気ままに♪遊歩と小生物の日々

北部九州海沿いの小さな城下町で小動物(海系、カメ系)と共に楽しく暮らしています。

年末だぁ~、今年の映画

2015-12-30 21:10:33 | 日記
昨日は相方の同僚との昼食会で福岡へ。3年前まで一緒に餅つきをしていたけれど、お世話になっていたお宅の都合でできなくなって代わりに昼食会。
相方は定期があるのでJR、ワタシはもちろん早くて安い高速バスで。晴天の海は美しい!散歩とは違い、横から見る高島。

博多駅で相方と合流、会場の和食の店へ。会社カンケイの話はワタシにはようわからんけど、毎年一度会っているので、なんとなく仲間入りしてる。

解散してからバスで天神へ映画を見に。「独裁者と小さな孫」ちょうど時間の会う映画がこれで、年の締めくくりにはちょっと暗いけど。すごかったね。政変、革命、内戦ってこういうことなんだよね。酷さは今も変わらない。地続きで国境を接していない日本人には自分のこととして感じるのは難しいかもしれないけど。でも、映画としての救いは最後に。監督はここに託したんだね。
ついでに今年映画館で見た作品を順に並べてみよう。抜けてるのがあるかも。
1月「6歳のボクが大人になるまで」「私たちのアムステルダム美術館」「アーティスト」
2月「トラッシュ」「はじまりのうた」
3月「おみおくりの作法」
4月「パリは永遠に」
5月「パプーシャの黒い瞳」
6月「セッション」「イタリアは呼んでいる」
8月「チャップリンからの贈りもの」
10月「ヴェルサイユの宮廷庭師」
11月「海賊じいちゃんの贈りもの」
12月「1001グラムの」「黄金のアデーレ」「独裁者と小さな孫」
どれがベストかって?んな、無理だよ。でもね、好きなのは、やっぱり笑いのあるもの。チャップリンとか海賊じいちゃんとか。わりとマイナーかな?これは好みだからね。

今日は長崎の義姉と甥っ子家族(一軒は四国から)が遊びに来てにぎやかに。小学生の女の子たちもいて、年代の違う親戚が集まるのって面白いね。

みんなが帰ってから夕方温泉へ。今日は厳木。田舎の夕暮れ景色。道の駅でちょっと買い物もして。温泉では地元のおばあさんに、話を聞かされて、のぼせそうになった。一人暮らしで、(だからおしゃべりしたいんだよね。)ご主人は炭鉱で働いてたそうで。(福岡佐賀長崎、そこら中炭鉱があったからね。)家の風呂は寒いから、ここに来よる、風呂で倒れらして救急車で運ばれた人も何人もおらすとですよ、とか、年金の話とか。
休憩室ではパジャマの子供たちとじいちゃんばあちゃんが食事してた。あとは帰って寝るだけだね。
明日で今年も終わり。まだ終わってない年賀状あるけど。
良い締めの日にしよう♪
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イケメンアオサギ君。甘い話

2015-12-28 13:02:57 | 生物、自然
町田川のアオサギ。姿がいいね。
お城の駐車場横で元気に腕を振って戻って来る靴屋の奥さん、いい天気になりましたねと言うと「今日は天気の良うなるごとありますね。」

お城の石段には門松が。背景にまだ紅葉があるのが不思議。

青空の海。昨日の糸島方面のぼんやり霞はやっぱりpm2,5だったらしい。北西風だったからこっちはそう無かったけど、福岡はひどくて久留米は100超えたって!中国、なんとかしてくれよ!
若い女の子が一眼レフで写真撮りながら歩いてる。話しかけたら、岡山から来たと言う。「あすこの、ツンツン首が立ってる鳥、わかる?カンムリカイツブリ。冬鳥で、潜水して魚取るの。」「あー、そうなんですね。いなくなるからあれ?て。冬だけですか?」「今頃だから、多分渡り鳥。昨日は海の家のおばちゃんが、真っ黒いおばけ?が来て、鳥が上をグルグル回って、イカかな、エイかなて。」「へえ、エイもここに?」「来るよ。ピロピロって。二枚貝食べるから。」あと、海の生物話をちょっとして、楽しんで行ってねと別れた。

