気ままに♪遊歩と小生物の日々

北部九州海沿いの小さな城下町で小動物(海系、カメ系)と共に楽しく暮らしています。

やきもん祭り

2014-04-30 21:04:23 | 日記
昨日は散歩の帰りに散歩知り合いの陶芸家さんのギャラリーへ。お宅にお邪魔するのは初めて。彼女らしい繊細な、あるいは意外に大胆な作品群に感心!そして趣味の良い家の造り!和菓子とお茶のおもてなしに、ご主人作のぐい飲みまでお土産にいただいてしまった。

今朝は小雨だったので止むまで待って9時過ぎに散歩。お城は藤も盛りを越したくらい。観光客は昨日の祝日に比べれば少ないけどけっこう歩いてる。海を眺めてるとエプロンのおばさんが、「どちらから?」「いや、散歩コースです。どちらから?」「そこの(お茶席のテントを指さして)当番なんですけどね。」お城からの眺めはいつ見てもいいですねえ、このまま雨降らんといいですねえ、などどおしゃべり。

海は今日も満潮。時間が遅いので出かけてるかなと海の家のおばちゃんをのぞいたら、奥から朝食の湯気の立つ味噌汁椀を持って出てきて、「あれ、今ごろ?」「雨だったから止んでから出てきた。」「座らんね。」「昨日はお祭りで店、出したんでしょ?」「うーさ。たこ焼き食べるね?2パック残っとる。」「食べるけど、いいよ、少しで。」「半分こしよう。」1パック持たせてくれた。陶芸家さんのとこ、見てきたとか、祭りのこととか、しばらくおしゃべりして、またね、と帰ろうとしたら、「待って!」また奥に引っ込み、今度は釣り人にもらったキスと、エソのすり身までくれる。いいよ、おばちゃん、作るの大変だから、と遠慮したら、「いいや、釣りもんは旨かけん、二人で食べて。すり身はこの前、トイレに行っとる間にキクちゃんの食べてしまいよった、まだあったけ。」と。まったく、がらっぱちだけど面倒見の良い優しいおばちゃんなんだよ。ありがとうね。

夕方からインタネットのハッカー対策で四苦八苦、長男と姪に頼りながらなんとか夜に成功。キカイは便利だけど面倒だね。
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誰の卵?海岸植物、温泉♪

2014-04-28 13:23:43 | 生物、自然
散歩途中の駐車場で相方が見つけた青いきれいな2㎝くらいの卵。おそらくカラスかなんかに食べられたんだろうね。ハトは白いし。

昨日は曇り、大潮なのか川は満満潮、GW突入でいつもよりどの防波堤にも釣り人。お城下の遊歩道の石垣から下の海に向かって釣り糸をたれてるおじさん。「釣れますか?」言ってる間に一匹釣りあげた。中くらいのキス。「すごい!」クーラーボックスをのぞくともう5.6匹入ってる。
松林の側溝水たまりに向かってそうっと黒猫が歩いてゆく。クサガメのマツを拾った所だ。顔を出してたカエルがちゃぽんと3匹水にもぐった。「カエル、食べるのかな?食べんよね。」「食べるさ。」「そうか、カエル、人間も食べるもんね。」
浜にはいつの間にか黄色いコマツヨイグサがいっぱい咲いてる。海の家のおばちゃんに「ボウフウの、出とらん?」と聞かれ、前日に掘ってきて渡したけど、根っこが途中で切れたので、もう一度トライ。それに、ワタシもはっきりこれがハマボウフウと確信できなかったのでそばにある別の種類も一緒に掘って持って行くことにした。
波打ち際はスナホリムシ、グソクムシ、ヨコエビ類がうじゃうじゃ。透明の稚魚の群れが近くまで来るけど、追い詰める場所のない砂浜では難しい。中小のボラの群れも。大きなボラがバシャッと跳ねる。
おばちゃんとこに寄ったら、「あ、今日は遅かね。」時計を見るとすでに10時近くに。休みで遅起き、浜で大分遊んだからね。掘ってきた植物を見せたら、もう一つの種類を見て、「そら、アサガオ。(浜昼顔)」と。やっぱり前取ったのでよかったんだ。「前んとは根の短かったから、これば植えよう。」コーヒー飲んで釣りの話などして、おばちゃん「釣りに行きたかー。もう行ききらん。」もっと早くに親しくなってれば、ヨットも教えてもらったのになあ。体がいうこときかなくなって残念。一休みして帰ってきた。
雨の予報だったけどなんとか持ったのでふたりでせっせと庭仕事。ワタシは伸び放題の畑コーナーの雑草(ミント2種、ヤエムグラ、カラスノエンドウ、キイチゴ類イネ科のやつ、などせっせと引き抜き、育てたいバラやミョウガ、セリなどを救い出し、食べられてぼろぼろのクコの枝を根元から切り落とし、虫の付いた梅の枝を切り…。相方は伸びた草を刈りバサミで切る。前日までに切ったトゲだらけのナニワノイバラの枝とクコの枝をゴミ袋に長靴でギュウギュウ詰め込んで終了。
夕方温泉へ。ここもGWで夕食時間なのに多かった。大声で連れと聞きたくもない人の話などしゃべり続けるおばはん、ほかの客も迷惑そうだったけど、数十分後やっと出て行った。ほっとして外の海を眺めながら湯に浸かった。隣のふくよかおばさん、北九州は門司から友人と一泊で来たと言う。上がってからも残った4人でけっこう話が弾んで。日帰り温泉も一期一会の出会いが楽しい。

