週末のおでかけ♪

日曜日、ちょっと遠出して肥前鹿島の浜宿へ。写真は鹿島の祐徳稲荷の奥の院から見た町と有明海の干潟。佐賀県人ながら祐徳さんは始めて。本尊にお参りして、奥の院の矢印に従って石段を昇りはじめたらこれがめっぽう遠い。途中で引き返す人も。途中にお稲荷さんやら経由して、あと２００ｍと立て札、それから１５０ｍ、１００ｍ、８０ｍ、５０ｍ、せっかく来たからがんばって上まで。達成感。で、この景色。帰りは難所ありの立て札に従ってショートカットで下りたら早かった。

行きに塩田の製麺所のうどん屋で美味しくて安いセルフのうどんの昼食。普通盛り１５０円、えび天１００円シイタケ天５０円。相方は中盛り２００円かき揚げ５０円。


浜宿は造り酒屋が何軒もある白壁の長崎街道宿場町。この店は現在のマイスターの金物造りの仕事場。こんな可愛らしい小物（本来の用途は釘隠し）も銅板から打ち出して作ってる。一目ぼれして、えい！とかわいい亀を買った。匠は留守だったけど、奥さんが、前川清さんの、これとこれ買ったですよ、天皇陛下の植樹のじょうろも作りました、それ（ワタシの亀）も値段上がりますよ、と。そんな気持ちはない、気に入ったから買うのに。残念ながら後継者がいないそうで、とてももったいないこと。技術が消えてしまう！

街道裏の川。町の側溝には清流が流れていて、水がいいから酒屋が多いんだね。いろんな商店、武家屋敷、見どころいっぱい。試飲しながらゴキゲンなおじさんたちのツアーと先々で一緒になり、おじさんが、一緒に写真撮りましょうかというのを遠慮したら、いやー、撮ってはまずい関係かな、わはは、なんて、まったく！
観光客も少ないし、ゆっくり歩くのにちょうどいい町だったね。

沖縄♪４

２０日夕刻福岡空港着陸に向かう空から町が…。ずーっと雲に覆われていた機中、うっすら鹿児島の開聞岳が見える！と思ったら、それから熊本長崎、普賢岳も。それから、おーっ、ワタシの散歩コースのお城まで見える！降ろしてくれぇ、なんてね。通り過ぎてしばらく飛んで南下、福岡空港へ無事着陸。

帰る前日に一泊した民宿での夕飯。市場近くで買った中身汁とヨモギ？とツナのサラダ。
この民宿のおじさんが面白い。那覇でも指折りの古い民宿で、レンジありますか？と聞いたら、持ってきたら暖めますよ、と言うので、中身汁を持って行ったら、その後、３０分以上立ち話。ディープな沖縄事情を語ってくれた。基地とアメリカとの関係、中国との関係、ベトナム戦争時代の那覇のこと、兵隊はお金いっぱいあったから問題起こさないさ、今はお金無いし物価高いからうっぷんたまってるから。そこの通りも兵隊いっぱいで、こっちも肩組んで一緒に飲んださ、小銭なんか邪魔て、ポケットから道に捨てるわけさ。明日はベトナムに行くからって、１ドルのもの、４ドルやって。沖縄は戦争景気。普天間は帰ってきたヘリを洗うバイトね、高校生がいっぱい稼いだよ、終わってからは港に帰って来る死体を洗う仕事、一日で一か月分稼げる。基地の中も前はツテでバイトで掃除や草刈入ってそのままいれば、今は国家公務員だからね、いばってるよ、売店のおばちゃんなんか。基地に土地を持っている金持ちたちのこと、etc…。長話でせっかく暖めた中身汁が冷めたので、あ、また暖めようね、と再レンジしてくれた。こんな話、なかなか聞けないよ、ここに書かない話いっぱい。翌日チェックアウトの時も玄関でしゃべって、道に出てからも、周りの家を指しながらしばらくしゃべって。ソツの無い本土系のゲストハウスは安心だけど、こんな地元の人の話が聞けるところはそうないし、親切なおじさんなので、次回また泊まろうかなと。

那覇の裏道と沖縄ぜんざい。

帰る日に持ち帰り用にしてもらった薬膳料理の食堂（初挑戦のあひる汁は絶品だった！）の煮付け。でかいテビチが２個もごろんと。そうめんのお汁とご飯つきで６００円！ゆうに２人分。夕飯用に持って帰るから箸は要らないと言うと、途中でガマンできないかもしれないから、入れておきましょうね、と。ほんとに旨かった！！
以上沖縄編終わり。

沖縄♪３

３日目はなんとか昼間時間取れるという息子の連絡待ちで午後２時半過ぎに那覇で待ち合わせてドライブ♪
とりあえず天気が良いので北上、彼のお気に入り備瀬に行くことにして途中瀬底島方へ。久しぶり。本部の古宇利島みたいに橋からわーっとエメラルドグリーンの海の絶景が広がる華やかな万人向きの景色はないけど、普通に暮らしている地味な美しさがいい。キビ畑、漁村。
日が落ちる前に備瀬へ、とまたすぐに北上。何年か前やっぱり息子と一緒に初めて来た。昔はこんな集落は珍しくなかったんだろうけど、きちんと整備された風よけのフクギ並木が美しい。歩き回るわんこやネコものんびり自由そうだ。

