気ままに♪遊歩と小生物の日々

北部九州海沿いの小さな城下町で小動物(海系、カメ系)と共に楽しく暮らしています。

良く降った!

2016-08-29 11:24:27 | 生物、自然
昨日の雨はもういい!と言うくらい降った。はけきれない雨どいの水がドードー滝になり、庭はもう大喜び、たっぷりと保水した草むらで高らかに秋の虫が歌う。東京の姉がわざわざ土付きで持って来てくれた白い花(マツリカ?)が初めて咲いた。何年ぶりかで目の前を1m位の青大将(たぶん)が横切って行った。アマガエルが鳴かないと思ったら、食われたか?

今朝はどうかなと空を見ていたら、少うし明るくなってきたので、フード付きの上着のポケットに折りたたみ傘を突っ込み、散歩に。町田川は満潮。にしてもいつもより潮位が高い。大潮かな?大雨で山からの水が多いのかな?
風の強いこと!台風みたい。お城下の松葉掃きのおばさんたちは枯れ葉や枝を掃き集めるのが大変そう。
松林の側溝溜まりの水は満杯で石につかまって顔を水面から出し、後足をぴろ~んと伸ばしたカエル君が丸見え。大きくなったね。
強風が襲い、帽子は押さえても飛びそうだし水汲みも無理。せめて荒れた日の面白い漂着物はないかと歩いてると、ぽつりぽつりと落ちてきた雨が、あっという間に横殴りの豪雨に。だーっと砂浜を走ってあずま屋に逃げ込んだ。横降りなので屋根の下では濡れる。濡れにくい側の柱の陰で通り過ぎるのを待った。
気温はまた下がり、うすら寒いので、海の家のおばちゃんとこでコーヒーもらおうと急ぐ。あ、カメさんのプールの水がいっぱい!顔出して背伸びして必死で泳いでる感じ。栓を抜いて水を減らしたら、飢えた様子で寄って来るので家の中にあるエサをパラパラ入れたらガツガツ食った。おばちゃんはまだ出て来ないけど、寝室からテレビの音がするので、窓をコンコンたたいたら、「起きとるよ~。」と出てきて、「雨の降りよるから、来らっさんと思うた。」「いや、出たときは青空も出とったから。途中で降られて雨宿りしとった。」
昨日はあの雨の中、ペーロンレガッタ大会予定通りやったらしい。「みーんなずぶ濡れ。濡れたまま入ってくるけん。」「てっきり中止かと。」「雨ん中、テントでバーベキューしよるとのおると。誰ねて聞いたら、(海上)保安庁て。毎年しよるけ、楽しみにしとるとね。」
夏休み最後のイベントだったんだね。

写真はお城下から見下ろす海。
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こんな一日

2016-08-27 21:15:17 | 日記
 
5時50分目覚め、ベッドサイドの網戸越しに空を見る。曇り。風が吹いてる。雨、降ってくれないかなあ。トイレ、起きてきた相方とラジオ体操、ちゃちゃっと洗面、鉄瓶で湯を沸かし、紅茶を淹れる。濃い目でミルクティー。相方には昨日半分食べた片割れのよく熟れたキーウィを、「昨日出そうと思ったっちゃ。」「なんも聞いとらん。」町内の会議?で夜出かけていて、カレーは作ってあるよとメールしたけど。ワタシはナッツをポリポリ、で散歩の用意。行くよ、と言うと、「その前にトイレ。」と相方。待つ間、昨夜洗ったままの食器をしまい、洗濯物をたたんでると出てきたので戸締りして出発。相方は姪の結婚式のため4泊東京で延泊して、2週間ぶりの散歩。庭は今日も日照りでカラカラ。
お城下の松葉掃きのカメおばさん、「うちのカメがですねえ、この前、立ち上がって人間みたいに手でフタを持ち上げるとですよ!」「カメは力、強いから、逃げますよ。しっかりフタしとかんと。」「そうですねえ。もう、立ち上がって、それが可愛いと!写真、撮っとかんばね。」可愛がってもらって幸せなカメくん。
松林の通り道は、ノラ猫が砂にウンコをするのでうっかり真ん中歩けない。相方「通路にするとはなんてヤツだ!」ちょうどきれいな海砂だもんねえ。
海は白波、帽子が飛びそうな、いや「空も~飛べるはず~♪」体が飛びそうな北寄りの風。台風の影響もあるんだろうな。西も東も空は黒っぽい灰色の雲に覆われてる。少しだけモゾエビ取って水汲んで帰ろう。海の家のおばちゃんは起きてるはずないから、公衆トイレ横の水道で足洗って帰ろうとしたら、お~いいと何かの声が。相方、振り返って「おばちゃんが呼んどる。」起きたんだ。戻ると、「通り過ぎんで。まーだ(旅行から)帰っとらっさんかて思うとった。」「ワタシ、暑いから早く出ていつも8時過ぎから半くらいにここ、通るから、まだ寝とるねーて。」「起こさんね。8時過ぎには起きとる。ばって、この前は九時にヘルパーの、開けてください~て起こされた。」
久しぶりにネスカフェタイムして帰ってきた。

