結婚指輪

2011年09月21日 | 健康・病気

今日私は女房と東京に来た。
つれあいは先週の土曜日に軽井沢に来ていました。
午前11時頃中軽井沢を出たのですが、碓井軽井沢ICに入ったあたりから雨がすごかった。
上信越道から関越道に入ると車の数が増えてきた。
道路に水がたまっている。
トラックが私の車を追い抜いていくとき、ものすごい量の水を、
フロントガラスにぶちまけて行く。女房が大声を出す。
一瞬前が見えなくなって私も怖かった。
私たちは、東松山ICで関越道を降りた。
高速道路を走っていることが恐怖だった。
それから1時間半ほどで女房の家のある東京清瀬市の家に着いた。
それから私は寝た。疲れた。

8月から9月21日に会おうと約束していた旗坊さんと会うことを断念した。
とってもダンネンいやザンネンでした。
これまでは私が東京に行く前日や当日に連絡して会えたのに、
今回はずいぶん前に計画して会えない。
人生なんてこんなものなんだな、としみじみ思いました。

夕方目覚め、5時半頃早めの夕食を食べた。
外には、台風が荒れ狂っていた。
風が吠え、ガラスが振動する。
西武鉄道、東武鉄道など私鉄地下鉄が運行停止していた。
ニセビールを呑みながら、今回女房の家に行ったらやろうと思っていたことを実行した。
「えみさん、指輪出して」
「えっ」
「結婚指輪だよ。あるっていってたよね」

私は、清瀬の女房の家に行ったら結婚指輪を出してもらおうと考えていた。
指輪は結婚して4・5年はしていたと思う。
ところが女房が指輪をなくしたというので、それから私も指輪を外してしまった。
この何年か指輪をしてみようかな、と思っていた。
女房はいつのまにか指輪をしていた。
先日の、ロス・カルルナスのライブを聴きに行ったとき、メンバーがみんな指輪をしていた。
いいな、と思った。

女房が結婚指輪を探して持ってきた。
「これだよ。きっときつくて入らないと思うよ」
久しぶりに対面した懐かしい私の結婚指輪を左手の薬指に入れてみた。
そして、厳しい現実に遭遇した。
やっぱり指輪は私の薬指に入らなかった。
女房がせせら笑っている。
くやしい。
第2関節からが入らない。
無理に入れられないこともないが、入れるのがコワイ。
今日、2回目の断念をした。ダンネン。



指輪の写真には、「 2.7 E to H 」と見える。
おそらく「79」というのが隠れている。
私たちは、1979年2月7日に籍を入れた。
2・7(ニシチのカブ)です。
「 E to H 」は、「えみこからひさし」ということだろう。
32年前に、池袋の豊島区役所で籍を入れ、新宿に行って三越デパートで指輪を買った。
そしてその近所の喫茶店で2人で指輪を交換した。
私たちの“結婚式”はそれで終わりだった。

私の指は痩せるのだろうか?
女房は無理だという。

コメント (2)
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