カンムリカイツブリ。これも姿いいよね。なかなか近くで見れないけど。

海の家のおばちゃんはお母さんのあんこ作りの話。
「お母さんな、働きもんじゃった。畑ばして、貝島炭鉱のとこで雑貨とあんこ餅売りよった。くず米の出るとを集めて粉にして、あんこも煮て餅作りよった。(私も)昨日あんこ練ったとよ。評判良かった。小豆煮て、練って、4時間かかって、肩の筋肉痛。お母さんの、あん練ると教えてもろうたもん。こんくらい、これ以上練ったら固うなる、て。柏餅も、柏ば山に取りに行った。」「柏?がめの葉じゃないと?」「柏さ。ハート形の丸い…」「それはがめの葉よ。つるになっとるやろ?柏は葉っぱが切れとって、寒いとこにしかないと思うよ。」「柏て言いよったよ。」九州では柏の代わりにがめの葉(サルトリイバラ)を使う。「お母さんな、甘酒作るとも上手やった。ちゃんと習うとけばよかった。もち米でお粥煮て、麹の死ぬから45℃ぐらいにして入れると。甘うして、美味しかったねえ。お母さんは働いてばっかし。ほかの兄弟はなんもせんかった。」おばちゃんの母恋し♪すてきな人だったんだね。
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クジラの親子?

2015-12-27 15:22:23 | 日記
トースターから取り出した焼き芋がなんかクジラに見えたんだよね。で、写真集の上に乗せてみたらやっぱり芋だった…。

遅い時間に散歩に出たら、W高の野球部がお城の下に集まってておはようございまっす!!とみんなで挨拶してくれる。マネージャーの女子も。すでに泥汚れのユニフォーム、ふつうの大人ならさわやか、青春、とか思うんだろうね。部活と縁遠いワタシは、悪いけど、う、汗臭そう…と。少数派?前に、真夏の浜でビーチバレーか何かのイベントのためテントを張ろうとしていた数人の若者が、通りかかったワタシのために、邪魔になるので一斉に両手を上げてテントを持ち上げてくれた。すみませんね、と下を通り抜けたら、青春のものすごい汗の臭気に思わず息を止めて走り抜けた。倒れるかと思った!

糸島半島の方面がかすんでる。pm2,5かも。
向こうの方で投球練習おじさんがボールを投げてる。久しぶりだなあ。近づくと、手を上げてくれた。「元気しよったね?どっか行っとったっちゃなか?」「南フランス。」「テロの後?」「いや、前。帰ってからよ。」「後に行かにゃ。(笑)あの外人ね(アイルランド人)、ずーと毎日来よったとよ。今年いっぱいおるて言いよったけど。」「どっか行っとるっちゃない?」「嫌われとるかもしらん。ここ通ったら何やかんやつかまえて聞くけん、運動不足になるて。(笑)」来年もまたよろしくとあいさつして別れた。元気そうでよかった!


昨日散歩の帰りに、お堀の工事が再開してたので、どうなるのか、近くに寄ってみたら、足元に可愛いニラの花?が。ビジネスホテルの人が植えたのかな。
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Merry christmas♪

2015-12-25 19:39:12 | 日記
昨日クリスマスのケーキを焼いた。子どもたちがいた頃は誕生日とクリスマスは必ずケーキを焼いたけど、巣立ってからはやめてた。甘いものは食べるけど、若いころほど欲しなくなってるし。数年前相方が、「このごろケーキを焼いてもろうとらん。」と言い出し、え、食べたかったの?と初めて気づき、それからは誕生日とクリスマス年2度焼くことにしてる。
特ににどうということもない、昔のレシピで、卵を泡立て、粉、砂糖、マーガリン、クリームで、缶詰のフルーツを飾る。ココアを使ったブッシュドノエルのこともあったな。今の電子レンジ兼オーブンは天板が使えないので(もともとなかったか、行方不明?)できないけど。

