気ままに♪遊歩と小生物の日々

北部九州海沿いの小さな城下町で小動物(海系、カメ系)と共に楽しく暮らしています。

ついに満開♪

2016-03-31 13:41:01 | 生物、自然
お城に満開の表示が出た。石段を上り始めたら、前を行く男女4人の高齢者たち。会話は関西訛り。藤棚のある中階で、中の二人の夫婦がベンチに足をかけてストレッチを始めた。「これなあ、やらんとあかんのやわ。」桜と天守閣を見ながら、4人でエレベーターの話をしてるので、あそこからもう一段上がったらエレベーターありますよ、と教えた。「ありがとう。天守閣にはあるの?」「あー、天守閣はエレベーター無いですねえ。でも今日まで上がるのは無料ですよ。」ありがとう、とぞろぞろ歩いて行った。
上の段はもう散り始めてる。海の家のおばちゃん連れて来るのは今日かな、明日は雨だし。
暖かく風は無しの海。石垣の防波堤から釣り人が戻って来る。バケツもクーラーボックスも軽そうだけど、「何か釣れました?」「なーんも。なんも!」苦笑いして去って行った。
これじゃもぞもぞエビもいそうにないな。ヤドカリを2匹取って海の家へ。
おばちゃんはポットでお湯を沸かしてる。
「お姉さんは?」「昨日いとこんとこに行った。」目の手術後まだ見えないので自宅には戻らず、ひとり暮らしの福岡のいとこさんのお宅にお世話になるとか。埼玉の兄さんも次の検診の時までこちらにいる予定になったので、おばちゃん、がっかり。「よう食べらすもん。自分ばっか。」兄さん姉さんの旅行の話など聞いた後、お花見に行く?と聞いたら、行かん、と。右足のひざが、カクン!となるからって。昨年は一緒に行けたのにな。
昨日庭の草刈りがんばって、右腕が筋肉痛、と言ったら、病院でもらった湿布がいっぱいあるけん、と一袋くれた。
桜は写真に撮ってもいい色にならない。紫外線を花びらが反射するからとか、なんとか。

二の門堀横で白花タンポポ発見。毎年このあたりに細々と咲くけど、在来種、がんばってほしいね。
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もうすぐ旅立ち、春の生物たち

2016-03-30 17:24:57 | 生物、自然
ヒドリガモがせっせと栄養蓄えている。来月中ごろには北帰行、命がけの長旅だものね。いくつかのグループに分かれて26,7羽。
お城の駐車場でダルおばさんに会った。「今ね、白魚を飼っとると。メダカと一緒に。」「へっ、飼える?」「この前買ってきて、孫が一人はつるって飲んだけど、も一人は食べきらんて。水槽に入れてみたら、もう2週間生きとるよ。」「へー!」「町田川でも石、ひっくり返したらおるよ、透明の、ウナギの子かなんか。エビもね、種類のいろいろあるとね。」「透明の、手の長いのやらね。」「可愛かよね。水草につかまって。」ダルメシアンはだいぶ年とってしょんぼりしてる。「もう14年。」そんなかあ。

お城の石段のパネルは7分咲きになった。上ろうかちょっと迷ってたら、鉢巻おじさんがチャリンコでやってきた。「上るよ。」連られて上る。おじさんのチャリンコのかごにレジ袋が入ってるので「何を乗せとると?」「松。神さんの。」お供えか。

桜はけっこう咲いている。鉢巻おじさんはさっさと金網の脇をすり抜け、工事用の通路から上がって行った。ワタシも久しぶりにそっちを通ってみたら、キケマンとムラサキケマンがいっぱい咲いてる。毒草だけど、きれいだから摘んで袋に入れる。
上のあずまやで城内のしっかりおばさん夫婦が孫くんとストレッチしてる。「春休み?何年になると?」「4年生です。」賢そうな可愛い男児。観光客がこの時間でも少し来ている。
坂道から下りると、遊歩道横の土手にマムシ草がもう咲いてる。

階段下りて松林のオドリコソウを何本か摘んでさっきのケマンと一緒に袋に。海の家のおばちゃんとこに飾ろう。
おばちゃんは今日病院と言ってたから、花だけ水に漬けておこうと空いてる戸を探してると、横に停まった車からおばちゃんが下りてきた。病院て言いよったから、花だけ置いてこうと思って、と言うと、まだ時間のあるけん、と家に戻ってきたので、花を瓶に刺してからコーヒー一杯飲んで。「黄色い花は毒があるから触らん方がいいよ。」「臭いやろ。」
帰り道、時の太鼓の横を通ったら、お侍さんの修理中。そういえば出っ放しだったな。意外に大きい人形なんだね。


