だいたい行進曲を練習していた。
トロンボーンは、リズムがほとんどだった。
チューバが前打ちで、トロンボーンとホルンが後打ちだ。
トロンボーンにメロディがあっても、それはファーストトロンボーンです。
セカンドトロンボーンには、まったくといっていいほどメロディがなかった。
正直なところ私は、トロンボーンという楽器を怨んだ。
そして〝セカンド〟というパートを軽蔑していた。
なぜか私の人生は、中学生のときから〝セカンド〟だった。
いつも2番目かそれ以下なんだな。
トップにはなれない暮らしをしてきた。

 

コメント (2)
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