こっちも桜♪

昨日は雨と風、散歩は断念。今朝は晴れ、温かい。町のあちこちで桜が…。
町田川ではもうすぐの旅立ちを前にヒドリガモがせっせと食餌中。来たころよりだいぶ太ったかな？
３日くらい前まではつぼみがほとんどだったけど。春はあっという間に来る。
お城は桜祭りのちょうちんが石段の両脇に吊るされ、桜は８部咲きの表示。今日あたりから花の宴かな。飲めないワタシは今までもほとんど縁なしだけどね。町の商店のあるおじさんは、前は町内で(お城の）上で花見やりよったけど、上まで酒運ばんならんもん、帰りゃ酔っ払うても瓶やら何やらまた下ろさんならん、お城はやめた、なんて言ってたな。

今朝はほんとにきれい。売店の奥さんや、市の観光係？の若者と、きれいかねーと、一緒に花を見上げてた。

海の家のおばちゃんに撮ったばかりの桜の写真を見せた。福島もきれいかよー、とおばちゃん。長崎県に入るけど実は佐賀県が近い、橋で渡れる島。２度ほど行ったことがある。人が少なくて昔の感じのいい島だね。桜の名所がいっぱいあるって、日本人はほんとに桜が大好きなんだね。というワタシも、毎年だからもういいかなと思いつつ、ついカメラを向けてしまう。春は桜。

福岡はもう桜♪

昨日は福岡まで整体に。月一で行ってるけど、今回は身内のことでいわきに行ったり長崎に行ったり、間があったおかげで相当凝り固まってたらしい。
「一番は？」「首です、左。」頚椎が悪いので毎回の重点ポイント。肩から首から固まって頚椎の間が狭まってる。つっぱりで頭皮もきつく。丁寧に治してもらうと目もすっきり！クロールの息継ぎのときに顔を上げすぎが原因かもと。自分でもそうじゃないかと思ってたけど。そうやって、腰、股関節など全部きれいに整えてもらって今日は１時間超えちゃった。こんなに溜めないようにと、次回は早めにやってもらおう。

バスで天神に向かう途中、舞鶴公園（福岡の、黒田城跡)の外堀の桜がもうこんなに。家の方は海の北風が強いから、１，２℃気温が低くてまだ咲き始め。

サンドイッチで簡単に昼食とって久しぶりに母の所へ。駅に下りたら小雨。コートのフードをかぶって急いで歩いた。母は元気で部屋で美味しいコーヒー淹れておしゃべり、東京の姉から送ってきた手紙やひ孫の写真、妹と行った糸島の桜井神社や箱島の写真など見せてもらった。
箱島は「ほら、子供会で地引網したでしょう？」「えー？覚えとらん。地引網は覚えとるけど、どこでしたやら、ぜーんぜん記憶にないよ。」「あらそうだった？」「子供のころは景色やら覚えとらんよ。○○さんのおじさんが地引網の魚を生きたままちゅるんと飲み込んで、おいしか！て言うたんで、びっくりぎょうてんしたのは覚えとるけど。」「あーはは、そうだった？日本人だけでしょ、生きたの食べるの。」「うーん、いやだね。シロウオとか。火を通した方がゼッタイ旨いと思うけど。」「なんだか残酷だわね。」「貝も生よりゼッタイ。」ワタシは貝の内臓が好きでないので、アサリ、シジミ以外はホタテとかホッキがいい。北海道に居た頃はホタテ、旨かったね。ホッキも足の筋肉が。向こうではカレーに入れたりしてた。

帰りは母の傘を借りて近いほうのJRから博多駅へ。あまり行かないからつい東急ハンズなどのぞいてたらあっという間に時間が経ち、急いでバスセンターへ。ちょうどすぐ来たのでラッキー！乗ってしばらくして相方からメール、今天神バスセンターというので、こっちは天神に向かってる、席とっとくと（とっとーと！）返信。思いがけず同じバスで帰ることになった。
「メシは？」「なんかあるよ。」「こんな時間まで遊んどった！」「へへ、ハンズでつい…」
で、結局近所の焼肉店でたっぷり。ごちそうさまあ！

田川市の中村美術館へ

先日地方新聞（福岡本店）の勧誘に来たおっちゃん（若いんやけど、営業というとおじさんぽい。）が持ってきた新聞に載ってたこの美術館は今まで知らなかった。４年前に中村産業という会社が昔の鉱山会社(その前は炭鉱）の跡地にコレクションを公開して田川に文化をと作ったらしい。えらい！お金はこう使わなくちゃ！

