コロナ不安で福岡にはほとんど行かなかった(車以外では)けど、孫も来てくれた後だし、高速バスで映画を見に天神へ。バスは混まないし、天神に着いてからキノシネマ(警固)まで歩き。街は以前とほぼ変わらず人が多い。みんなマスクがオシャレ、都会だね。ワタシはふつうの不繊紙のだけど、もっと手作りのかわいいのにすればよかったかな。何か月か見ないうちに街のお店が変わってるし、新しいビルが建ったり、建設中だったり。
映画は「博士と狂人」オックスフォードの英語辞典の編纂を任された博士号のない叩き上げの学者とエリートで心を病んだ殺人犯の関係性がどんどん進む一方、古い体制側との闘い、殺人被害者の妻との関わり、当時のイギリスの事情ほか、複雑に絡み合って。二人の役者が鬼気迫る、いやすごい作品だった。ただ、アメリカ映画だからさ、残虐な、目を覆うシーンも結構あって、苦手なワタシはうう、ヨーロッパ映画が好きだあ!と後で思ったけど。
映画館はまだ開館して一年もたたないから、いつも行くKBCほど集客力無くて、空いててよかった。同じビルの一階のフライングタイガーをちょろっとのぞいて小物買って。それから次は舞鶴のギャラリーまで歩く。いい天気なので、スイスイ歩いてると、つい通り過ぎ、移転した大名小学校と舞鶴小中学校がつながった新しい巨大校舎に行き当たった。グランドは屋上にあるらしい。こんな街中ではそうなるよね。ほー!とか感心してそれからギャラリーへ戻った。
前にナマケモノの小作品を買った柏木奈々子さんの個展。ギャラリーのマダムは覚えていて、お母さまはお元気ですか?(絵を引き取りに行った時、母と相方も一緒だった)いろいろお互いの親世代のこととかも話しして。やっぱり好きな絵(日本画)だなあ。ナマケモノを飾っている家の壁面の写真を撮っていったので、それぞれの作家さんの話とか。
生アートはいいね。もうひとつ見たいギャラリーあったけど、夕方になったのでやめて、大名の登山専門店へ。軽い山歩き用靴を買いたかったけど、客が意外に多くて店員さんも忙しそうなので、つらっと見てだいたいの見当つけて次回、ということでバスセンターへ。空腹に気づいて、パン屋でカマンベールクルミパンを買ってバスへ。
夕刻の博多湾、玄界灘を見ながら帰ってきた。行きのバスでは松浦川を橋で渡るとき、カモの群れが浮かんでた。遠くて種類はわからなったけど、ヒドリガモの可能性大。もう渡ってくる時期か。
相方は留守番で郊外の農家のばあちゃんの店や、直売所、スーパーを回ってどっさり農産物を買ってきてくれた。夕飯はボラの刺身、美味しかったよ♪