今日は天気になったし気温もけっこう上がってきて、この時期、まとわりつく蚊がいるなあと思ったら、上を大きなコウモリが飛んでフクギの枝にぶら下がった！まさか２月にコウモリ見るとは思わなかったよ。ワタシのカメラでは残念ながら遠すぎて撮れなかったけど、上等カメラの息子はちゃんと撮れてた。海もきれい。
夜はまた練習と仕事に入る息子に１月に行ったタイ土産の民藝品アロマろうそく立てと写真CDもらって那覇でお別れ。

夜は宿で日本女性とイタリア人とのカップルと沖縄系北欧人若者と宿の支配人？とワタシで婚姻届を出したばかりのカップルのお祝いパーティー。材料買い込んで、イタリア人（魚貝類と野菜嫌い、ツナとスルメはOK)がトマトと生ハムのパスタ、くり抜いたトマトにマヨネーズで和えたツナを詰めたサラダを作ってくれてワインで乾杯！それぞれのお国事情にびっくりの面白い話題で盛り上がった。お役所手続きののんびりさ、（離婚届けが認められるのに１２年！）日本のような戸籍は海外にはほとんど無いとか、兵役のこと、日本のトマトはまずい、いや、美味しいとか、いろいろ。いやー、面白かった！

沖縄２♪散策とライブ♪

２日目、昼間は国際通りの宿から２０数年前住んでいた泊方面へ裏道を通ってぶらぶら散策。モノレール牧志駅前の公園の桜がまだ咲いていて、メジロが来てた。
もう昔の建物はだいぶなくなっている。子供らが通った小学校は重機が入って工事中なのでもしやと思ったら、どうやらプールと運動場を屋内運動場に作り直しているらしい。狭い校庭だったからねえ。転校してきてびっくりしたよ、運動会なんて、家族の座る場所は校舎のバルコニーに町内ごとに毎年指定されて、運が悪けりゃ遠い三階から応援するんだよ。しかも、昼間っから酒飲んでるおじい、親、親戚がいたりして。徒競走は距離を長く取るため校庭を斜めに白線引いて。競技の間、先生が鼓舞するために大きな太鼓を打ち鳴らす。本土の人間にとっては何かにつけ、びっくりの学校生活だったね。
次男が通った隣の幼稚園はほぼそのまま。次男が隣の公園で拾った種をまいた大木も健在！植木鉢で大事に育てていた木は残念ながら数年前枯れてしまったけど。
この界隈はダイビングショップがいくつかできていて、ワタシの切れたフィンのストラップを探していたら、近くにできた大手の器材屋を教えてもらい、しっかりゲットできた！


夜は那覇市内のライブハウスへ次男の学生時代からのバンド、すじ☆ひっかけを見に。こっちは仕事じゃないので毎回仲良く実に楽しくのびのびのパフォーマンスに大笑い。こちらに、いいですか？と遠慮がちに聞いて横に座っていた若者、すじが終わって真ん中で立って写真撮ったり踊って？見ていたワタシが戻ると、ライブはよく行かれるんですか？と言うので、息子がすじのドラマーなんで、と言うと、え、そうなんですか！あんなに楽しませるバンドはいないですよね、とほめてくれた。あとで本人に言うと、だけど、売れないんだよね、と。いいじゃないか。幸せモン！
その後のバンドはいまいち面白くなかったので適当なとこで帰ってきた。

Deepな沖縄♪

15～20日の沖縄。出発は5時起きでぼーっとしたアタマとカラダでＪＲに乗り福岡空港へ。
空はほとんど雲の上、残念ながら日本地図は見えなかったけど、那覇に着いたらいつものたっぷり湿気を含んだぬく～い空気、曇り。レンタカーでまずは北谷の浜屋そばで腹ごしらえしてから読谷やちむんの里へ。小雨でけっこう寒い。今回は山田真萬さんのギャラリーに初めて行った。お庭からとてもすてきなお宅。階段やテラスな玄関に配置されたいろんな国のオブジェや植物、真萬さんの作品がさすが！
たまたまご本人と奥様が次の展示の準備中でいらした。有田の陶器まつりで手に入れたお皿がとても気に入ったので、来てみたけれど、やっぱりいいものがそろってる。手が出ないのもあるけど、焼酎用のカップを相方が購入、お気に入りができた♪ワタシはインドネシアの可愛いろうそく立てを買った。

それから北上して万座毛(強風で、ツアーのおっさんたち「落ちるぞー！保険入っとるかー？」など大騒ぎ）を一回り。道の駅などで買い物しながら帰る途中で次男から電話。那覇のホテルのジャズの仕事で演奏するとのこと。ちょっとお高いけどがんばって行こう！急ぎ那覇に戻るもいつもの大渋滞。やっとのことで２回目の演奏に間に合った。高級なホテルらしいので、ドレスコードあったらどうする？とか思ったけど、全然そんなことないバイキング(４５００円）で、和洋中沖縄料理、どれも上品で、デザートもいっぱい、ワイン飲み放題、ジャズカルテットは上質の演奏（もちろん次男ドラマーも！親バカ？）ちゃんと音楽で仕事もらえるのはえらい！いい音楽仲間に恵まれて幸せだね♪
窓の外には港のきらめく夜景。いいねえ！
と沖縄の１日目は楽しく過ぎていく。