相方は熊本復興支援のチャリティーコンサートに出演のため、昼ごろお出かけ。
ワタシは4つの水槽の水替え、掃除、メンテナンスしてエサやり。カメたちを外に出し、エサを置く。
庭の切り忘れた枝をまた脚立でチャッチャと切り、植木鉢と、隙間の草を取る。これでまたゴミ袋大がいっぱい。
食洗器機のお湯管とタイルの隙間から上がって来る小さいアリ退治。「アリメツ」という毒餌を置いて、隙間をパテで埋める。ついでに食洗機裏を掃除、包丁置きも洗う。でも、小さい小さいアリなので、いくら隙間を埋めてもどこからか出てくる。困ったもんだ。
洗濯、干し、たたみ、しまう。包丁をちゃちゃっと研ぐ。
買い物はいつものの魚屋をのぞいたら、あまりなくて、商店街の魚屋でいっぱい出てた一匹180円のイッサキを2匹、煮つけ用に処理してもらう。いつもの野菜屋でサツマイモとえごまの葉。おじさん、「えごまは肉を巻いて食べると?」「いや、ジュースに入れる。」「なら、持って行かんね。もう売れんし。」と、最後のえごまをくれた。100円のが2束♪わあ、悪いね、ありがとう!ともらった。
帰ってから売り切れないうちに、お気に入りのパン屋へ車で。セ~フ♪最後のバゲット。相方の好きなくるみあんパンと、ワタシの好きないちじくナッツもゲットして帰る。
座卓上の山を、来客時にまとめて寝室に移動したのを引っぱり出して整理。美術館のチケットやら、映画のチラシやら、普通の人は捨てるんだろうけど、ワタシはなんか捨てられなくて、ホルダーにだいたいの年代順に分けて入れる。ほう、この時、これ見に行ったんだ、とか、つい見入ってしまったり…いかん!これでは片付かん。とかほかにもいろいろ雑事があって。
夕飯はご飯炊いてみそ汁作って、イッサキを煮る。相方は遅くなりそうなので先にいただく。旨いよ!イッサキ。
それから、サックスを30分ほど吹く。レパートリーの6曲ぐらい、気持ち良く♪
そんな昨日の一日。
写真はアクアパーク品川。
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アカアシシギ?留守中の水槽