金曜春分の日、空は晴れ、北風が冷たいけどドライブ日和。久しぶりの海沿いの道は絶景～！菜の花、モクレン、コブシ、レンギョウ、桜もちらほら。
途中直売所でミカンを買い、別の道の駅ではお目当てのたこ飯弁当が昼時なので当然売り切れ、野菜などちょっと買って。次の道の駅で海苔巻き（関東で太巻きと言うやつ）と散らし寿司弁当にして、運転する相方の口元にこぼさないようおかずと寿司を運ぶ。けっこう遠出だからね。持参のお茶もうまい。
八木山峠なんて何年ぶりだろう？１０年以上？
田川、初めて。飯塚は行ったことはある。嘉穂劇場とか。うわー！筑豊ナンバーだらけ！（福岡育ちのワタシは失礼ながらイメージがガラ悪いと刷り込まれている。ごめんなさい！）と言うと、当たり前やろ、筑豊なんだから、こっちが佐賀の田舎もんて言われるぜ、と相方。確かに。
中村美術館は大型トラック、ダンプが行き交う道の奥にあった。なだらかな丘の公園の中にレストランや音楽ホールもある。静かな人の少ない美術館。九州の画家、彫刻家、陶芸など中心のなかなか良い作品。中国のすずりのコレクションがまたすごい。
一階ロビーで大声でまくしたてるおばはんの声がうるさかったけど、途中でやっと出て行った。場所を考えんかい！良か歳こいて！
貼ってあるポスターに熊谷守一の絵があったので、ベテランの受付の女性に聞いたら、収蔵品だけど、今は展示してない、３ヶ月に一度展示換えがあるのでまたおいでくださいと。いろいろ話をしてくれた。ついでに、確かタイガー立石も田川の人ですよね、美術館にありますかねと尋ねてみたら、何年か前に展覧会ありましたけど、どうでしょうかねえ、と言うので市立美術館の場所を教えてもらって行ってみることに。
残念ながら、常設はしてないけど、２０点ほど収蔵しているとのこと、展示の予定もないんだってさ。残念！まあ、知る人ぞ知るって作家かも。展覧会の時の絵葉書セットがあったので即購入。
福岡の高速道。
帰りは家に近い温泉に浸かって(混んでたけど）から。あ～すてきな１日♪

入浴シーン♪

今朝は海の家のおばちゃんがキクちゃんを洗うというので手伝った。毎月一度老人ホーム？にセラピーのお仕事に出かける日なので清潔にしてお年寄りにかわいがってもらうんだって。本人(犬）はすべる床を走らされたり、体中触られてくたくたで帰って来るらしいけど。
まずはワタシが服を脱がせ（わんこ飼ったことないので仕組みがわからんかった。）首輪をはずして湯を張ったたらいの中へ。椅子に座ったおばちゃんがシャワーをまんべんなくかけてからシャンプーを塗りつけてていねいに洗う。耳、足の裏、肛門、洗い残しのないように。キクちゃんはおとなしくされるがまま。若いころは風呂よ、と言うと跳んで外に逃げたそうだけど。上げるとき手伝うて、と言うので、洗い終わって小さいタオルでだいたい拭いた後、ワタシが二つ折りのバスタオルでくるんで抱きかかえて椅子の上で水気を取る。このときもされるがまま。おばちゃんが風呂場を流して戻ってきて、ドライヤーで乾かす。それからブラシで整えるとふわふわの毛並みに。
これに赤い服を着せて出来上がり。りっぱにお仕事行っといで。
さあ、一仕事終わった。コーヒー飲もうや、とおばちゃん。そうだ、忘れてた。コーヒーを作って一休み。ああ、うまか～！とおばちゃん。
そのうちヘルパーさんが来たので帰ってきた。さっきは上がってた雨がまた降り出した。pm２，５が基準値の倍以上あった昨日とは違い、今日は雨でも見通しは悪くない。

インド映画

昨日BSで「スラムドッグ・ミリオネア」を見た。陽気で単純な娯楽映画かと思ったらとんでもなかった。アカデミー賞取ったんだものね。世界の貧民街の子供たちの現状はアムネスティやユニセフの活動である程度は知っているけど、あんなふうに映像で見せられるとやっぱり打ちのめされる。
だから、この国では前から声に出してはあまり言えない風潮だけど、子供の臓器移植や不妊治療などにワタシは賛成できない。その希望は当人にとっては当然かもしれないけど、それに巣食う別の力？がどうしても関わってくるんじゃないのか？それだけにかけるお金があったら世界のどのくらいの子供たちを救い、教育を受けさせ、自立した生活を送らせることができるのか、ちょっと世界に目を向けて考えてみてもいいんじゃないのかな？それとも大人になれずに命を終えることも生物として普通なのか？なんてついつい思ってしまうのだ。生まれた子供に罪はない。幸せになる権利はあるはずなのに。
あ～わからん。人間も地球の一生物としての命と考えたいなあ。
しかし、さすがインド映画、笑いもあり、最後はお決まりの総踊りでほっとさせてくれた。こういう映画を産みだすインドってやっぱりすごい。などと思いつつ今朝浜を歩いた。