ワタシが子供のころのクリスマスはそれはワクワクするイベントだったね。貧乏だったけど、家族一人ひとりにささやかなプレゼント(ノートとかハンカチとか。)を考えて、取っておいたきれいな包装紙やリボンで包んで、カードは自分で絵を描いたりして作った。讃美歌を歌い(母はカトリックのミッションスクールで育ったし、ワタシは新教の幼稚園。小学校の数年は自分から近所の教会の日曜学校に遊びに行ってた。)、父親が子ども5人が真剣に見つめる中、買ってきたケーキを正確に切り分ける。じゃんけんで勝った者から好きな一切れを選ぶから文句は出ない。その頃のクリームはバタークリームで、ピンクのバラの形にきれいに飾られてた。サンタクロースはちゃんと夜中にやってきた。

うちの子供たちのクリスマスも、一応きよしこの夜くらいは歌ってケーキを切ったし、サンタさんもちゃんと来たよ。
相方が単身赴任でいなかったときは一人で教会のクリスマスの集会に何度か参加した。ま、ワタシにとってはなんか、しないと年の終わりのキリがつかないというか。年一度讃美歌歌って世界の人々の平和と幸せを願うにわか信者もいいもんだよ。

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今日は晴れ!別府の料亭の話

2015-12-25 11:02:42 | 日記
雨ばかりだったから晴天はうれしいね♪
町田川にはカイツブリが2羽、さかんに潜ってる。ヒドリガモは…3羽、少ない。と思ったら河口の方に7羽。浜に下りたら、ちっこいおじさん1らしい人が石垣の防波堤をトットコ歩いてる。海は静か。冬休みになったから、高校生なんかも来てる。
波打ち際でスクワットしてるのは上品わんこ奥さんみたいだけど、わんこはいない。もぞもぞエビ取りながら近づいたら、やっぱりそう。「主人が連れて出たんだけど…会いません?」「いやー、見かけなかったけど。」仕事のことで考え込んでるご主人を引っぱり出そうと誘ったけど、追いかけるつもりで後から出たらはぐれたって。久しぶりなのであれやこれやおしゃべりしてから海の家へ。
おばちゃんの若いころ、別府の親戚の料亭に手伝いに何年か行ってた頃の話を聞いた。
「海のすぐそばにあったとさ。四国からのフェリーもそこに着きよって。仲居さんは女郎上がりで。昔はあんにき(あの辺)は女郎屋ばっかりじゃったと。置屋の木造の3階建てで。そうして遊郭の無うなって水商売したり、そのあとで仲居したりね。(料亭で)火事のあったと。夜中に、飲み屋が終わって帰って来てなんか火ば使いよったとじゃろ。火の出て、隣が石井組ちゅうヤクザのとこで、みーんな温泉の湯ば汲みだして火消しの手伝うてくれたよ。隣が市の温泉場でその二階に仲居さんたちの寝泊まりしとって、着物やら、運び出すと、私もかついで手伝うて。枕だけ抱えて近所の酒屋に逃げたとのおったとよ。(笑)」「気が動転しとったとね。」「あとで○子は枕ば持って逃げてて、笑われた。」おばちゃんの両親は娘が火を出したんじゃないかと心配してすーぐ列車で駆け付けたそうだ。兄さんも来て、数日は濡れた畳運び出したり、後始末が大変だったとか。「ヤクザは恐いこたなかったよ。ちょっとしゃべりよったら、おばさんに、ヤクザと口きいたらいかん、ておごられたけど。」その料亭はオペラ歌手の故立川澄人さんの親がやってた大分の超高級料亭と親戚で、公演のある時はいつもお湯に入りに来てたそうだ。へー!
おばちゃんの実体験歴史話は面白い。

写真は23日夕方、いろは島温泉に行くときの霧の風景。

こちらはお城の上から鏡山と霧景色。鏡山はおばちゃんの言うところでは火山らしい。「噴火したら困る。」「えー、すぐそばだからダメじゃん。」「鏡山はかがんどらにゃ。」へっ?ダジャレじゃなくて?
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