2016-08-25 14:26:51 | 生物、自然
波打ち際の旅鳥、足の赤いのはあんまり見ないからアカアシシギかな?昨日は2羽で、もう一羽は灰色の羽だった。ピュイー♪と可愛い声で鳴いてた。
この人間は無害と認識したか、昨日よりも近く(2,3m)に行っても逃げないでさかんに口ばしを突っ込んで食事しながら歩いてる。
8時半ぐらいに海の家の前を通ったら、外のカメさんたちの水が汚れていたので、ホースで水替えをしてやった。上品わんこ奥さんが立ち止まる。「あらー、(カメの家)大きくなったのね。」「古いのを買って、周りは大工さんに断熱と色も塗ってもらって。」「水きれいになってカメさんも気持ちいいね。」「井戸水だから冷たいよ。」手にかけると、「わあ、気持ちいい。」「水道水はお湯だもんねえ。」「○○さんはまだ寝てるから、替えとこうと思って。」「まだ寝とらす?」「この時間はね。」東京から帰った先週末から散歩には毎日出てるけど、この夏の暑さにはたまらず、できるだけ太陽が低いうちに済まそうとなると海の家のおばちゃんが起きてくる時間には合わない。

夏場の旅行で心配なのは水槽。漏電してないか、捕獲して育ててる生物がどれだけ留守に耐えられるか、可哀そうだけどサバイバルなのだ。もちろん、留守用の固形エサは入れてるけど。
今回は、2年物のコショウダイの60cm水槽は、今年取ったコショウダイは全滅、アワビはひっくり返って死んでるし、ナマコ2匹は消えた。ナマコ、コショウダイが食ったのかな?人間が食べるから旨いのかも。(ワタシはダメ!)11匹居たゴンズイは5匹に。
釣り人からもらったタイは旅行前に☆に、その水槽にいたゴンズイ2匹も消えた。大きくなったのはカワハギ。クロ(たぶん)2匹の水槽はゴンズイ2匹が太って大きくなってた。
アワビはついに残り一匹になったので、昨日乾燥ワカメを買ってきて、いっぱい入れてやったらかぶりついて食ってた。
勝手に取ってきた生物たちだから、できる限り幸せに暮らしてほしいね。
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今日も晴れ

2016-08-23 11:47:30 | 生物、自然
昨日は夕方東京の甥が久しぶりに(もしかしてこの家は初めて?)来た。子どものころは家の見回りと庭仕事、墓参りに時々おばあちゃんに連れられて来ていた。当時から必ず食べていた美味しいラーメン屋さんに行こうと汗かいて歩いて行ったら、「あ、のれんが出とらん。」「休みだあ!昨日、確かにとんこつの匂いはしてたんだけどねえ。」臨時休業の貼り紙を、ワタシが見間違えてた。ごめんごめんと、戻り、急きょウナギ屋さん。人気の老舗で土用の丑の日、週末、お盆と混んでたけど、ピークは過ぎて先客無し♪少し足の悪い甥を見て、おかみさんが一階のテーブル席に案内してくれた。美味しいウナギを食べながら鉄ちゃんの甥の旅行話などで盛り上がって。家でコーヒー淹れて続き。スマホの写真見せてくれて、旅行の情報も。鉄道のいい写真撮れる場所って限られてるから、何時間も前から場所取り、たいていは店もなく、コンビニあっても遅くいけば食料が手に入らず食いっぱぐれることもあるとか。
来るときはもちろんJRで、帰りは早くて便利な高速バスで福岡に帰って行った。

今朝は早起き、6時前にラジオ体操、庭の水やり、ゴミ出し。
散歩に出たら、お城の下でいつものおばさんに会った。「いやあ、久しぶりやね。」「元気しとった?お盆は?」近況報告して別れた。
海は風が強く、波が来て透明度は悪い。海草や牡蠣殻が打ち上げられてる。アオサギが一羽、波打ち際に。海での狩りは川ほど簡単じゃないぜえ。ゴンズイ玉はいくつも来てるけど、あんなもん食ったら喉刺されるだろ?鳥は平気なのかな?
もぞもぞエビを取り、水を汲んで帰る。今日も早いので海の家のおばちゃんは就寝中。ペーロン船が置いてある。週末はイベントかな?
W高生がぞろぞろと群れをなしてお城の隣の校舎に向かって行く。駅の方からスクールバスも連なって。もう新学期?親はバンザーイ!だね。
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夏休みいわき編

