深まる秋もよう

今朝はヒドリガモが18羽になってた。だんだん増えるかな？

気温が上がらない。崩壊寸前だった温度計の箱を数日前相方が作り直してくれた。ちゃんと釘打って、かまぼこ板で。ワタシが作ったのは木工ボンドと素麺の空き箱、ベニヤ、屋根は途中で壊れた時にプラスチックをホチキスで止めたいい加減なモノ。でも10数年なんとかもったよ。
　
ペンキ塗って絵を描いたのはワタシ。高さが前より低かったので、今日木片を切って差し込み、しばり直し補正してでき上った。前はネコの木登りの足場にされてけ散らされて何度か崩壊の危機になったけど、こんどは台風の時に取り込んでおけば長持ちするだろうな。

庭のザクロがだいぶ大きく赤くなってきた。３個実ってる。今年はイチジクが豊作？で、今まで２０個近くかな。初めのころの実は大きかったけど、だんだん小さくなってきて、それでもちゃんと赤くなる。取ってはチビチビ賞味、ジャムや加工するほどは取れないから。
キンカンはけっこう鈴なり。植えて数年は数も少ないし酸っぱかったけどだんだん大きく甘くなってきた。熟すのが楽しみ♪ネコのウンコと闘うのはいやだけど野生の庭は楽しい。

初ヒドリガモ♪

今朝の町田川。河口の方を歩いてるとフィー♪フィッフィ♪と聞き覚えのある声が…ヒドリガモ！よく来たねえ、今年も。はるばるユーラシア大陸からのお客さま、たった5羽だけど。
冬が近いんだね。急に寒くなったと思ったら、渡り鳥たちはちゃあんとわかってる。旅の疲れをいやしてお腹いっぱい食べてね。

抜き足差し足…ネコとカラス、おくんち

今朝の町田川。ハシブトカラスが集まって何かつついてるところへネコがそろそろと近づいていく。よほどのごちそうか？よく見えないけど。カラスたちは何ねえ？近づくなって、と迷惑顔。そのうちみんな飛び去ったので（獲物は持ち去った？）ネコもチェッといったふうに戻ってきた。

久しぶりに青空。海の家の前で靴の砂を落として、トイレに行ってから寄ろうと通り過ぎようとしたら中から「寄らんで行くとー？」と声が。昨日は時間なくてそのまま帰ったからね。ガラガラと戸を開けて「トイレー！」と言うと、「何て？聞こえん。」と車押して出てきた。「トイレに行ってからと思って。」「そうねえ。探しよったとのあったとよ。いちばん奥に。」と説明を始めるので、ハイハイと聞いてからトイレへ。（忙しいのに！）ふう。
で、問題の探し物は、使わないからくれるという新品の船のフェンダー。あちこち、物置の方まで探して見つからないので、誰か持って行ったじゃろうかと不思議がってた。いろいろ作業を頼んでいる大工さんが、邪魔なものはどんどん奥に持って行って片付けたらしい。無いと思ったドリルもあったって。あれだけ物が山積してたら行方不明になるわなあ。終活する気もなさそうだし。こんだけ不自由な生活しててもおくんちにはちゃんと人を雇って出店を出す。準備は着々としてるみたい。生きがいなんだろうな。

おくんち。もう10月になったら町中ソワソワして、商店街もスーパーもくんち囃子の音楽を流し、公園、植え込み、街路樹などの剪定作業が。民家も植木屋さんが入る。
夜7時になると、各町の集会所や空き地、公園、駐車場などでお囃子の練習が一斉に始まる。そう、東京での展覧会を終えて帰ってきた日、夜だったので、高速バスを降りたとたん、中町の囃子が鳴り響いてるので、そうだ！おくんちだった！スーツケースと荷物引きずって思わず練習見に行ってしまった。
もうここに引っ越してきてから15年、そう浮足立つことはなくなってきたと思うけど、あのお囃子太鼓を聞くとやっぱりなんだかざわつく。まー、母のお腹にいる時から聞いてたからね。6歳に福岡に引っ越しておくんちは遠いものになってはいたけど。
今年は次男が初めて嫁ちゃん連れてくるので、家片付けしなきゃねえ。は～♪　

