気ままに♪遊歩と小生物の日々

北部九州海沿いの小さな城下町で小動物(海系、カメ系)と共に楽しく暮らしています。

平和な時間♪

2014-07-31 12:03:14 | 生物、自然

まだ気温が上がってこない朝、生き物たちをできるだけ驚かせないように静かに波打ち際を歩く。先へ先へ逃げる子フグの群れ、ハゼの子、子アジ、イワシ?トビウオ?の群れ、ほかいろんな稚魚が通り過ぎる。ワ~シワシワシ♪クマゼミの大合唱、浜を飛び交う赤トンボ。水面に映る夏空。時折聞こえる工事の音。立ち止まって気配を消してしばらくじっとしてるとだんだん魚たちが寄ってくる。フグのふりして逃げるコウイカの子。コショウダイもいる。
今日はフグ一匹取った。仲間が水槽にいるからね。

海の家の前の浜には海水浴のカップル一組。
おばちゃんが奥からアイスコーヒーを持ってきた。「濃いすぎたかね?」「どうかな?」「小さじ3杯入れた。」飲んでみて、「うわ、濃いか!」「まあ、そのうち氷が解けるから。」
店の前で遊んでるカップルの女の子のほうが、おばちゃんがベッドで起き上がってぼうっとしてるとこに窓からのぞくのでびっくりしたとか。「お客さんじゃった。昨日は寝とる間に(お客さんが)ボートに乗って行っとらした。帰ってきて初めて気づいたもん。一人で上げらるるかなて言うばって、私は砂浜歩ききらんもん。」
店は夏場は稼ぎ時だけど、なかなか年取って体がきかなくなるのがもどかしいらしい。「コショウダイは大きうなったらどこに行くとじゃろか、夜釣りに行っても釣れんよ。」「口はでかいけど、砂の中に口突っ込んで食べるから、多分底の方におるんやない?魚屋にもたまーにしか出らんもんね。」「底引きにかかるくらいかもしれんね。」などなど釣り話を聞いて帰ってきた。

昨日は川沿いを歩いてると国旗を掲揚に来た公務員の男性に呼び止められた。「魚釣りですか?」「いや、稚魚を取って飼ってるんです。」「へー、どんな?」「コショウダイとかシマイッサキとか、ハゼとかゴンズイとか。」「いるんですか?」「防波堤のあたりにね、いますよ。」いつも通りかかるヘンなおばさん、気になってたんだろうな。
そしてお城の石段に腰かけて隣の高校の運動部の子をつかまえてしゃべってる近所の?おじいさんにあいさつすると、「今から(石段を)上ると?」「はい。」「へえ~。おいは3日上ったけどやめた。きつか。」「毎日上ってるとだんだん筋肉ついて平気に(でもないけどね。)なりますよ。」

今日はあずまやで一休みしてるおじいさん、ワタシが浜に咲いてる薄紫のハマゴウを持って帰って飾ろうと切っていると、「何ですか?」「ハマゴウの花。飾ろうと思って。」「天山に墓のあるとですけど、女房がね、そやんして、墓参りより、いろいろ掘ってきて、庭に植えるとですよ。」「楽しみでしょう。」「枯れたりしても、根の残っとるからて。わしは全然わからん。ばって、そやん命を大切にするとは、長生きするてですよ。」なかなか深いね。

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開放日、魚たちの引っ越し

2014-07-29 15:28:38 | 生物、自然
60㎝水槽のシマイサキとクロダイ?メジナ?が大きくなったので海に戻すことにした。先週はゴンズイ(15センチいじょうになってた)を放してきた。海で見ればなんとも色白で頼りないけど、なんとか沖に去っていった。
今朝は大暴れして逃げるのを水槽からすくいだすのに20分くらいかかった。ボトルに二匹入れて歩いてるとちっこいおじさん2に出会った。「今日は今頃ね?」「これ、大きくなったから戻そうと思って。」のぞき込んで「おー、なんね、こやん太うなると?刺身にせんね?もうちーと大きうして、おくんちもあるし、正月もあるし…。(笑)」「食べん食べん!」みんな海で会う人は食べたがるね。
石垣の防波堤あたりで放したら岩陰に隠れながらなんとか泳いで行ったみたい。すぐ釣られるなよ~。
海の家のおばちゃんは日曜の花火大会の出店の疲れがまだ残ってる。玄海町の花火が終わるのが9時で、手伝いの人にファミレスで食事をさせて帰ってきたら2時だって。場所代が高いし、なかなか割に合わないみたい。おばちゃんのたこ焼きは旨い。衣に味があってタコもちゃんと入ってるし、ソースと青のりでごまかしてるそこらのとは違う。ソースも7種類ぐらい合わせて特別に作ってるので、きつくない。秘伝を聞かせてもらったけど。博多のおかまさんに昔ヒントをもらったとか。
相方の同僚がこちらに魚食べに来たいと言ってたそうなので、今の旬は?と聞いたら、イッサキ、とイカ、と。サザエ食べに行きたかー、とか、貝の焼き方の話とか、ワタシはサザエとか巻貝は苦手、と言うとヒオウギ貝はカキ焼き小屋出でとるよ、高っかけどうまい、と。海話はいろいろと尽きないね。