相方といろんな話をしながらの帰り道、庭仕事なんかで体を動かした後の温泉はいいもんだ。

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モゾエビも出てきた♪

2014-04-25 21:43:06 | 生物、自然
昨日は春らしい日差し、波打ち際の砂を踏んだら、わーっとスナホリムシみたいのが逃げた。ボラが跳び、稚魚の姿もちらほら、生物の季節だ。

今日は手網も用意して…水槽の魚たちの仲間が取れるかも?お城の藤もほぼ満開?今年は藤棚の大工事で柱の高さが上がったのでいつもより花房が短い。何年か前までは地面に着かんばかりに垂れ下がってたんだけど、年々短くなってきたような。木が年取ったのか、広がりすぎたのか。
でもいい香り♪クマンバチもブンブン♪そういえば、3日ぐらい前、木戸のそばの石垣に巣を作ってたな。穴が何個も空いてて、クマンバチたちが忙しく出入りしてた。触ったり、あわてて追い払ったりしなければ恐くはないけど、売店のお姉さんが上がってきたので、「入口の横の石垣にハチが巣を作ってるから気を付けて。取ってもらったほうがいいかも。」と教えた。えー!恐いですねと恐る恐る上がっていったので、ハチにはかわいそうだったかな。
昨日はパソコンの設定に電気屋さんに来てもらってたり(5年ぶりに買い替えた。初めてのLENOVOノート型)その前は福岡に行ってたり。で、今日見たら、ハチの姿はなくて穴だけ。

波打ち際のスナホリムシ?モゾエビ類を取ろうとボトルを見たら、あれ?持ってきた小さい網が…無い!またどっかで落としてしまったみたい。確かに紐を引っかけといたんだけど。何かの拍子に外れたのか…。しょうがない、コップですくってもまあまあ取れたからいいか。明日はしっかり金具で留めておこう。
釣り人一人。「釣れますか?」「ぼちぼち。」
海の家のおばちゃんが手押し車押して歩いてる。「天気いいから歩きよると?」一緒に歩きながら家に戻ろうとするので、いいよ、散歩してくれば、と言うと、うんにゃ、トイレに行ってきただけ、寄って行かんね、と。じゃあ、と一休み。「豆アジのあるけ、持って行かんね。釣りに行った知り合いに言うて持ってきてもろうた。釣りもんは味の違うもん。美味しか。網にかかったとは身のぐちゃぐちゃなるけ。」せっかくもらったんだから、いいよと遠慮したけど、味の違いのわかるかな、塩しといたけ、と、4匹袋に入れてくれたので、ありがたくいただいて帰ってきた。

帰ってからまたナニワノイバラの剪定。ちょっと、と思って始めたけど結局1時間以上やってた。こんな陽気になると庭仕事は楽しいね♪


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ナガミヒナゲシ♪友人

2014-04-23 10:25:19 | 日記
昨日は月一の整体の日、朝から福岡行き。民家の塀の際にさりげなく春の花。在来種のナガミヒナゲシもしっかり。家の庭にも散歩途中で空地から掘ってきて植えたら、小さいのがあちこち咲いてきてる。いかにも花壇ですというチューリップやパンジーはあまり好きではない。

前日夕方、庭のナニワノイバラの枝切りを、花びらが落ちて迷惑だろうとついついがんばってしまって。途中、駐車場に来た男性が、きれいですね、何の花ですかと聞いてくれた。トゲがこんなに強くなければちょっとラクなんだけどね。
で、整体では何しましたか?と言われ、昨日枝切り、あー、やっぱり、右の肩甲骨がパンパンで、股関節も来てます、踏ん張ったですね、全体ねじれてますと。行きますよ、ここだ!イテテテ…こんなにカタマリが、じゃあ周りから行きます、などと話しながら1時間、いつもの頚椎もしっかり整えてもらった。痛くない方法を勉強会でもいろいろやったんですが、やっぱり難しいところもあって、その時痛くなっても後で楽になれば脳が覚えてるからいくらかいいのかもと、先生も試行錯誤で真剣にやってくれる。