羽干し～、北海道

昨日朝の町田川。ウが羽を広げて虫干し？気持ちよさそう。よく見かけるけど、ほかの鳥ではあまり見ない。水鳥でも潜るヤツだけかな？

この日は朝霧がすごかった。松浦川を下る霧のカタマリが真っ白に。


今朝、海の家のおばちゃんとこでいつもの大工さんが、ここでセメントを練って…、とつぶやきながら作業中。「こんどは何の工事？」「花壇をね。あっち（離れたとこにある物置前の植木鉢の棚を指して）をここに移そうて。世話しきらんから。」なるほど、水やりも離れた棚より家のそばの低地ならね。おばちゃん、植物好きだからね。
四角い枠にこの金網？を置いて、瓦のかけらや石で少し持ち上げてる。「これ、何のため？」「これ入れとかんと、バリってヒビの入るとですよ。建物とかブロック塀はもっと強いとば、するけど。」「なるほど、持ち上げて間にコンクリ流すんだ。」「そう。」「次から次に仕事ありますねえ。船は直ったんですか？」2，3日前から、ボートのオールを支える部分が痛んでるので、台にひっくり返してあるとこにもぐり込んで何やら苦労して作業してた。「一応直ったとですけど、ほかんとこもね。」「古くなると？」「昔んとは鉄でできとるから。」錆びるんだ。


今日もいい天気。昨日は札幌の友人からでっかくて美味しいリンゴが送られてきた。地震見舞いに干物送ったからかな？北海道のリンゴ、美味しいよお！！さっそく半分切ってかぶりついた。蜜入り、みずみずしい、これぞフルーツ。アダムがだまされるよねえ。北海道の旨いもの、リンゴ、サクランボ、とうきび、アスパラ、ホッケにホタテ、シャケ、ホッキ貝。野菜果物は収穫時期が限られてる分、しっかり味が濃い。リンゴはねえ、九州育ちには感動だったね。サクランボも。
一昨年だったかな、引っ越して以来北海道に行ったのは。収穫時期に行くのがいいね。９年半住んだから、四季を充分感じ、自然に圧倒され…。雪解け、水芭蕉、コブシ、サクラ、カタクリ、エゾエンゴサク、スズラン、ラベンダー、アカシヤ…広い広い山深いグラデーションの紅葉。住まなければ知らなかった世界。転勤であちこち住めたことに感謝♪

明和電機♪長崎へ。

　
日曜日、長崎の美術館に明和電機展を見に行った。天気は晴れのドライブ日和。沿道は稲の刈り取りがほぼ終わり、セイタカアワダチソウの黄色が目につく季節になっている。
農家のばあちゃんが店番してる小さな直売所で元気のいい小ぶりの大根を買う。ついでに、気になってた農地に転がる牧草ロールについて聞いてみた。「飼料にするとですよ。稲のワラば巻いて。」「あー、やっぱりそうですか。」「前は機械できざんでしまいよったですけど。扱い良かですもんね。昔はサイロのあって。」「発酵して？」「そう、発酵。」
やっぱり牧草ロールだったんだ。北海道は稲ワラじゃなくて専用の牧草じゃないかと思うけど。あとで相方が、そういえば親戚の牧場（栃木県）はワラを刻んでエサにしよった、って。今は牧草ロールなんだろうね。

長崎の義姉宅に着いて一休み。一緒に美術館へ。明和電機、面白いよね。ホンモノ見てみたかったんだ。ほんとはギャラリートーク聞きたかったけど、都合で展示だけ。でも面白かった！ナンセンス機械、真剣に作るのっていいなあ、楽しいだろうなあ。面白いだけじゃなくてちゃんと美しさとシニカルさが。へへへ、ベストセラーのおたまトーン♪小さいの、買ってしまった。姉さんが、孫用かと思ったって。ぜーんぜん！自分で遊ぶのだ。
そのあと出島の裏の路面電車沿いの古いビルに親戚の版画家田川憲関係のお店Soubi'56
を開いてる甥の嫁ちゃんのとこへ。お店は田川憲の作品展示とポストカード、今年美術館で展覧会やった時の図録などのほか、地元の作家さんのいろんな雑貨など売っていてなかなかすてき。着実に訪ねてくる人や観光客もいるようで、がんばってくれている。

姉さんがエサやりしてるネコがベランダのほったらかしの植木鉢で日向ぼっこ。こんな狭いとこ好きなんだね。
相方は壊れた食器棚の金具の修理、石油ストーブのメンテナンスほかいろいろ家の仕事を引き受けてホコリとネコの毛に苦戦しながらマスクかけて大活躍。泊めてもらって翌日は亡くなった義兄が通っていた中華店でしいたけ肉そば食べて解散。

町に戻ってお気に入りの古着屋でショッピング。相方が単身でいた頃よく行ってた。夏に来たときはお店がかき氷屋になってて、秋にまた再開と聞いてたので。狭い店内は点数そんなに無いけど、ちょっといいの、見つけられる。サイズも小さめあるし。試着してる間、相方は甘いもの屋で好きなの買ってる。
三点買って満足。高速へ。彼杵（そのぎ）の道の駅でお茶や野菜、夕飯の弁当など買ってから高速下りて厳木ダムの湧水で水汲み。

紅葉が始まってる。ダムの放水の放送とサイレンが鳴るので待ってたけど、全然水量が変わらなくて残念。温泉に寄ってから帰ってきた。