写真は放す前の水槽の二匹。今は今年取ってバケツに入れてたコショウダイ二匹と元からの黒ハゼと、洗面所の小さい水槽でもう一匹のシマイサキにおびえながらネットの囲いに住んでたコウイカを移してやった。やっとのびのび。
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夏空♪魚市場の歴史、カマキリ

2014-07-26 14:17:54 | 生物、自然
散歩に出ようとしたら霧雨。しばらく待ったら本降りに。あれ、今日は降る予報じゃないよなあと思いつつ、相方と待機。明るくなってきたので傘持ち散歩。西風が吹いて雨雲が移動する。
濡れた歩道は島ぞうりではすべるので用心しいしい歩いて、お城はパス。松林の側溝の水たまりにカエル。相方が「ウシガエルや。」「前のがでかくなって戻ってきたのかと思った。」「違うやろ。前のは。」そうか。
海は風でさざ波が立つし、けっこう波が来るので魚は見えない。水温も昨日より低いしあきらめて波打ち際を歩いてると、はぐれたボラ?の子ふらふら泳いでるのですくった。
土曜日、浜に車を2台乗り入れてジェットスキーをするヤカラが。海水浴場ではやめてほしいよね。若い女性の釣り客とカップルの釣り客。あんまり釣れないみたい。
水汲んで海の家のおばちゃんとこへ。
「魚取ったよ。」と入っていくともう二人分のアイスコーヒーが用意してあった。ボラかねえ、わからんね、と。昨日の朝、兄さんが帰ったのでがらんと。さびしくなったね、と言うと、せいせいした、何でん捨てらすし、ちょうどいいて思うて(料理を)出したらからかー!て言うて、そんくせ、からーか漬けもんば、バリバリ食うて、じゃけん、なーんもしてやらんじゃった、など、いろいろぐちってた。兄弟とはいっても長年離れて生活してればそれぞれだからね。
新聞チラシにモダンレトロの町の商店街のお祭り記事があったので、あんなさびれたとこに、何で商店街があるのかなあと相方と不思議に思っておばちゃんに話をしたら、昔は西の方の魚市場がにぎわっていて貨車もそっちまで伸びていて、商店街も盛んだったと。漁連もずいぶん儲かったらしい。それが長崎が松浦に大規模な魚市場を作ったのでこっちが寂れて大きい魚関係の会社も潰れて行ったとか。市議の何とかが反対したけん、松浦のほうが魚場に近いと、と。いろんな事情があったんだね。

帰ってきたらイブキの大木にカマキリの子が。そばの枝に卵が付いてたから、孵ったんだね。
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泥汚れを洗面所で…、ゴキとの戦い

2014-07-25 19:54:53 | 生物、自然
夏になって半端じゃない蚊の大発生。日光浴に出したカメたちを回収して外の水道で洗うのは地獄~。で、今日はざっと洗って洗面所へ。3回水換えてなんとか泥汚れは落ちたつもり。
しっかり拭いてその後しばらく室内に放す。コトコト思うままくまなく風呂、寝室まで歩きまわるカメッチ。カメハウスの周りを注意深く歩き回った後、長椅子の下にじっと隠れるマツ。やっぱり元野良ガメだ。