帰ってからちょうどいい曇りの天気なので庭の草刈りすることに。電動草刈りを充電して、ブンブン刈りまくる。伸びてるなあ。伸ばしたい花の周りは手で取って。次に朝のジュース用にクコのきれいな葉を摘む。これ、すぐ虫食いになるけど、よほど美味しいのかな?ついでにセリご飯用にセリも。何年も前にいわきの相方の実家の庭のを移植、雑草に負けないよう大事にしてる。
よく働いたなあ。
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五分咲き♪

2016-03-29 18:47:39 | 生物、自然
昨日はやっと時化が収まって暖かくなった。先週は旅行でプールも行けなかったので今月最後の泳ぎに。久しぶりに会う面白太めさんとシャワーでばったり、「あらー、久しぶりー、(時間が)早くない?」「先週は旅行で行けんかったから。」「ま、どこ?」「南九州、列車の旅。」「良かー!」「桜が咲いとるかと思ったら、全然。寒かったよー。」「そやんて。福岡の方が早かとって。」入れ違いに帰る彼女とまたねーと別れてゆっくりいつものように泳いできた。

今日は溜まった剪定ゴミの大袋を出してから散歩。昨日はお城の開花情報パネルは2分咲きだったけど、5分咲きになってる。上がってみよう。

早いのはけっこう咲いてるけど、明後日くらいが見ごろかなあ。

坂道を下りてお城下の遊歩道を歩いてると、向こうからちっこいおじさん2が。「お袋さんな、元気ね?」え、いつ会ったっけ?とりあえず「はい、杖はついとるけど、元気ですよ。」「あれから会わんから。」「たまに来ますよ。」「ボケも入らじね?」「おかげさまで。」「あれあれ、ほら、俳優の名前の思い出せんで。ケビン・コスナー!それば思い出したけん、会うたら言おう思うて。」そうだった、映画の話で、リチャード・ギアじゃなくて…と二人でいろいろ思い出そうとして結局わからなかった、ケビン・コスナーね。
別れた後、お城下の掃除のカメおばさんに「カメは元気?」と言うと「あんまり冬眠せんやった。」「もう、少し食べる?」「エビだけ、少しね。肥えとるけど。」「ぜいたく~!」うちはエビなんざ食べさせたこと無いよ。
静かな海、漂着物無し。小さいヤドカリが少し出だした。

クラゲが一匹。破れてるなあ。

帰ってから沖縄の次男に送る食糧の荷物を詰め、チャリンコで郵便局へ。帰りにぐるっと近所を回ったらけっこう桜があちこち咲いてた。
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アンカに乗るマツ、春の花、列車

2016-03-28 10:44:43 | 日記
旅行から帰ったらカメたちの家はウンコだらけ。しかたないけどね。掃除してアンカのカバーも変えたらマツが気に入ったのかずっと上に乗っている。
庭はナニワノイバラの白い花が早くも一輪。ホトケノザやカラスノエンドウ、ハコベなんかの草花が咲いてるだけだったのが、黄色い水仙、ウンナンオウバイ、ジュウニヒトエ、シャガなどが咲き始めた。
ウンナンオウバイ、なぜか白が混じってる。

お城にもスミレ。
ムラサキケマンも。
お城の桜はまだ二分咲き。

今回の旅で南九州は桜かなあと期待してたけど、今年はまだ。山桜はけっこう多かったけど。宮崎のワシントンヤシ、ビロウジュ、ソテツは南国らしかったね。ソテツの盆栽なんか可愛いと思ったけど、あっという間にでかくなりそうで買わなかった。田植えの早いのはさすが。

列車も何種類、何回乗ったことか?それぞれ揺れ方、乗り心地、乗客が違って面白かった。肥薩おれんじ鉄道は観光用に観光案内の写真や説明が天井にあるけど、高校生や地元の人が乗り降りするふつうのローカル線だったし。小倉~大分の特急ソニックは早いせいか横揺れ。日南線ローカルは古い車両でむちゃ揺れた。最後に乗った各停新幹線は乗り心地一番良かった。値段がと(次第)?
鉄道旅、また行きたいな。
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ぐるっと九州一周列車の旅♪

2016-03-27 14:00:41 | 旅行
23日(相方の誕生日♪)から二泊三日の列車の旅ツアーに行ってきた。朝5時起き、5時50分始発の高速バスで博多駅まで。集まったメンバーは、ほとんど年配者ばかりで(うちらも)最高齢84歳!意外に男性が多く、といっても、だいたいのツアーは圧倒的に女性が多いので、男女同数はなかなか。やっぱり、鉄ちゃんが多いからかな?
小倉から特急ソニックで大分に向かって南下、車窓から見る菜の花がきれい。