午後は耳垢詰まりの友人が車で迎えに来てくれて西新でランチ。「耳垢取った日はさ、両方がわーんてなって、慣れないから。で、その次に取って終わったら、こんなに聞こえるんだ!て思ったよ。耳鼻科行ったことある?」あるよう!普通。まったくあきれた。
もう一人の友人は認知のお母さんが、出かけると言うと、あんたばっかり、とかぐずるので、今日はやめといたほうが良い、ごめんと。二人の親とも認知が入ってて、ワタシの母とほぼ同じ年。そうしてみると、うちは腰は曲がってても本は読むし、一人で映画やお稽古に出かけていくし、落語にも喜んで来てくれるのでまだ大丈夫なのかな。えらい!
相方いわく、ワタシはおばあちゃんと一緒、遊んで歩っとるから大丈夫、とさ。
食事の後久しぶりに西新散歩、店もだいぶ変わったね。3人だとけっこう話が進むけど、2人になると基本趣味趣向が違うのであまり話もなくて(20歳前後のころは何度か一緒に旅行にも行ったけど)早めに切り上げて天神まで送ってもらってぶらぶらしてから帰ってきた。
そうだ、若いころ、なんで鬱々としてたかと言うと、まわりとかみ合わなくて、居所がなかったからなのだ。で、いろいろあって、そのうち、絵を描く友人がくれた「大学に行ったら?まだ国立願書間に合うよ。」(彼女は美大受験に失敗して就職していた)の一言でワタシの人生がころっと変わったのだ。結局その年はもう試験まで2ヶ月ぐらいしかなかったから間に合わなかったけど、手ごたえはあり、一年予備校に通って文系の東京の私立に通うようになったってわけ。たくさんの出会いとカルチャーショックとそりゃあそりゃあ濃い学生生活だったのでやっぱり福岡に帰ってきて友人に会うと楽しいけど、物足りない感はあった。
人生いろいろ、幼なじみ、転勤で知り合った人、いろんな関係で話の通じる人、それぞれ自分とリンクするところがあれば尊重しつつこれからも楽しくやっていけるだろうね。
そんなこと思った一日。
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ちりとてちん落語♪昔語り

2014-04-21 13:04:40 | 日記
昨日は老舗有名旅館の落語会。福岡の母も呼んでちりとてちん弁当をいただいて館内をぶらぶら。母曰く「昔の女郎屋さん」なので数十年前住んでいた時は近くても行ったことは無いという。お祭りの後は男どもがわーっと行ったらしい。庭園を見ながらの回廊を通る複雑な造りの建物、客同士顔を合わせない工夫らしい。
今は焼き物作家さんの展示場もあって上品な隠れ家の宿、有名人はたいていここに泊まる。もちろんゆかりの潜水のジャック・マイヨールも常宿だった。
落語は桂南光さん、たっぷり時間を取った2席、面白かった!!今回は第一回だそうで、また続いて行きそう。楽しみ♪
夕方いろは島温泉へ。先週は棚田に水が入っただけだったのに、もう小さな「働く車」が入って田植えが始まっている。機械が入れないところは手植えだろうな。
6時の食事時を過ぎてたので貸しきり状態、ゆっくり海を見下ろしながら温まった。

今朝は曇り。ヒドリガモの旅立った後の町田川にはマガモが5羽、コサギ。松林で、もう盛りが過ぎたかなと思うピンクのオドリコソウの群生、海の家のおばちゃんと自分用に大目に摘んだ。
浜では東のしっかりおばさん夫婦。おばさんはもう裸足になって歩いてる。
海の家のおばちゃんとこで花瓶の水を取り替えて挿したら華やかに。「葉っぱをかじったらシソのごと匂いのするね。」「あー、毒はないし、似てるかも。種がもうできかかってるから、終わったらどっか放っといたら来年咲くかも。うちも出てきた。」「種まこうかね。」
で、昨日の落語会の話。母によると、あのあたりにイリコ屋さんがあって、おじいさん(父の父)の友人で遊びに行っては囲碁などしてたとか。
おばちゃん、「あすこは海苔もしよったもんね。同級生のおったけん、網を引く時ゃ、バケツ持っていってさ、引っかかった細か魚入れてもろうた。海苔も網にかかるとよ。網に乗るなて怒られよった。海苔んときも手伝いに行った。斜めになった御簾?に広げて、乾いたら縮むと。で、御簾の端を引っぱったらパラって取れると。もう海苔は止まったけど。」
「あすこは舞鶴橋の出来る前は島だったとよ。渡しでね、駅まで行きよった。一回、姉さんの、博多に行こう思うて、乗り間違えて伊万里まで行ってしもうたよ。」
「女郎屋ね、もう一軒あったね。それと○町も。競艇場のあったけん。おばさんの、○○田ん方におって、時々手伝いに行ったら、あっちにも何軒か女郎屋のあって、女ん人の歩きよったら、バカが、子供んできよった、用心せんけ、とか大人が話しよるとば聞きよったと。」
などと、笑いながら話してくれた。庶民の歴史の証人。
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