今朝は3日くらい前、相方が「靴箱でゴキブリが死んどる。」と言ったのを忘れてて、今朝「まだゴキがある。」へえ、忘れとった!(ほんとは気が進まないので見て見ぬふり?)と言った以上仕方ない、片づけたよ。ゴキ、いやだねえ。
この前なんか、風呂から出ようとしてなんか気配を感じて見上げたら、天井の端っこにゴキが!ひえ~!裸なのに!急いでそうっと出て服を着て、居間で寝転んで焼酎飲みつつテレビを見ている相方に「ゴキが!風呂に!」「さっきはおらんかったよ。やっつけれ。」ひ~!酔っぱらっとるし仕方ない、うちにはシロアリ以外の殺虫剤は無い。うーんと考えてそうだ!洗剤!オレンジエース(オレンジオイルの住宅用)を持ってきて狙いを定め、シュー!ひゃっ!!逃げる!こっちに来るなあっ!!も一度シュー。じたばた逃げる。思い切って新聞紙でバシッ!落ちた!わー!じたばたしとる。も一度バシッ!とどめのシュー!やっとのことで息絶えた。ふう~。ゴキブリの時は相方はあてにならない。おとーさんは東北だからゴキブリには慣れとらん、と。確かに九州人のワタシのほうが経験豊富?ではあるけど…。
暑い季節、まだまだゴキとの戦いは続く。

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あぢ~…!

2014-07-24 11:18:02 | 生物、自然
昨日は足の届かないチャリンコで海水運びしたせいか、午後になって疲れが出て、プールも休み。だらだらしてアイス食って、暑さに耐えてた。年々体にこたえるのは仕方ないね。夕方近所のスーパーに行ったらベンチにばあちゃんが鈴なり!そーか、みんな涼んでるんだね。相方に言ったら、バスセンターもいっぱいぜ、と。そうか、椅子とテレビもついてるしね。

今朝はお城の坂道の石垣にシルバーの草刈りが入ってた。昨日は石段の下の日陰に20人くらい座ってスタンバイしてたな。上がらずに通り過ぎようとしたら、ひとりのじいさんが、「そら、何な?」とワタシの海水ボトルを指して言うので、「魚取り。海で。」と答えると、そうなあ、と一応納得の様子。今日は8時過ぎたのでもう作業が始まってる。上から下の坂道をのぞくと、草刈り機でちゅい~ん♪カリカリカリ♪数人が切り払ってる。石垣に生えた植物を登って取ってる人も。邪魔にならないところから下りてきた。
海は静か、無風。松葉掃きのおばさんたちも、風の無かけん、たまらん、と。
浜に下りる石段から側溝の水たまりをのぞいたら、お!カエルが復帰!

しかもでかくなってる。一匹しか見当たらないけど、どこに隠れてたんだろう?
浜に出る前に東屋で持参の麦茶で水分補給。じいさん二人が休憩中。「何するですか?」「魚の子ども、取るんです。」「はあ。それ、どうすっと?」「水槽で飼ってます。面白いですよ。」
しっかりハンカチマスクもしてUV対策万全に海へ。石垣の防波堤で2当流、エビを一匹。まあいいか、取りそこなった黒い魚は。と思ったら、へろへろと小さな縞ハゼ。やったぜ!これで帰ろう。波打ち際を歩くとまたもコショウダイ、ゲット。水着の3歳くらいの女の子と親が水遊び、通りかかったら、親が見つけて、「ほら、○○ちゃん、お魚よ。」と女の子を呼ぶ。見せてやると、目を真ん丸にして見てた。
歩き始めると今度はわんこを連れた小学生の女の子が。見せると、じっと見てる。「エビも、透明の、見える?」こっくりうなずく。
昨日はスルーしたから海の家へ。
店の前で水道借りて足の砂を落としてると、先ほどのわんこ連れ女の子が来て「あのー、その魚、どうやったら取れるんですか?」「あそこの防波堤のところね、隠れてるから、この網2つで追い込んですくう。ちょっと難しいよ。」「ありがとうございました。」近所の子だね。
「ぬっか!(暑い)」と汗をぬぐいながらおばちゃん、「またコショウダイね。エビは太うなると?」「いや多分、これくらい。」「カニは取れんね?旨かったもん。」「そうは取れんよ。」「アイスにしようや。」と台所へ。
一緒に行ってアイスコーヒーを作って店の方へ。兄さんは居間?で焼き魚の朝食に取り掛かるところ。おばちゃんは、もういっぺん、魚ばよう見せて、と言うので持ってきて見せる。土曜夜市の話などおしゃべりして帰ってきた。
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