2016-08-22 13:05:57 | 旅行

東京に台風直撃?今日昼はいわきの姪が東京で結婚式。ワタシが先に帰った後も東京に残っていて出席予定の相方、今朝メールで聞いたら、どしゃ降りの中、式場へたどり着いたと電話。ずぶぬれでスーツケースも下の方から水がしみ込んだって、相当な降りだったんだ。長崎の姉さんは?と聞けば、飛行機は飛ぶって、とのこと。その後、飛行機は飛んだけど、降りられず引き返した、残念、と。新郎新婦と親は着いたらしいから、今ごろ宴たけなわかな。

写真はいわきの家からずーっと山の方へ行った入水の鍾乳洞。相方は子供のころ行ったことがあるそうで、当時はわらじを借りて入ったとか。この日は予想外の混みよう。係のお兄さんから注意事項など説明を聞いて入るまでに40分ぐらい待たされた。狭いところを行き帰りの人が譲り合いながら進むので入場制限。入り口で待っていると中の冷気がひや~っと。出てくる人の中には尻まで濡れてるのや、すりむいたか、足にけがしてる子も。けっこう家族連れが多い。ワタシらの後ろに並んだ若者4人組は楽しそうにワイワイと妄想に話が盛り上がってる。やっと入場。初めは明かりがついてるのでラク、でも足元を流れる水温10℃、かなり冷たい。でも聞いた通り、そのうち慣れてくる。というか、すべらないよう集中して歩くので、寒さはそう感じない。楽々コースの先からは、ろうそくに火を点けていざ!初めはそうでもないけど、だんだん狭く、横向きになったり屈んだり、登ったり下りたり、水に服を漬けないように細心の注意を払って進む。戻ってくる人が来たら立ち止まってすれ違い。それでも頭や背中がたまにガシ!と岩に当たる。ロウソク持って先を行く相方はイテ!とよく当たる。ワタシは小柄で身は軽いのでけっこう狭いとこもスルスル行ける。体格のいい人は大変だ。子どもがきゃあきゃあ興奮したり、ここから先、狭いから無理無理、待ってる、と言う人やけっこうみんな楽しんでるね。一度火が消えたときは、後ろから来る若者に火をもらった。奥に行くにつれ、交通渋滞。「胎内くぐり」という2カ所の難所あたりは這いつくばって、足は慣れたけど手を浸けると冷たい!。それでも少しずつ奥へ奥へ。ようやく行き止まりのかぼちゃ岩。それから帰りはわかっているからけっこうスムーズに。すれ違う人には、もう少しですよ、なんて余裕の声かけたり。
外に出たらまぶしい!暖かい!めっちゃ面白かった!!遊園地なんかよりスリルあって楽しいよ。

翌日はお昼に相方の後輩の店にパスタを食べに。何十年ぶりかでミートソースを頼んだら、旨かったあ!!だいたい、美味しいと言われるイタリアンでも、あ、家で作れるな、と思うけど(なんちゅう思い込み?)このソースはゼッタイ作れないと思った。さすが東京の老舗で修行しただけのことはあるね。あの地震で海辺のお店をそっくり流されてしまってから街なかで再出発、腕一本で生きて行く、たいしたもんだ。サービスでコーヒーもいただいて、満足。
この日は予定はなかったから、相方の子どものころの遠足コース、水石山へ。家から見える山、もっと低いのかと思ったら意外に700m以上あるって。すれ違う車もない山道をどんどん上っていく。「上には馬がおって、弁当食べよったら、ヌ~と出てきて、食べられると。馬だ~!て逃げよった。」「馬って弁当食べる?あ~、おにぎりは植物製だもんね。」と勝手に納得。で、期待してたけど、途中「公共の場所での放牧は禁止されています。」の立て札があってどこにも馬はいなかった。残念。代わりにテレビや携帯の?アンテナがいくつも立って、とても遠足で行くような場所ではなくなっていた。駐車場も草ぼうぼう、ポットントイレの手洗いは水も止められてた。遠く見下ろす平野の向こうに太平洋の白波が見えた。
母親も親友も亡くなり、もう来る理由が無くなったなあと言う相方の懐かしい故郷を見てきた。
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