大分からはバスのお迎えで臼杵へ。ガイドは宮崎の陽気なお姉さん(と言っておこう)ホントかウソか、今朝は三時起き、顔の塗装に二時間、白髪染めに一時間、大変でしたあ!って。
メインの大きな石仏さんはシャッターの工事とかで、残念ながら遠くでちらっと見えるだけだったけど、こんな幼児の石仏さんはなかなか愛らしい。
臼杵の城下町を歩いて創業1600年とか言うお店の味噌を買った。昼食はごちそういっぱい食べたのに、もう「しょうゆアイスクリーム」とやらを食べてるツワモノも。
臼杵から特急で宮崎まで、3時間弱!宮崎は縦に長いから遠いなあ。貸し切りバスは、先回りして宮崎駅で私たちを迎えるためにひた走るんだって。
で、無事お迎えでごんす。6時ごろ宿泊の青島温泉到着。前は巨人のキャンプ宿泊地だったけど、今は二軍と報道関係が泊まるげな。けっこう年季のいったホテルだし。(女将さんも。)オーシャンビュー、目の前に鬼の洗濯岩が広がる。温泉でゆったり、おやすみ~。体、揺れてる。


翌日青島神宮へ。海風が半端なくびゅうびゅう吹き付け、寒いこと!コートのフードをすっぽりかぶってしのぐ。中学の修学旅行で青島は確か来てるはず、と思ったら、参道の前の露店で貝細工のカメが売ってて、そうだ!このカメ、買ったよ。あれ、実家にまだあるかも?で、お参りしてまた買ったのさ。「おじさんが、作ってるんだよ。どっちから?」「佐賀県。」「へー、おじさん、小さいころ鹿島に住んでたんだ。冬は寒くてねえ。雪積んで。今みたいに着るもんないから、そら寒かったよ。」同県のよしみでお財布に入れる小さいカメも追加。

次はローカル線で飫肥駅まで。おびって読むの、わからないよね。九州の小京都、歴史で習った明治の外交官小村寿太郎の出身地だって。九州人のワタシも知らなかった。


城下町を散策、ここもひな祭りの下げもんや、可愛い猿ぼぼなんか飾った民家もあって。

薬屋の店先に飼われてるムクドリ。10歳ぐらいだって。


それからバスでぐんぐん山に入って霧島神宮に向かう。山桜がきれい。宮崎って神話の地、日本の大元なんだねえ。ガイドさん自作?の紙芝居なんかも交えた神話の数々、なかなか面白い。古墳やらなんやらもいっぱいあるし、とにかく古~い時代から人々が住んでたのは間違いないね。

霧島からまた特急で鹿児島中央駅へ。先回りのバスで今夜の宿泊地の指宿温泉。なかなか上等のホテル。温泉も広くて気持ち良い。有名な砂蒸し風呂は夕食の後ではもう疲れていいや、と。すごい移動距離だったからねえ。何人かがんばって行ったみたい。

翌日部屋の窓からこーんな朝日♪二重窓越しなのでちょっとぼやけてるけど。
朝食は今回初めての洋食ありのバイキング。コーヒーがうれしかったねえ。昼も夜も贅沢な和食ばかりで、胃腸の強くないワタシは毎回キャベジン飲みつつなんとか頑張ったけど(調子悪いとほかの人に迷惑かけるし)ツアーはこれが結構つらい。一食はうどんか蕎麦で済ませたいね。そうそう、ここの夕食では、デザートのプリンにアルコールが入ってたらしく、下戸のワタシは顔が火照り、胸がドキドキ…情けない。
最終日のこの日はバスで大ウナギのいる池田湖。

指宿枕崎線からくっきり晴れた桜島の全容が見える。過去2回来てるけどいつも雲に覆われてたので、相方大喜び。それから「薩摩富士」開聞岳の美しい最南端の西大山駅。ここには幸せの黄色いポストがあって、前もってガイドさんから渡されたハガキ(息子宛て)を投函。
枕崎では昼食にでっかいカツオの頭をまるごと煮た「びんた料理」なるものを食べた。旨いけど一度食べたらもういいや、て感じ。刺身はたたきで、いわき出身の相方はいわきの戻りガツオの刺身のほうが脂乗って旨いと。同感!
次に戦艦大和が沈んだ地点を望む平和祈念展望台。


最後に一番乗りたかった肥薩おれんじ鉄道♪オレンジ色の夕日には時間が早かったけど、広~い水平線に甑島。自由席で、海側に座れなかったけど途中で移って海満喫。
出水から新幹線で一気に博多駅。

ツアーの人たちも、食事の回を重ねるにつれ話がはずんでなかなか面白かった。大牟田の夫婦漫才夫婦とか。
博多には夜7時過ぎ着、すぐ高速バスで帰ってきた。宮崎鹿児島はもう田植え済んでたし、季節の違いも同じ九州で南北でずいぶん違う。また列車で旅したいな♪


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